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2015年2月28日

吉祥寺ぶらぶら

友達がアメリカに行ってしまうというので、(まぁもうちょっと先ですが)
ちょっとランチを一緒に、と言う事になりまして、吉祥寺で待ち合わせ。

久しぶりに心のスープカレーを食べて、お茶を飲もうと喫茶店を探す。

少し前に行った喫茶店(と言うかカフェ)はなんだか行列してて、
そこから色々と彷徨うことに。

じゃー、ビレバンでも、と向かった所、調理師専門学校の建物で何やら展示会みたいなことをやってて、一般も入れそうだったので入ってみる。

調理師専門学校の展示って?と思われるだろうが、
まぁ料理を展示してありまして。
行ったのが午後だったんで、大体の食事は乾いて見た目「おいしそう」なものは(残念ながら)なかったんですが、盛り付けとかはやっぱり色々あり。

いや、学生の自由なパワー、恐れいりましたわ。

特に中華部門。

写真を撮ってなかったのが残念。

展示だから、お品書きがすごく凝ってたりもするんですが、
ある学生は、クロッキー帳を一枚破って、たたんで、ボールペンで走り書き、と言う驚愕すべきお品書きだった。

やる気ないだろ、キミ。

後はディスプレイの紹興酒を「ウーロンハイかよ」って感じでデカいコップに波々注いだのを飾ってたり、蛍光色の毒々しいコース料理だったり。

中には配置のセンスがある子もチラチラいたんだけれど、
やぶれかぶれみたいなののほうが面白いっちゃー、面白い。

いやー、いいモノ見たわ。

---
家に帰って、Wowwow無料に申し込んでいたので(と言うかコレに合わせて申し込んだ)キレイ再再演を見る。

どうしてもハリコナ(小池徹平)を見たかった。

というか、阿部サダヲじゃないハリコナがどんなもんなのかを見たかった。

まぁ、頑張ってましたが、やっぱりはまり役だったので、阿部サダヲのほうがよかったかな。

主演の多部未華子も頑張ってたし、うーん、私は蘭々よりは好きだったかもだけれど、どうしてもオキメグ最高、となってしまう。

まぁ、私的には1>3>2ってな感じの順番になるかなぁ。

名作ですけどね。

1、2、3のベストメンバーでやればいいと思う!(俺内妄想)

っていうか、キレイのサントラ(初演)がアマゾンで10万だった。

アマゾンは言い値なので10万で売れるとは思わないけど、幾らなら売れるのかな。。(持ってる)


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2014年12月15日

気が付くと

後二週間とかで今年終わりじゃん?

もう、早いなんてもんじゃねー。

そして今年の大晦日こそ、憧れの地、千駄ヶ谷の鳩森神社に行きたい。

来年こそは、一基に初タイトルを。

鳩森神社は去年も行きたいと思いつつ、地元をまわるのがせいぜいでした。

この「休みは外に出たくない」病はいつ治るんでしょう。

っていうか、なんか小さいころからそうだから、病気じゃなくて性根だという説。

しょうがないのかね。

---
万獣こわいのDVD、三周目です。

だってコメンタリーが2つあるんだもん。

昨日は新太くんと成志のコメンタリを見た。(生瀬さん欠席!)

今日はゲスト三人のヤツ見てるけど、多分前半終わったトコで寝るでしょう。

何回見ても本当に怖い芝居です。


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2014年12月13日

やっぱり万獣こわい

春頃に見た、今年の私の中でのナンバーワンアクト、万獣こわいがDVDになったので、
頑張って買ってみました。

さて、鑑賞、と思い、ノートPCに突っ込むも、再生されず。。。
しょうがないので既にほぼ封印されインターネットにも繋がっていないデスクトップXP機を立ち上げ突っ込んだら無事再生されました。

そして今前半見終わったところ。

やっぱり怖い。相当怖い。すごく怖い。

怖いけど見たほうがいいよ。

はぁぁ。後半見ますー。


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2014年10月18日

社長吸血記

先週から今週の(私にとっての)強行軍も今日で終わり。

強行軍最終日は、社長吸血記。ナイロン。久々。

今回は三宅さんも出るので、楽しみにしておりましたが、
いかんせん、体が疲れており。

十分に楽しめなかったかもしれないな。

以下ネタバレあり。

東京は明日で楽日ですが、この後地方をまわるハズなので、
ネタバレいやな方はここでさよなら~。

---
舞台はビルの屋上のワンシュチュエーション。

昼休みと思しきサラリーマンがうだうだと。
どうも、社長が蒸発したらしい。
また、社員の一人も自殺してしまい、奥さんに死因を怪しまれているという状況。

物語が進むうち、その会社はお年寄りを食い物にしている詐欺会社(しかも、男女社員による枕営業が当たり前)で、警察の人間もそれに加わっている状況であることがわかってくる。

そんな会社のギスギスした会話劇と、以前その会社にいた人たちの夜間の同窓会的な集まりとが絡みあうような、そんな話。

いやもう、ギスギス。
夜の同窓会は、ナンセンスな会話で進む。

ナイロンにしては短めの芝居(2時間半弱)だったんですが、すげー長く感じてしまった。

そして私の回りで漏れるため息。
私もため息。

これは元気な時でないと無理ですわー。

もー、クズしか出てこないw(後、頭のおかしな人w)

全員みのすけだと思っていただければ伝わりやすいかもしれん。

虫ですよ。メンタルが全員虫。(後頭のおかしな人々)

終劇付近で気が付くと奥のビルがものすごく傾いていた。
あれはいつの間に傾いたんだろうか。

まーでもケラがやりたいことはよく出来てたと思う。

それを面白いと思うかどうかは別にして。

私は、ちょっと合わなかったかな。

なんだかんだ、年をとったからか、いい話が好きなのかもね。

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下北で出口を間違えてしまい、北口から南口に向かっていたら、
大船渡のバザーみたいなのやってて、三陸ワカメ大好物なので、わかめ買っちゃった。

しかし、下北はこの後どうなってしまうのだろう。

工事中のアレコレを見ながら、ちょっと暗い気持ちになったのでした。

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竜王戦の第一局は、なんと初挑戦若手の糸谷七段が制した。

下北の駅降りたトコで森内竜王が投了するのをしかと見た。

今回は、糸谷七段を応援してしまっております。

将棋観戦は楽しや。


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2014年8月 2日

ラストフラワーズ~大人の新感線

大人計画と新感線の華麗なる(そしてお高い)コラボ。
それが大人の新感線。

脚本が松尾スズキで、演出がいのうえひでのり。
出演は古田新太、阿部サダヲ、宮藤官九郎、皆川猿時、粟根まこと、松尾スズキなどなど。

これは見るしかない。高いけど、と思いつつチケットがゲット出来たので見てきました。

パンフレット1800円。(欲しかったけど我慢)
場所は1月に3回ほど行った赤坂サカス内の赤坂ACTシアター。

赤坂に行くときは、定期も使えて乗り換えも少ないので山手線の原宿乗り換えで行くのですが、今回なんと山手線が車両事故だかで見事にストップしたため、途中で地下鉄に切り替えました。

余裕持って出てよかったよ、ホント。

始まったばかりなので、これから行く人は読まないように。
以下ネタバレ含みます。多分。

最初はいきなり大人なムード(大人計画なムードではなく、18禁(ってほどでもないかな)なムードで始まります。

ヤクザの親分のモノローグ(じゃないけど)。
時は25年前。まだチンピラだった親分さん(橋本じゅん)は、一攫千金を夢見てヨーロッパ(だったと思う)のある国(名前失念。架空の国名。DなんとかLAND)のカジノへと妊娠中の妻と向かう。
途中でテロリストに捕まった親分夫妻。
進化工学者(粟根まこと)に「地球上の進化の研究の人体実験に使うため、妊婦を探している。妊婦を差し出せば命は助ける」と言われ、自分の妻を差し出す親分さん。

実験に成功すれば、脳を格段に進化させることが出来、人類は新たなステップへと一足飛びに向かうことが出来るという。

そして25年後。

という感じのプロローグ。

ヤクザ同士の抗争、かの将軍様率いる某国を色濃く思わせる国の思惑、秘密の公安組織(後にボランティアと化す)などが絡み合いーの、大人なシーンありーの。

一部と二部があったんですけど、一部が終わった時「これどうまとめるの?」と思ったりもしましたが、最後はきれいにまとまってました。

古田新太の最後のセリフでうるうるっと来たんだけれど、何かに邪魔されたわね。(うろ覚え)

全体的にいのうえ芝居風味で(しょうがないよね、演出いのうえさんだから)、味的には、新感線が濃かったと思う。

土台は(脚本は)割といかにも松尾さんなんだけれど、やっぱりこうなると演出が強いな、と。

まだ最初の方なので、練りきれてない感はありました。
最後の方に見る人の感想も聞いてみたい。

隣の男性は爆睡してましたね。

私は全体的にまぁ面白く見たんだけれど、ゆるさはあったかな。

キレがある感じではなかった、かと。

っていうか、某国パロディがもう。。
今この時期にいいのかな、いいのかな、いいのかなって思いながらやっちゃうのはいい姿勢だな、でもこういうのでやや腰が引けてしまうようになったのは、私が年をとったからかしら、とグルグル考えてしまった。

っていうか、その国の名前、「オンドルスタン共和国」ですよ。
首都の名前はビョンヤン。

ああこわいこわい。

この同じ芝居の演出を松尾スズキがやったらどうなったんだろうなぁ、という興味がつきなかったです。(いのうえ味が濃すぎて)

もう少しロマンティックになったんじゃないだろうか、と想像する。
(ロマンティックな芝居好きなんで)

まぁ、珍しいものが見れてよかったです。

っていうか、私一人でも、古田新太に手を振っちゃうんだなぁって思いました。

平岩紙のタンバリンさばきに是非ご注目を。
あれはすごかったよ。


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2014年3月29日

万獣こわいは本当に怖かった

パルコ・プロデュース、ねずみの三銃士の三作目。

前回の印獣は、とにかく「三田佳子が出てた」という事しか覚えてないぐらい私の中では印象が薄く。
前々回の鈍獣は度肝を抜かれ、スゴイスゴイと思った。

そして今回の万獣こわい。
とても面白かったので、そして地方を色々回るので
「どうしよっかなー」って人は何を置いても観たほうがいいです。

これから全国を回るので、ネタバレが嫌な方はここでさようならです。

あ、パンフレットは1500円。袋は言えばくれます。
そして、ゆめゆめパンフレットを観劇前に見ないように。
パンフ内でネタバレがソコソコ豊富です。

不倫のはてに奪略婚をした、マスターと陽子は、不倫で出会った会社を辞め、小さな喫茶店を始めることにした。
その開店の前日、ハロウィンの日に、少女が助けを求めて喫茶店に来た。

その少女はヤマザキという男に7年間監禁されていたという。

北九州監禁殺人事件を下敷きにされた、という芝居は、笑いを随所で取りながらも、本当に怖い芝居でした。

あーー、こんなの久しぶり。

あの状態に置かれたら、自信ないわー。
怖いな、人間。

北九州監禁殺人事件は、報道規制が掛けられていて広く知られる事はなかったということだが、かなり陰惨な事件だったという。

興味が出たので、ルポ本をポチってみましたが、また闇に引っ張られるかもしれんな。

芝居は非常に良く出来ていて、本当に面白かったです。
怖いけど。

小池栄子のタコ踊りが輝いていました。
古田新太が演じている時のヤマザキがホントちょー怖い。

舞台の最初で歌い踊られた「ねずみの三銃士のブルース」がもう一度聞きたい。
後、人間の体内の水分は60%のうたとか、ABBAっぽい数々のうたとか。

CD出してくれないかな。

DVDが出たらこれは絶対買います。

---
今日は電王戦第三局でしたので、午前中は家で観戦。
昼は芝居でしたので、行くまでや休憩中とちょくちょくチェックしてました。
休憩中にもう既に2000点ぐらい離れていたので、これは芝居が終わる前に終局するかと思ってましたが、芝居が終わってもまだやってました。
でも、その後すぐ終わってしまい、気を抜いていた私は投了の瞬間は見逃しました。

今日は、人間側の圧勝でした。

よかったー。

次局、森下先生にも頑張って欲しい。欲しい。


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2013年7月12日

わが闇 再演

初演は二回見た気がします。

春の嵐のシーンで泣いた。(コレはハッキリと覚えています)

今日は一番まえで見ました。(取れちゃったのです)

大倉さんの破壊力は全く衰えてはいなかった。

そして、これは家族と他人の優しい物語であったのだな、と思い出す。

前回も階堂にキュンキュンしたけれど、今回もキュンキュン。

一緒に行った友達はだめんず萌えらしく、実は借金を抱えてた、という設定の岡田義徳にキュンキュンだったらしい。

まともな道を歩んで欲しい、と心から思った。

初演から好きだったですが、再演見てよかったな。

前回は、みのすけと坂井さんのバトルのシーンで家鳴りに合わせて家全体が歪むという演出があったと思ったのだけれど、今回も歪みました?

よくわからなかった。。。

いずれにせよ、いいお芝居を見ると、元気がわいてきます。

たくさんの拍手を受けて、カーテンコールは三回。

パンフレットは1500円。

太巻(モデルの方)がケラと対談してました。


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2013年4月 5日

ゴドーは待たれながら プレビュー公演

発売日後にどうしても見たくなったのですが、チケット完売。

その後プレビュー公演が決まった際にチケット入手で行って参りました。

デカメロンも行ったし、わが闇も行く予定なので、一応ナイロン20周年記念公演はコンプリート予定。

よかった、あの人が出てなくて・・・。

ゴドーは明日初日です。

今日はプレビューだったので、終劇後に、客席の一番後でケラが「アンケートを書いて帰ってください!」と拡声器でお願いしていたので、私には珍しく感想を書いて来ました。

この芝居が後日どうなるか、非常に知りたいが、残念ながら見れない。

以下感想ですので、未見(ほとんどの人がそうだろうと思う)の方で、真っ白な頭で見たい方はココでぐっばい。

これは、寝る人は寝てしまうだろう、と思う。

大倉さん、ケラ、いとうせいこう、とくれば、爆笑の渦の芝居、みたいなイメージがあると思うが、
ゴドーを待ちながらがベース(っつーか待たれてるゴドー側の芝居)でして、実にゴド待ちのにおいが濃厚。

時間は15分の休憩を挟んで2時間。

一幕は、「うーん、一人芝居ってやっぱりツライのか」の印象。

元々私は一人芝居が苦手で避けてきた部分がある。

概ね一人芝居は退屈なのですよ。役者の力量いるし。

大倉さんはその辺どうやるかなと思ってたんだけれど、ややツライ。

ずっと「きたろうさんはどう演じてたんだろう」というのが気になってた。

後、私の前に座ってた頭の大きな座高の高い人も寝ていた。

っていうか、頭のおかげで舞台が見づらかったのだが、急に視界が快適になったので、おかしいなと思ったら寝てた。前の人。

ぞのままずっと寝てればいいのに!と心の中で思いました。

しかし、二幕で急激に面白くなり、かなりの満足度でした。

待たれる人間の待たれることにより保たれるアイデンティティとそれを捨てきれず動けない葛藤。

腹は減るし、眠れないし、待たせていることによる焦りもあるが、それはそれでぬるま湯で、出るに出られない。

もう誰を待たせているのか、いつどこで会う約束をしていたのかも曖昧になり、靴はサイズが合わず、出掛けられない。

いや、靴など履かずに出ればいいのに、それを言い訳に出られない。

自分に問いかける質問が実に哲学的。

っていうか、行ったり来たりの袋小路。

まるで今の我が身のようでした。

これがゲネプロだとしたら、楽日にはどうなってるのか、とても気になる。

脚本がすごく面白いので、爆笑!を求めなければ、すごく面白いと思います。

爆笑する芝居ではない、と思いました。

シニカル。

オススメです。

---
帰宅すると、スイちゃんは眠いのも手伝ってお怒りモード。

今日のゴドーの芝居の感想と謝罪を延々とスイちゃんに向かって話す。

寝かせた後に「サビシカッタネ-」と言っていたのが面白かった。

面白い鳥だな、君は。


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2013年3月22日

デカメロン21

ケラが見に来い見に来い言うし、チケットも大きく余ってたようなので行って来ました。

あ、ケラが来い来い言ったのは別に個人的なアレではなく、Twitterで「ぜひ見ていただきたい」と連呼してただけなので。(いちおう)

10日ぐらい前にとったのに、楽近くでF列の真ん中席。

どれだけ売れてないのー。(泣)

初CBGKでした。

前の席との間隔が狭く、気をつけないと前の席を蹴る。
蹴られると結構な衝撃が走る。(衝撃を受けたほう)

蹴られるたびに後ろを振り向くという荒業で、後ろの人が足を組むのを止めさせました。(勝利)

私も組まずに見ました。がんばった。

内容は。
まぁ、男性の好きなスポーツ外伝ですからね。

エロ満載。

うまく間がハマればもっと面白かったんだろうけど、今日は役者の調子が悪かったのか、間が度々ずれてて、いい出来ではなかったな。

しかし松永玲子の女優魂よ。

前作(男スポ)の時も思ったけど、ホントにすごい。エロい。すごく。

後、私がいつもツボに入る吉増さんは、今回もいい味出してました。

もっと出来が良い日に見たかったです。残念。

パンフレットは文庫本サイズで1400円。後半は脚本が載ってる。すごいサービス。

まぁ、元々エロは苦手な方ですし、実際もちょー淡白ですし、なくてもいい、むしろセックスないほうがいいし楽、みたいなことなので、前作は見に行かなかったんですが、DVD見ると面白かったし、犯さん哉路線だというので行ってみました。

犯さん哉路線ではなかったかな。

あ、私のお気に入り猪俣くんがまた丸出しにしてました。(ヤング・マーブル・ジャイアンツの時も丸出してたはず)
彼はいい役者になると思う。

来月は、ゴドーは待たれながらのプレに行ってきます。

大倉さん、がんばって。おうえんしてる。

---
Twitterの過去ログが全部見れるようになった、とのこと。

震災後しばらくTwilogの存在を知らず、震災時のTweetが流れてしまっていたので、早速ダウンロードして2011年3月あたりを読んでいる。

9日に三陸沖で大きいのが来たりしてたんだな。

直前には由布院からフォローされただの何だののんきな話をしておる。

まぁ、なにもないんだからのんきなのは当たり前だが。

東京の人とか忘れすぎな気がします。

原発、やっぱり要らないよ。
廃炉をハッキリと決めて欲しい。

---
今日のスイちゃん。

なんか反抗したい、でも甘えたい、みたいな感じ。
あらぶる思春期の波に翻弄されておる。

お昼も元気そうだった。(カメラ監視)

体重もまずまずかな。

カキカキOK、握りもOK。
もうすぐ5ヶ月。

この子は案外このままで行くかもしれん。(甘い期待)

そうそう。風切羽、新しいのが生えてきてた。
すげー白い。(古いのは薬水に突進してしまったため黄色い)

早く全部生え変わらないかなぁ。

かわいいのはデフォルトです。(キリッ


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2012年5月19日

百年の秘密~ぷ道館

今日はナイロンとザ・プーチンズの二本立て。

一日2個は流石に疲れたかも。

さて、マチネで見た、百年の秘密。
パンフレットでかいです。あれ?いくらだったっけかな。
2000円ぐらいだったかと。
パンフレットは、上演前に買うと、袋に入れてくれませんし、
派手にネタバレしてる部分(注意書きはありますが)があるので
終演後に買うほうがいいかもしれない。

同時に悲劇喜劇(百年の秘密の台本掲載)も売っているので
芝居をもう一度脳内でかみ締めたい方、記憶力がオボロになってきた私みたいな人は買ったらよろしいよ。

さて、以下は感想のようなものです。(感想にすらなってませんが)ネタバレの可能性があるので、まだ未見の方はここでさようなら。

久しぶりに、「続きを読む」を使ったぜー。

という事で、ある外国(名前からするとイギリスとかアメリカ)の銀行家のお金持ちベイカー家にまつわるお話。

ベイカー家には、大きな楡の樹にまつわる伝説のような話があり、その大きな楡の樹を中心に家を建てました。
そしてその大きな楡の樹は、長い間、ベイカー家を見守り続け、人には言えない色んな告白を聞き続けてきたのです。

ティルダ(ベイカー家の娘・犬山イヌ子)とコナ(親を亡くして炭鉱夫のおじに育てられているティルダの同級生・峯村リエ)。12歳の時からはじまる二人の友情が軸となっている。

正直、難しい芝居だったと思います。
あ、難しい、というのは、私の理解がついていけてない部分が多々ある、という意味です。

話は行ったり来たりするわ、皆様秘密だらけだわで、私の理解能力の不足がもどかしい。

長い芝居ではありましたが、3時間半、飽きずに見せられるのはさすがケラと言えましょう。

12歳の頃に共有した秘密。
楡の樹の下に埋めたその秘密を、楡の樹はどんな気持ちで守ったのか。
そしてその秘密により、人生が狂ってしまった人も。

主要人物たちは、さして成功もせず、むしろ没落な感じではある。
特別な才能も持ち合わせていない。

けど、成功しなきゃいけないのか、成功しなきゃ人生の意味はないのか。
そんなことはないな、と。
どんな状況だろうと、人は生きちゃってるんだもの。
意味無意味で考えるのはおかしいよね。
っていうか、むしろ全生物の生きている意味なんざ、ないんですよね。(チケケのヌカカ論)

芝居全体のこのわからなさは何なんだろう、と思ってたんですが、ケラさんは今回結構観客にえいやっと投げっぱなし(想像してくださいね、ということ)だということで、説明ナシ、というのがわからなさの根源みたいです。

ダメな観客ですんません。

見終わった後に、端から記憶が抜け落ちていく恐ろしい記憶力の私は、普通の演劇でも数回見ないと色々アレなんです。
なので、悲劇喜劇で台本を読んだりして理解を深めたいなと思いました。

役者的感想としては、イヌ子、リエペアは本当に流石の出来。
大倉さんは、どんな役をやっても愛があるんだよね。やさしい役だったと思います。
ティルダとエース(大倉さん)の兄弟は仲良しでよかったなぁ。かわいいの。

ベイカー家に歌い継がれる楡の樹の歌が非常によくて、終演後にパンフレットを買うときに、あの曲はオリジナルであるかどうかをパンフ売りの女性に確認。
オリジナルだそうです。
「あの曲、いいですねぇ」と褒めたとたんに、感極まって泣いてしまったよ。

何故泣いたのかは、わからんのよ。

でも、DVD出たら買います。

そういう芝居でございました。

ああ、何一つわかってない、俺。すまん。

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しまった。ぷ道館について、何も書いていないじゃないか。

明日書きますw


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2011年12月 1日

第三舞台・深呼吸する惑星(ネタバレ大いにあり)

さて。

友人の粋な計らいにより、予約チケットを取り損ねた私にも、チケットが回ってきましたので、行って来ました。

第三舞台は、一時期ものすごく入れあげた劇団でありました。

それはアンジーと同じく、私の青春(というには少々育ちすぎてましたが)の一部でありました。

第三舞台を見始めたのは結構遅い(ビー・ヒア・ナウが最初)ですが、
福岡で、鴻上さんのオールナイトを聞いたり、戯曲を読んだり、
上京する前から、ひそかに心の中にあった、第三舞台。

そして上京してからの再演ラッシュに間に合った私は、やはりタイミングがよかったのでしょう。

まさにその時の「今」を生きる第三舞台、という感じでした。

ただ、トランス以降、だんだんと戯曲の魅力が私にとっては薄れ
薄れつつも、第三舞台は、一応ファントム・ペインまで見つめ続けました。

@コーカミ(だったかな・・)とかも数回見たのですが、
残念ながら、私の興味は別のものや仕事(ゲームの仕事をやってたと思います)に移ってしまいました。

そして今回。
第三舞台が封印を解く、と聞いたときは、正直な話「ふーん。割と律儀だな」と思いましたし、回り(当時のNifty仲間など)がちゃんと興奮と熱烈な歓迎を持って喜んでいた中、結構醒めた気持ちでした。

っていうか、「えらいな、みんな」とまで思いました。

しかしながら、「解散でーす」と言われたときは、流石に「これは、鴻上さんとのお約束通り、最後まで見ないとな」と思いました。
とりあえずでも見ておかないと、自分の中でも区切りがつかない、と。

今回、紀伊国屋のチケットが手に入ってとてもラッキーだったのですが、恐らく東京でどうしてもチケットが手に入らなかった場合は、福岡のチケット(地元なので・・・)を取って行ったのだろうな、と思います。

その程度には、流石に思いいれのある劇団でございました。

と言う昔話を一くさり。

そして、ココからが感想です。ネタバレがイヤな人は、さっさと撤収!
注意:酷評かと思いますので、そういうの読みたくない人もさっさと撤収!

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物語は、お葬式が終わった後から始まります。
故人とは直接関係ない人々(死んだのは上司の息子)が、故人の死因についてあれこれと。
そして、例えばTwitterやブログなどは死んだ後どうなるんだろう、と言う話を。

死んだと思われる若者がブログにアップした小説が面白いんだよ。タイトルは「希望の惑星」。内容は遠い未来の話。

と言う夢を見ていた、遠い未来の人々の辺境の惑星での話。

ダンス始まりーの、皆さんの演技っぷりーの、
一言で言って「うわーーー。変わらない。変わらなさ過ぎ」と言うのが概ね私の全ての感想です。

お約束のギャグ(けだもの・着ぐるみ)もあり、そういった面ではサービス抜群。
だが、「ご新規さんも来てね!」と銘打ってるのに、これはどうなんだろう。。

そもそもが、相当大人になっているのに、中学生の苦悩の芝居とか見せられてて「成長しようよ・・・」と思いつつ疎遠になっていった経緯があるもんで、その点から言えば、まぁ努力はしたでしょう、と言う評価もあるかもしれない。(戯曲についての話です)

だけど、これは私にとっては「10年目の約束は一応守りましたが、10年経って、やってみて、もう新しいことはこの劇団では産み出せないので解散します」と言う非常にわかりやすいメッセージだな、と思うばかりだったのでした。

後期の第三舞台に比べると、まぁまぁの出来でしょう。
妙にひねくってないし、わかりやすいし。
ただ、セックスの描写は要らなかったと思う。中途半端すぎ。

むしろこれは「同窓会です」と言ってくれた方がいっそ清々しかったな、と思います。

長野さん除く女優陣は、残念ながら、全く進歩なし・・・。
特に、昔から酷かったけど、筒井さんの演技にまるで進歩がなかったのが驚きであった。

小須田さんはよかったと思うんだけど、筧さんも鴻上演出だと、どうしてああなっちゃうんだろう。。

っていうか、小須田さん、まさかのホモ設定w

高橋君は、よかったな。
切ない役を一手に引き受けてました。

アンコールは3回。

私にとっては、これが最後の第三舞台なので、今までの分も含めて惜しみない拍手を。

出来れば、作品にもっと拍手を贈りたかった。

結論:同窓会としては、「アリ」。展望は全く見えないので解散して正解。役者陣(特に男優さん)の今後は、多分色んな芝居で見ていきます。

また会いましょう、男優さんたち。

辛口、ゴメン!


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2011年11月27日

ノーアートノーライフ→NESS

知らない間に、昼芝居、夜ライブ、という事になっていた。

気づいたの、一昨日ぐらい・・・・。

ダブルブッキングじゃなくて本当によかった。

っつーことで、ナイロン久々の千秋楽(多分Y.M.G以来な気がします)。

ノーアート・ノーライフは、私がナイロンを見るのを復活する前に上演された芝居なので、生で見るのは初めての芝居ですが、DVDで何度も何度も見た芝居です。

何度も見るぐらい好きな芝居でした。

なので、今回の再演は非常に嬉しく、また、男芝居なので「アレが出るのではないか」という心配を全くしなくていい芝居で、気持ち的にもラクでした。

キャストもほぼ入れ替えナシ(大山さん→喜安さんの入換えのみ)で、テイストは全く変わってなかった、ものの、流石に10歳年をとって、ぬっくんの年齢は「59歳」となってました。

舞台はフランスのパリ、モンマルトル。日本人のうだつの上がらない芸術家たちが集うバーで起こる、シチュエーション・コメディ。

アートですよ、とか、芸術ですよ、とかご大層な口を利く割には、作品は全く売れず、日本人だけでかたまって、夜毎酒場に集うダメな男達。

の、話、なのですが。

考えると、そこに集う男達は、売れない、うだつの上がらない、才能が多分ない人たちが大半なんですけど、ちゃんと「自分が表現したいもの」は持ってるんですね。

あら、それだけでも、「表現欲だけ強いけど、表現すべきモノがない」私より、よっぽど上等だわ、と気づいたです。

それはさて置いて、自分の絵が意図せぬ方向に売れてしまったり、女に捨てられたり、ワケわかんなくなって薬やったり、贋作作りが異様に好きだったり、色々問題アリの男達がとてもかわいらしい。

オケタニの言うところの「いとおしい」んです。

人間臭い、というか。

世の中の人たちは、大抵が「芸術的才能」などは持ち合わせておらず、概ねこの芝居に出てくるような人々であろう、と思う。

だけど、世に認められたい。自分の表現を評価されたい。

そういう欲って、大体誰にでもあると思う。(ない人もいるけど。羨ましい限りです。私はあります。表現すべきものはないのに、欲だけある。ちっちぇー)

そこが人間臭いなーって思う。

かわいい。

誰でもそうやって生きてる。色んな波に揉まれながら。

そういう芝居でした。

やっぱ好きだな、この芝居。

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夜は、NESSのライブ。

NESSは、何というか、私にとっては「重たく正当なバンド部」と「キラキラシンセ部」ががっぷり四つでぶつかる、という印象のバンド。

聴いてて気持ちいいんですよね。

三浦さんは「みんな唖然としてる」とか言ってましたけど、私には純粋に気持ちよく感じますです。

とは言え、曲なさすぎw

アンコール含めず、1時間15分とか、ドコの外タレライブじゃ、と思う。(gdgdMC含む)

次回ワンマンがあるなら、もう少し曲を増やしましょう。

コスパも重要よ!

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ってなワケで、充実した一日でございました。


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2011年8月25日

カレー→お尻・ガイガーその後

昨日、ガイガーカウンターのカウント部分の万歩計回路が壊れてしまった、と書いた。

で、実は、このカウンター部分はワークショップ当日からカナリ怪しい感じであったのですね。
で、宇都宮先生には「まぁ、壊れたら簡単な改造で出来ますので、HPにやり方もアップしているので自分でやってください」とか軽く言われてた。
「出来ますかね・・・」と聞いたら「3~4個壊せば出来ますよ」といわれたのであった。

あ、そーなんだ。と思い、昨日は友人宅に訪れるときに、ダイソーで万歩計を3個ゲット。

家に帰って、改造方法のテキストと写真を照らし合わせてみるが、なんか部品がいりそう。。
不要なコンデンサーは多分はずす事は出来ると思うけど、
追加する部品に関しては、何屋に置いてあるのかわからんし、取り付け方も不安。。

うーん、これは手に負えないな、と思っていったん諦めた。

が、しかし、薬を飲んだ後に、「あー、今ある基盤から部品取ったらいいんじゃね?」と思いつき、あろうことか、「ちょっとだけね」と、万歩計の解体を始めてしまった。
中がどうなってるんだろう、と気になったから、というのが大きい。

結構レロレロな感じで解体・・・・。

で、バラバラにしてみたら、液晶部分だけが(基盤に接着されておらず)パカっと取れることに気がついた。
ので、液晶部分だけを取り替えてみたら、ちゃんと表示されるようになりました!

わーい。(でも、寝るのが5時ごろになりました・・・)

って事で、気になってたベランダの排水口の部分とか、ベッド横の窓際(窓開放)とか、ベランダの泥汚れをかき集めて入れた袋とかを計る。
全て19CPM~20CPMで、室内とほぼ変わらない感じ。
(平常時で大体15~20CPMぐらいだそうで、ウチは家の中も19CPMぐらいでした。)

おう。安全だぜ、我が家。
---
行ったら面白いんだろうなぁ、と思いつつ、中々チケットを買わなかった「奥様お尻をどうぞ」でしたが、ちょっと前に買って、今日行ってまいりました。

結果、ニヤニヤしながら帰ってくることになった。

以下ネタばれ注意。大阪もあるし、ゲキシブなんとかもあるからね。
あ、パンフは1800円で立派なパンフでした。

テイストは犯さん哉をほぼ踏襲。
古田新太は、相変わらず脱ぎがち。
脱いだ後のパンツはもちろんグンゼ的なブリーフ。

ネタは「原子力絶対安全委員局(だっけ)」の局長の所に「へのテレビ」のプロデューサーが呼ばれ、「朝のワイドショー(奥様お手をどうぞというタイトルっぽい)での内容に国民の不安を煽る内容がある」と圧力を掛けるトコから始まるのですが、例によって、ストーリーらしいストーリーはない、いや、薄っすらはあるけど、書いても詮無いことであったりするので。

とにかく、新太君がブリーフからマシュマロを投げたり食べたり、探偵アラータが三重人格だったり、ナイロンでおなじみのアルジャーノンが出てきたり、みんなで人生のオールナイトロングを歌い踊ったり、あの席に座るアナタがお気の毒的な強烈な客いじりがあったり、また!神様が出てきたり、と、犯さん哉が楽しめた人はとても楽しめたはず。

ちなみに横にいた男性はたまにため息ついてました。(お気の毒・・・)

本多から下北の駅に行くまで、終始ニヤニヤしっぱなしで、「あー、楽しかった、見に来てよかった」と思った。

でも、新太君が何かモノを投げつける時に発する言葉を忘れてしまってショック。
面白かったのに・・・。
誰か覚えてたら教えて・・・。
追記:思い出しました。「シェイプッ!」でした。

帰りの小田急線の中で乗り合わせた男女が「あの全員で古田新太の真似するやつはアドリブなのかな?俺の勘だとアドリブなんだけど」とか言ってて、「それ多分アドリブじゃないよ」とか、「あの『タマが右に寄る』みたいな歌ってどっかで聞いたことあるんだけどなぁ。なんだっけ。深夜のテレビとかだっけ」と言ってて「それ、人生の曲だよ。テレビじゃなくてたぶん電グルのオールナイトニッポンとかで聞いたんじゃない?」とか、いちいち教えてあげたくなって困った。

帰りの頭の中では、ずっと「オールナイトロング」が流れてました。。。

あーー、もう一回見たいな。。。ゲキシブなんとか行こうかな。チケット取れるんかな。。。
---
今日は下北だったので、芝居の前に般゜若でカレーを食べると決めていた。
言ってみれば「カレー→お尻」の順番である。

だが、なんか家を出る時間の計算を間違えてしまい、家でのんびりしてしまって、時計を見てあわてて支度して、家を飛び出した。

芝居には余裕で間に合うんだけど、般゜若で食べる時間はあるかどうか。混んでたらアウト、なムードであった。

と、ツイッターでつぶやいたら、友達が「お尻→カレー」の順番でもいいじゃない、ってな事を言う。(彼は、ちょっと前にお尻→カレーの順番で行ってた)。

でも、幸いなことに般゜若は私が入ったときはお客さんがいなくて、間に合ってしまいましたので、結果、カレー→お尻の正しい順番で見ることが出来た、と書いたら、別の友達に怒られました。

スンマセン。小学生男子的な発想で。


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2011年4月23日

チクワを取った日

今日は桃天紅→般゜若→マトリョミンのレッスン、という流れ。

桃天紅は、らもさんが鬱→躁に転じた時に書いた脚本で、
バカバカしさいっぱいの芝居でござした。

あなた、エッチ、エッチ~~~♪

リリパ名物ちくわの狂い投げもあり、
なんとなんと、はじめてちくわをゲット!

P1000450.JPG

席が後ろの方だったので、黒子さんたちがちくわを投げてたんだけど、
ソレはゲットできなかったので「あー、今回もダメかー」と思って諦めかけたけど、
なんと、舞台から(そして確か山内さんが投げたヤツ)をバッチリゲット。

一人で見に行ったのに、まるでFFで大切なアイテムを手に入れたかのごとく、ちくわを握り締め天にかざすオレ。

バカ丸出し。

その後、うすら覚えの私の頭の中の地図で般゜若に向かうが、雨の中、案の定迷いまくる。

うすら覚え、危険!

だが、初心貫徹、頑張ってたどり着いたが、出遅れたため、店は満席。
ちょっと待って、無事入店。
うまいと噂のカツカレーをいただく。

さらっとしてて、結構辛いカレーでござした。
うまかった!

その後、時間があったので中継地点の渋谷に移動し、お茶を飲んで時間を潰す。
新聞を色々読み漁ったけど、やっぱ新聞だけじゃダメだな。
政府ばっかり責めてて、肝心の東電の方はサッパリですよ。

このままだと、また逆戻りっす。

ってコトを肌で感じつつ、マトのレッスンに行って帰ってきた、という一日。

---
喫茶店で新聞読み漁ってみたけど、昨日のマゴ氏の記者会見などについては、全くもって毛ほども掲載されていなかった。

予想はしてたけどね。

そして、本日の無能はコレ。

あまりの無能さに、「コレ、都合よく編集してんじゃね??」と思ってフル動画を見たけど、違った。フル動画の方が、更に無能さに拍車が掛かってた。

何一つ答えられていなかった。

何故かって?

ぼうやだからさ。

フル動画に興味がある方はこちらこちら。(合計1時間ぐらいあるぜー)

まだ原発関係者はすごい力を持っている。
このまま放っておくと、まず間違いなく、また原発が増えていく。

なんか、運動家みたいになってて、ドン引かれているのは承知してます。すみません。

でも、変わるなら今しかない、とマジで思ってます。
逆に言うと、今変わらなかったら、もうこの先絶望しかないと。

---
そうそう。原発とマスコミの関係について、わかりやすく説明してある絵がありましたw

5fb9201f.jpg

うん、わかりやすい♪


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2010年7月24日

バカボンラップ

今日は午前中西日暮里。
一旦地元に戻り、病院に薬を取りに行き、下北で観劇。

男子はだまってなさいよ!の天才バカボン。

コレは行きたいな、と思ってたんだけど、チケットが取れなかったのだった。
一週間ぐらい前に、Twitterで友人が同行者を募集していたので
それに乗っかった形で。

オープニングで流れている曲がやけにカッコいいなぁと思っていたら
「音楽:スチャダラパー」とクレジットされ
オモムロに流れるボーズのラップ。

うーん、コレはカッコいい。
オープニング含め、劇中に2曲ぐらいスチャダラのラップ曲が掛かったんだけど
どっちもカッコよくて、CD売ってたら買いたいなぁと思ったんだけど
物販は、ポスター型のパンフ(?)のみでした。

販売しなさいよ!

---
バカボンのパパは松尾スズキ、ママは釈由美子
バカボンは良々、本官は大堀こういち、ウナギイヌは猿時であった。

猿時を見るたびに思うんだけど
私は猿時が好きなんだなぁと。。。
別に熱狂的にラブなのではまったくないんだけど
なんか可愛いんだよね、猿時。

男子はだまってなさいよ!は初見でありましたが
この公演に関しては「うーん。ぐだぐだムード満載になりそう」と思っていたら
案の定グダグダな感じで。
意味が一切ない、という。

赤塚不二夫の天才バカボンに意味がないのは当たり前なので
ソレは正解なのですが
途中で眠気がw

何度か落ちかけ、そして、最後に近いトコでの
バカボンのパパとバカボンのチューを見逃してしまいました。

なんで、その一瞬に落ちるかな。オレ。

レレレのおじさんがすべり気味でした。

キングオブコントの人は、違和感ゼロで中々いいんじゃないかと。

っていうか、釈由美子が出るたび、「この人は小さなおじさんとか見ちゃう人だからなぁ」という考えが頭をぐるぐるめぐる。

演技はちゃんとママっぽかったですよ。

最初の方で大堀こういちが演ずる「彼の国の主席」が中々甲斐甲斐しくてよろしかった。
---
にしても、眠い。未だに眠い。。。
今日は早寝シマス。。。。


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2009年10月18日

明日にはきっと

さて。仙台から友達がやってきて
一緒に印獣を見た。
その友達とは鈍獣も一緒に見た仲なので
っていうか、その昔健康もナイロンも見た仲でもありますが、
まぁ、ねずみの三銃士仲間ともいえるわけであります。

さてさて。先が長い芝居ではあります。
まだ初日が明けて1週間程度しか経ってないので。

ネタバレがイヤな方はここらでサヨウナラ。

---
鈍獣の方が好きなテイストではありましたが
三田佳子、そこまでやるか、的なお芝居でありました。
お年を召して、尚この手の芝居に出る勇気、というか。
その辺はカッコイイぞ、と。

前回はねずみの三銃士諸君(生瀬・古田・池田)の独壇場だったけど
今回は三田佳子の独壇場。

物語の根幹に絡んでいて、一番よかった(つーかおいしかった?)のは生瀬さんか。
古田さんは刺身のツマ的で、古田好きにはちょっと物足りない感じ。
そして、成志さんはもっと一生懸命やりましょう。

前半は少々たるく、「あー、どうなるか」と思ったんですが
後半流石みせるわ。
とっちらかったアレコレがするするとまとまる快感は素晴らしい。
最後は、今回は生瀬さんが持っていきました。

カーテンコールは3回。
面白いお芝居でした。

しかしながら、河原雅彦の演出は、下品でやっぱりあんまり好きじゃない。
---
友達とご飯食べて、帰る途中にメールしながら歩いててこけた。
右ひざと両腕を打った。

※明日には、明日にはきっと、青たんが出来るだろう。

※リピート


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2008年8月15日

除去牛

何回変換しても、女教師が除去牛になる。
いい加減記憶してくれまいか>IME

女教師は二度抱かれた
2008/8/15 ソワレ
於:シアターコクーン

渋谷は暑い。
来週からまた毎日渋谷かと思うともううんざり
っていうか、夏はもうウンザリ。
何度終わってよし、と許可を出しても終わらない。
懇願ならいいのか?

土下座するから終わってください。お願いです。

-----
ここ最近の松尾ちゃんは
以前のドロっとした感じがなくなってしまって
今回もやっぱりあっさり風味なのでした。

ドロッドロの濃いヤツ見たい。

ベースは濃くなりそうなのにな。
もう、ドロドロ方面は疲れてしまったのだろうか。

阿部サダヲ。安定してるんだけど、やりすぎ感が。
同じテイストばかりでは如何なものか、と思ったり。
大竹しのぶは、流石の出来。一番いいなと思ったのが最初の工場のおばさん。
っていうか、この人ホント上手いわ。
平岩紙、可愛い。猿時の演技も私好きなんだな。
私的にはやはりうまいと思う。猿時。

ラスト、絶望なんだか。
食い足りない。もう少し突っ込んで欲しい感。
異次元にさらって行って欲しい。
-----
次はウーマンリブで、リエちゃんが出るみたい。
見たいがチケット取れるのか。


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2007年12月29日

わが闇 2回目

ナイロン100℃
31st SESSION
わが闇
観劇日:2007/12/29 ソワレ
於:下北沢本多劇場

東京での前楽です。

今日は一日中、いつもの休日と変わらずグースカと寝てしまい、
最後の燃えるゴミの日を逃す。
ヤバイよね、これ、と思いつつ、生ゴミは大量にはなかったので
ヨカッタ事にする。

明日は掃除らしきことが出来るのだろうか。出来ればいいが。

夜は下北へ行き、わが闇の2回目を見る。
前回が最前列だったもんでわかんなかった事とか、疑問点とかが
色々わかる。

以下ネタバレ。見ないほうがよろし。

や、前回後半で「空間が歪んでしまう感覚」に襲われたんですが
物理的に空間が歪んでました。あはは。
あの「ギシギシ(あんあんなし)」はその音でしたか。

が、いつ戻ったが不明。
アンコール時には戻ってました。
後、アンコール時に、今日もケラが!得した気分だよ!
今日はズタ袋っぽい布をまとって登場。
どんだけ私服を隠したいのか。

今日の出色の出来は坂井さん。
後、こないだはのんきに笑っていた休憩前のダンスシーンが
泣けて泣けてしょうがなかった。
周りはみんな笑ってたんで、「え、何かオレおかしい?」と思っていたら
休憩タバコ時に友人もボロ泣きしていた。なんだか安心した。

ラスト、前回は感じなかったんですが
三好が家族の一員だなぁ、ととても感じられて、そこでまた涙が。

帰りにタバコを吸っていたら目の前にみぅらさんが。
挨拶しようかどうしようか、どうせ覚えていないだろうし、と思っている間に
他者と雑談開始後、挨拶しに劇場に消えていきました。

超ドレッドヘアでした。

わが闇は本当にいい芝居です。
来年は地方ツアーがあるので、是非皆さん見て頂きたい。(強く推す)


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2007年12月26日

清水宏を見る

仕事はなんだかとっても忙しくて
いつにもましてパンパンな感じ。

だがしかし、今日は残業は30分だけよ。
何故なら清水宏を見に行くから。

久々の清水宏。

相変わらずやってる事がムチャクチャであった。

テニス体験ルポと、マクドナルドバイト体験ルポ。
どうやったらあんなにアクティブになれるんだろう、というぐらい無駄にアクティブ。

少しでもおすそ分け頂いたら、私も狂った人生送れそう。

でも、あそこまで狂った人生はイラナイか。

36歳でのマクドナルド初バイト体験は、色々と考えるモノがあった。
私も似たようなことやって、色々職変えてるので余計に。
だが、一言いわせて貰うと、仕事する人としては、あーいう人が同僚だったら、絶対に嫌っているであろうよ。
ダメすぎ。

最後のナントカ満々男は、もうどうしていいか会場も本人もわかってない感じで。

でも、面白かったよ。
体験ルポ、面白かったのでまた行きたい。

でも、一緒に行った友達も言ってたけど
生気吸い取られるんだよな、何故だろう。

「家に帰ったらグッタリ疲れるよ」と言われましたが本当でした。
疲れました。

早く寝るように心がけたい。


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2007年12月21日

わが闇

ナイロン100℃
31st SESSION
わが闇
観劇日:2007/12/21 ソワレ
於:下北沢本多劇場

パンフレット2000円。
DVDは3種類がニューな感じで出てました。
ウチソバとテクノベイビーと青十字かな。
各3800円。

お金はタップリ持って行きましょう。
何故なら、オレ今日持ち合わせが足りず、青十字を諦めて来ました。

多分ネタバレを多く含む予定なので、未見の方はここでさようなら。

-----
なんと、最前列ど真ん中。
どれだけチケット取り頑張ったんだって感じですが
実はネットであっさり取れちゃったのだった。

今回の芝居ですが、出来、すこぶる良し。
売れ行きが悪かった、ってのも過去のお話で
今現在は満員御礼のヨウスです。

芝居は20年前からのプロローグ。
幼い3姉妹と作家の父、危うい母が
もうすぐ亡くなる"父親の叔母さん"の家を継ぐため
引っ越してくるところから。

バランスが保てているようで保てていない家族とその周りの人々の
アンバランスでも色々あっても生きてるだけでいいのよ、という切ない話。

ケラの3年ぶりナイロン新作は、期待を上回る出来でした。

今回松永さんの出来が出色だったなぁ。
後、三宅さんの書生が好きだ。
後、長谷川朝晴の編集さんの「中学生のような恋」に親近感。

気になる大倉君の「変T」シリーズはドコまで行くか。
ケラのソフトバンク糾弾はドコまで行くか。
ってか、ホントにauに変えたのか、ケラ。

アンコールにケラ飛び入りで嬉しい嬉しい。
あの青いショールは誰のもの?

12/29にも一度行きます。
2回チケットを取ってよかった。


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2007年11月10日

表現さわやか ポエム

猫のホテルのイケテツのユニットになるのでしょうか。
名前がよろしいよね。「表現さわやか」

誘われて見に行きました、下北駅前劇場。

最初の方は「こ、コレは失敗したかな」と思いましたが
中盤から盛り返し、結果、ちょっとジンとしたイイ芝居でした。

スーパーマン大学の先生役の役者さんが
スゲー面白い役者さんだよ!と思っていたら
昔の知り合いの知り合いだった。

そういや、猫ホテに入ったのだった。

なんか、イイ意味で「育つ方向間違えました」的な成長であったよ。

一番気に入ったのは、おしくらまんじゅう風の体操。
アレは、ちょっと寒い日にやりたくなった。

面白かったので次回公演も是非行きたいと思いました。

-----
仕事。
昨日の件は、まだ片付かないけど、目処はついた感じ。
だが、それを先方が納得してくれるかどうかは五分五分。
どうだかな。土日は忘れてユックリ過ごそう。

今日は忙しい日でありました。一生懸命仕事しましたが
何かミスがあったかも。バタバタしてたから。

何も起こしてませんように。。。


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2007年11月 3日

ノスタルジア 維新派

遠い。
さいたま芸術劇場は遠かった。

そして寒かった(劇場内が)

そして体調のせいでちょっと眠かった。

久しぶりの維新派。
今回は素舞台に近い感じで。
移民のお話でした。

途中、落ちかけたが
ラスト近くのニューヨークのシーンで涙がポロポロ出た。
美しい、とても美しい舞台。
このシーンが見れただけでも来た甲斐があった。

遠かったケド。

次回の維新派は野外らしい。
コレは、何を置いても行かないと。

海外じゃなければナ。

---
その後、浅草に移動して
ポンデライオンにいたずらしたり、芝居のDVDを押し貸ししたり、友達とお茶飲んだり、おうちに招いてもらったり。
美味しいケーキを頂き、核PのDVDの鑑賞会を。

ああ、楽しかった。

明日はノンビリとおうちでインコ孝行をスル予定。


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2007年10月27日

タイフーン

今日は
犯さん哉二回目&浅草で遊ぶ
の二本立てだったはずだった。

家出るときも、インコに「遅くなるからねー」なんて言って出たものだ。

が、しかし、昨日発生した台風。
昨日の時点では中心気圧は998ヘクトパスカルだったんだけど
今朝の時点で990に育っていた。

12時ごろは雨つえーなー、ぐらいだったんですが
芝居が終わってみたら、雨がザバザバ降って風が酷く・・・。

浅草の友達に電話を掛けて、台風の今後を調べてもらうと
夜に向けて更にひどくなるとのことだったので
残念ながら、後の予定は諦めてとっとと帰ってきたですよ。

家に帰ったら台風は中心気圧980と、更に成長。

楽しみにしてたのになぁ、浅草。
リベンジを誓う。

-----
犯さん哉、二回目。
大倉君の「星君」が本当にツボ。
っていうか、パワーアップ、バージョンアップ。
ああ、星君のような彼氏が欲しい(嘘
本当は、遠くで眺めていたいタイプ。

呪文の部分は、アドリブではありませんでした。

ああ面白かった。
でも、次回公演「わが闇」の脚本はまだ1枚も書けてないらしいよ>ケラ
がんばれ、ケラ。
-----
枠、ひろがりんぐ。

あ、カードね。
随分前に100万まで広がったんで、これ以上はないだろうと
思ってたんですが、更にひろがりんぐ。

そんなに使わないよー。

でも、流石に20年以上使い続けて一回も滞納したことがなく
また、アマゾンやらナンやらで適度に使うので
いいお客さんなのでしょう。
-----
たけしの日本教育白書を見ている。

生放送にしては、ダラ感がマシかな。

後、爆笑の太田は、やっぱり好きだな、と思う。


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2007年10月14日

犯さん哉

犯さん哉
2007/10/14 マチネ(13:00)
於:パルコ劇場 A列

見てきました。
評判をうっすら聞くに、どうやら今回は真っ二つに評価が分かれるらしいこの芝居。

昨日友人と話をしていて、「むぅ。コレはもしかして踏み絵的な?」と思って
面白く感じなかったらどうしたらいいものやら、と恐怖していた。
と同時に楽しみにしていた。

昨日の時点ですっかり開演は14時からだと思い込んでいたのですが
寝る前にチケットを確認し、13時開演だったことを知る。
危ないっス。事前確認大事っス。

パンフは1800円。Tシャツ2500円。
後シャーペンとクリアファイルのセットが売っていたけれど値段は不明。
あ、パンフ大き目。袋なしなのでご注意を。

以下ネタバレなので、観劇がまだの方はコレにてドロンしてください。

-----
笑っていて涙を浮かべてしまった、と言うのは今までにあったが
涙をポロポロと流してしまったのは生きていてはじめてだったかもしれない。

古田新太は、ほぼ全編でパンイチでございました。

前々からブリーフが似合いすぎるほど似合うと思っていたけど
こんなにブリーフばっかりだとは、予想だにせず。

ストーリーらしいストーリーがあまり無いので
感想らしい感想も書けないのですが、
とにかく苦しくなるぐらい笑いました。

お気に入りは、大倉君演じる「星さん」の着ているTシャツと尻パン。
涙を流しながら笑ったのは、滅亡を止める呪文部分。

バカバカしいにも程が。

アレは日替わり?それとも決まったもの?
それが知りたい。

前楽にもう一回見に行くので、その時知れるでしょう。

ああ、楽しかった!とても楽しかった!
もう一回見に行けて嬉しい。

-----
ナイロン冬公演のチケット無事確保。

イープラのクソ具合を考えると、ローソンの方が好きだな。
イープラには戻らずにいてください。


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2007年8月15日

犬顔家の一族の陰謀〜金田真一耕助之介の事件です。ノート

久々の新感線のおポンチ路線。
コレは見に行かなくては!
と、新感線クラブに入っていた友人に頼りきってチケットゲット。

ありがとう。

そして、地獄の暑さの中、地獄の果てのような遠さのサンシャインへ。
行け、サンシャインの形は壁画じゃどんなかと。

今日も遠かった>サンシャイン

パンフレットは、オマケの文庫本がついて2800円。

以下ネタバレがあるような、ないような。

おポンチものの中でも、格段のゆるさ。
もう、ユルユルです。

パロディはカナリみっちりだったみたいですが
まぁ、例によってオレはあんまり知らない。

私が大爆笑した「たかが湯中りで熱唱ミュージカル」は
どうやらエリザベートからのパロディだったようです。

元ネタ知らなくても笑えるものですね。(微笑)

あまりにバカバカしく、何一つ有益なシーンはないのですが
おポンチなので、それがいい。
フルスイングでバカバカしいことをやるという清清しさがあった。

その姿勢、やっぱり好きです。ノート

ああ、恐ろしいです。ノート

クドカンの顔はやっぱり好きだな、と思いましたとさ。

映像の使い方はやっぱり上手。
今回は紗幕を使っての映像だったんですが、うっすら平沢を思い出しつつ鑑賞。
映画風の役者の名前紹介のシーンが本当に上手かった。

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終わった後、ミニミニOFF。
tamakiちゃんと三人でお茶しましたよ。

ジョークの話になり、私が一番好きなジョーク(三人の迷い人の話)が、
実は平沢も大のお気に入りの話で、以前のマネージャーによく「あの話をしてくれ」とオネダリしていた、と言う話を聞いた。

その小話の内容と平沢の気に入りっぷりに、複雑な心境になる私でした。

その話が好きなオレもオレだが、平沢さん、あんな話をオネダリしてまで聞きたがるのは如何なものか、と。


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2007年6月23日

THE BEE

昨日初日があけた野田地図番外編 the beeを見に行った。
シアタートラム。
マチネなのに16時開演だったので「こりゃ短いぞ!」と思っていたら
案の定70分。

入るときは「みじかっ!」と叫びましたが
見てみると、かなり凝縮されているので、丁度いい感じ。
アレ以上長かったら、かなりつらし。

って事で私には珍しく初日近くの観劇なので、
見ていない方はココでさようなら。

や。面白かった。
毎度毎度の「右脳で吐き出し」型でスミマセン。

話は70年代の日本。
平凡なサラリーマンである(はず)の井戸が家に帰ろうとすると
自宅周辺が警察に囲まれており、そこではじめて井戸は
自宅に殺人犯が井戸の妻子を人質にとって立てこもり中だと知らされる。
群がるマスコミ、役立たずの警察。
立てこもり中の脱獄殺人犯は「自分の妻子を呼んで来い」と要求。
だが、犯人の妻は「もう関係ない」と拒否をする。
犯人の妻を説得しに犯人の妻の家に向かう井戸だが、
説得に応じない妻に切れ、犯人の妻子を人質に立てこもる。
開始される交渉と交渉決裂の報復。
それは最初「非日常」の出来事だったが、次第に日常化していく。
作業化する報復。転がる死体も背景と化していく。
あれだけ騒ぎ立てていたマスコミも警察も別の事件を見つけ遠のき
後に残ったのは。

演出、うますぎ。
舞台の床から後ろにかけて一枚の紙が張ってあり、
紙に色んな映像を写して背景とするうまさ。
擬音が人の声で行われているが、これも効果的。
鳴り響く電話のベルも人の声。これコワイっすよ。

役や背景の変化も見事でした。
流れるような場面転換、役交代。

日本版では、野田が井戸を演じていたが、
英語バージョンでは、野田は犯人の妻を演じるらしい。

うわー。お金と時間とチケットがあればちょっと行きたいかも。

いいもの見た、って感じ。


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2007年6月 2日

犬は鎖につなぐべからず

犬は鎖につなぐべからず〜岸田國士一幕劇コレクション〜
於:青山円形劇場
日時:2007/6/2 マチネ

見てきました。
見てきた方々の反応を見ると、賛否両論?的だったのですが
自分的には、「何も起こらない芝居」のよさに目覚め始めていたので
非常に楽しみにしてました。

パンフレットは装丁も美しい1500円。ナイロンにしては安め?
ケラのピンナップが「スタジオでの撮影もの」ではなかったため、やや残念感は残るが
綺麗なパンフ。大事にしなきゃ。

以下感想。明日もあるのでネタばれが嫌な方はココでさようなら。

いやー、エロい!エロいっすよ!
緒川たまきとみのすけの夫婦の話。(ブランコのシーンですね)
別に何が起きるわけではない。
ただ夢の話を聞いている緒川と、夢の話を延々と続ける萩原、けしかけるみのすけ、という構造なんですが、これがエロい。
肩に頭を持たせかける程度のシーンなんですが、精神的にエロい。

と、いきなりエロい、エロいの連呼でした。申し訳ござらぬ。

話的には、大正?昭和初期?のご町内のお話で、
夕飯時に流れてくる近所のおかずの匂いが流れて来そうな雰囲気がとてもいい。
その人々の内部では、とても色々なことが起きているのだが
表面上は何も変わらない、そんな物悲しさもある話でした。

冒頭のシーンではご主人(英語教師)のくだりで
「柳沢教授」の幼少時代の話を思い出す。

緒川たまき、色っぽい。ほんとに色っぽい。
植木夏十ちゃん、三輪車の運転技術は日本一ではないだろうか。どんどんよくなってるね、この役者さんは。
廣川さん、一見わからずやの兄貴役が好きだった。この人もココ数年で花開いた人ではないかと。
みのすけ、アナタの本性が出ていたのでは?
松野有里巳、ナイスエイジの時はさほど思わなかったのだが、美人だなぁと。帯が一番可愛かった。
松永さん、うまいなぁ。特に笑いを取るのが。
村岡さん、この人もうまいなぁ。見てて安心感があります。
長田さん、今回は可愛かった。話的には、「ここに弟あり」が好きだったのかも。
萩原聖人、可もなく不可もなく。(ひどす)
大山さん、「ちゅ」で私の心を鷲掴み。いい声してるんで、是非そろそろ化けて頂きたい。ぐずぐずしてると、眼君に追い抜かれちゃうぞ。

ってことで、いい芝居見せてもらいました。
静かでいて、内部がざわつく感じ。いや、静かだからこそ、かな。

本当なら、この芝居から水戸君のライブへ流れる予定でしたが
インコの具合が具合なもんで、6時には渋谷を後にし、帰って来ました。

帰ると、センちゃんの足は、何だか益々治ってきてるような気がします。
餌も水もちゃんと飲んでいる様子。
明日は病院です。いい診断結果が出ますよう。


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2007年4月28日

モーゴの人々

シティボーイズPRESENTS
モーゴの人々
2007/5/28 14時開演
於:天王洲 銀河劇場

銀河劇場だよ。
昔、アートスフィアだった頃、行ったことがあるっきり。
確か、鴻上芝居。
天王洲アイルなんて、モノレールで行く行き方しか知らなかったけれど
今回、「りんかい線」という便利な線で早く行くことが出来ることを知った。
知ったけど、りんかい線、たけー。モノレール経由の方が安く行けます。

りんかい線の駅で初めて降りるため、案の定迷う。
待ち合わせ時間を7分過ぎて到着。

以下ネタばれ。

マイケル・ジャクソンをファミレスで待つおじさんたち、
(後日談:マイケルは気さくに鼻の整形手術のことを語ってくれたらしい)
雁首揃えて謝罪し倒す、雁首倶楽部、
完全に間違っているトップモードを語るおじさんたち、
会社をリストラになったテンションの高い同僚を慰めに行くおじさんたち、
まぁ色々なおじさんたちに会えた。

腹がよじれるほど、と言う程は笑わなかったが
ゆるーく、困った感じの笑いが始終。

カーテンコールで、きたろうさんが
「だんだん完成していく感じがいいですね」と感想を漏らした。

それは稽古時点で言うせりふではないのか。

そういうユルユルなおじさんたち。
今年58歳、とか叫んでいたおじさんたち。

なーんだ、後十年以上は私このままでいいんじゃないか。
還暦近くまでいいのだったら
いっそ一生このままでいいんじゃないか。

そういう気分を貰えました。

斉木さんの「体がやわらかそうなフリ」「体育座りがデキナイ体の硬さ」が素晴らしかった。

でも、体育座りは一生出来るようにしよう。

そう決意した、デンウ初日でした。


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2007年1月20日

朧の森に棲む鬼

朧の森に棲む鬼
松竹プロデュース・劇団☆新感線
観劇日:2007/1/20 マチネ
於:新橋演舞場

非常に評判がよいので
楽しみに楽しみにしていた朧を見てきましたヨ。

昨日も書いたけど、私がよく見に行くタイプの芝居にあるまじき(でも歌舞伎にはよくあるぽ)、マチネで開場午前11時半、開演午後12時なんてことなので
休日なのに渋々8時に起床。

朝ご飯を食べて諸々用意して出て会場についた頃にはなんだかおなかが空いていて
劇場の前にいる弁当屋で900円也のホテルオークラ謹製らしいサンドイッチを買う。

900円の価値なし!
コンビニのサンドイッチクラス!
皆さん、ご注意を・・・・。

後、パンフレットでかい!長い!邪魔!

買うツモリの皆さん、お覚悟を・・・・。

以下、大した事ないけど、多分ネタバレ。

一昨年の1大ガッカリ芝居だった吉原から久方ぶりの新感線。
やっぱり開演前のジューダス・プリーストから発車ベルはいつ聞いても心が躍る。
相変らず前知識を一切入れずに見に行ったんですが
今回は、リチャード三世がベースなんですってね!
知らんかったわ!

まず、セットが豪華。金の使い方が半端じゃない。
12600円の芝居ってこんなんなんだ〜。
っていうか、このくらいはやるよな、12600円なんだもの。

話は、まぁ大体いつものいのうえ歌舞伎なんですが
とにかく、やっぱり染の立ち居振舞い所作の美しさに見惚れる。
演技はおいといて。(あら、また辛口)

朧の森と契約した後に渡される剣に振り回され斬りまくる場面とか
うああ、キレイだ、と感心しきりotama。(どこかで聞いたことある文調)
剣が意志をもち勝手に斬っている。素晴らしい。

阿部サダヲ、卑怯なキュートさ。
古田新太、流石のカッコよさ。
小須田さん、あんなに早く死んじゃうなんて・・TT。
田山さんのマロ、超可愛い。
秋山さん、美しすぎ。
高田さん、哀しい女。
そして、真木よう子が超頑張ってた。

1幕目の真木よう子は「うーん、ちょっと弱いかな」と思ってたんですが
ラスト近くの見せ場で秋山さんに負けてなかったよ。スゲーな、と。

エピローグの川の中のセット、アクションは染の美しさの塊であった。

だが、だがだが、染の悪役っぷりが物足りない気がしましたですよ。
やってる事はそりゃもうイイトコなんてほぼない悪人なんですが
あーんまり悪人に見えない。残念。(後ろの方だったからか?)

どうしても、野獣郎の時の古田新太がやった怖気と妖気漂う悪役と比べてしまう。
まぁ、アレは前半超善人だったので、後半の豹変悪っぷりが更に際立ったのだろうが
それにしても、どうも染が小物に見えてしまう。

新太君は、本当に、本当に、本当に、カッコよかった。
なんであの人はあんなに舞台で輝くの?
舞台の空気をあらゆる方向に自由自在に転換する力がある。
所作ひとつひとつで空気が変わる。

全体的にはとても楽しい芝居でしたよ。時間が全く気にならず。
DVD出たら絶対買うでしょう。

元々、新感線はネタモノ(おぽんち)の方が好きなので
夏のチャンピョン祭りに超期待。


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2007年1月18日

禿禿祭(はげちびさい)

禿禿祭(はげちびさい)
[脚本]岸田國士
[演出・構成]ケラリーノ・サンドロヴィッチ
[出演]高橋克実/八嶋智人
[第1部]命を弄ぶ男ふたり
[第2部]ゲストを招いてのトーク
観劇日:2007/1/18 マチネ
於:世田谷パブリックシアター

ケラゲストの日。
行ってまいりました。

以下ネタバレ含む。

[第1部]命を弄ぶ男ふたり
戯曲はゴド待ち風味。
死にたい男2人が、線路脇で偶然会い、「オレが先に死ぬ」だなんだの小騒ぎ。

今回はセットが秀逸で、
線路脇の土手、及び背景の月(映像で雲がちゃんと動いていって月が見え隠れする)がとても素晴らしい。

っていうか、素晴らしいのはそこしかなかったような。。(辛口)
稽古の時間があまりなかったのだろう。セリフが浮いた感じに思えた。
八嶋のテンションがうざかった。
端々に出る「メロンパン入れでーす」な雰囲気。
役者なんだから、ちゃんと役やってくんないかな。
高橋さんは芝居がちゃんと出来る人なんだな、と言う感じ。

あんまり期待値は高くなかったんでそこまでガッカリはしなかった。
予想の範囲内だけど、正直60点。

[第2部]ゲストを招いてのトーク
普通のトークだと思っていたら、「ナンセンスをやってみよう」みたいな感じで
高橋さんは昨日の酒が抜けてなかったらしく
いい感じの酔っ払いオヤジ暴走っぷりが面白かったけど、
ずっと稽古で一緒だったせいか、ゲスト扱いをあまりされないケラであった。

昨日は三谷幸喜がゲストで完璧なシナリオ(道具持参)でシチュエーションコメディをやったらしいのですが、ケラ曰く「シチュエーションコメディは誰でも出来る」の暴言。(笑)
ナンセンスを実践したはいいものの、高橋さんの暴走により、ケラさん曰く「ナンセンスは難しいから。まぁ、結果は失敗です」との事。(W
ケラは今日のために髪を切ったらしく、いつものパイナポーヘアーでした。

タクシーのシチュエーションでは、ナイスエイジで使われた小道具(ベルトに車のハンドルがついてるやつ)が大活躍。

ココでの八嶋さん(今度はさんづけ。わかりやすい、俺)仕切り役で、高橋さんのボケを的確に突っ込み、場を盛り立て、大活躍でありました。

ケラ度が思ったより低く、また「ひどい芝居の正体」が聞けると思っていたけど、聞けず残念。

まぁ、でも「はげとちび」メインの祭りだからこんなもんか。

参加したことに意義がある。
けど、昨日の三谷さんの奴はちょっと(っていうかかなり)見たいな、と思ったです。
本日分、WOWWOWで放送の由、コピーワンスが憎し。

感想終わり。以上。

明日も休みのような気がする脳みそを修正しないとな。。
おやすみっ!


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2007年1月 9日

ゲキ×シネ

2月に新しく出来る新宿の映画館にて
ゲキ×シネが柿落としのようです。

「メタル マクベス」/「髑髏城の七人〜アカドクロ」/「髑髏城の七人〜アオドクロ」/「SHIRO」映像版

ま、SHIROは置いとくとして、
メタルマクベス、アカドクロ、アオドクロは見たいかも。。
アオドクロは一回見てるし、アカドクロは劇場で2回見てるんだけど。

でも3つ行くとかあさん、6000円ですよ。
トモダチと一緒に行ったらお茶もするだろうし、ご飯も食べるだろう。

安く押さえても1万円ですよ。

3月には、有頂天×2、シンセの新譜+レコ発ライブ(脳内決定)ですよ。

そんなお金はありませんよ、かあさん!

と、思いつつ友達にお誘いの電話をしてみる。

来週の禿禿より来週末の朧を楽しみにしている事が露見し、非難を浴びる。

だってぇ。
朧、超楽しみなんだもん。。
どうやら阿部サダヲがかなりいいらしいんだもん。。

そしてケラ関係は、と言うと
既に心は3月へ飛び去っていたりするわけです。
いや、楽しみじゃないわけじゃないんですが、
芝居的に楽しみなのはやっぱり朧だったりするわけで。。。

ああ、新感線好きの血が騒ぐぜ!


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2006年12月31日

盛りだくさん

一日のウチに、出来る事は全部やっちまえ。

面倒臭がりの発想です。

っつーことで本当は1/2に行こうね☆とトモダチと約束していたエッシャー展でしたが
「どうせ12/30に文化村に行くのなら、その日に見ればいいじゃない」と提案をし
朝9時半に渋谷で待ち合わせ。

寝坊して5分ほど遅刻。友人は先に文化村に向かっていて
「大して並んでない」との事だったので
寝坊で朝ご飯を食べていなかった私は、半ば強行的に「近くの喫茶店にしけこもうよ」と提案。
朝食ってなかったから、寒さの中並ぶ自信がなく。
ベーグル食べて時計をみると10時を過ぎていたので慌てて文化村に戻ると
うへーーーーー!もうこんなに人が!エッシャー大人気です!

2時間半掛けてエッシャー展を満喫。
行った方がいいっすよ、エッシャー展。
絶対行った方がいい。
そして、行くなら朝から行った方がいい。
「昼の時間にノンビリと」とか思ってると大変なことになります。
実際、私たちが出た時、入り口の行列はとんでもないことになっておりました。
でも、見たほうがいい。

平面からトカゲが立ち上がっていく有名な絵があるじゃないですか。
アレが見事に動くCGになって展示してました(販売もしてた)
エッシャーの世界を壊すことなく+αで表現してあったですので
それも是非鑑賞してください。

そして昼を軽く取り、14時から野田地図の「ロープ」を観劇。
以下ネタバレなのでコレから見に行く人はご注意を。

戦争がテーマでした。
数年前の「パンドラの鐘」に似ている仕上がりだ、と漏れ聞いた時
私はパンドラは説教臭く感じてあんまり好きじゃなかったので若干不安だったんですが
ロープは面白かったなぁ。
若干話がストレート過ぎるきらいはあるかな、と思ったものの
前半、笑わせ中心だが、後半一気に凍りつくような恐怖の場面へ。
素直に入り込んで2時間とても楽しめました。

そう。人間は慣れていく。
取り囲む状況が壊れていると、人は壊れている場所に、感情に、自らを合わせていく。
それが集団になり、狂気が正気として吹き込まれ変換されたときに
間違った方向に向かって走り出すのだろう。

ベトナム、ミライ村と言うのは聞き覚えがないなぁ。ソンミなら知っているのだが、
と思っていたら、ミライ村=ソンミでした。

今回は灯りの演出がとてもよく
特に「さっきまで色があった人々が灯りによってモノクロになっていく」と言う灯り演出がすげーと思った。

相変らず身体的にものすごい高度な技を役者に要求する舞台で
この運動量たるや、一体どうよ?と思いましたよ。

や、でも素直に面白かった。

その後、あんまり好きじゃないっていうかむしろ嫌いな渋谷を後にし
新宿でお気に入り串揚げ屋にGO。
年末なのに超混んでた。
けど、トモダチにも気に入ってもらえたようでウマイウマイを連発しつつ
たくさん串揚げを食らう。

最後にお茶飲んで解散!
腹いっぱい遊んだ。お金もソコソコ使った。

楽しい年の瀬となりました。

明日は小掃除(予定・玄関と蛍光灯とカーテンの洗濯)だ!
後、余裕があればめでた絵の作成ですが
実は去年は父の不幸があったため、ソフトを触るのは2年ぶりになるので
ドコまで作れるか、と言われれば、「もう無理かもしれんね」と思う私がいるわけです。
頭の中にアイデアはあるのですが多少ブラックなので練り直さねばならんかも、と言う心配も。

まぁ、作成し始めてから考えるか。。。


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2006年12月24日

ナイス・エイジとその他色々

今日はナイス・エイジの2回目観劇(12/23 マチネ)
その後、秋のコピバン祭りのDVD鑑賞会に途中から出席し、
その流れで2次会(さくら水産)3次会(池袋パセラにて徹夜カラオケ)と
予定は盛りだくさん。

おかげ様で12/24は家で寝たきりの予定ですが。

っていうことでカラオケ終わって今帰ってきました。

完全な夜明けを待って、インコ起こした後寝る予定ですが
最早頭はボーっとしてしまっていて
いつガックリ行くかわかりません。

月曜は元気に会社に行けるのか。
超不安。

ナイス・エイジの方は
すげー前の方の席で段差がない部分で
アフロな方とか、胴長で背の高い男性とかが前に座ると
一発でアウトの席だったんですが
幸いなことに前に座られたのは普通の女性!

消失の時やカラフルメリーの時みたいに
「舞台の真中がジャスト隠れる」事態にはならず、非常に見やすかった。

12/22に大山さん(1964年学生役)が盲腸で倒れ、喜安君が代役に立った。
それがいい緊張になったのだろうか、
それとも、やはり前楽、と言う事で出来が尻上りだったのだろうか、
どちらかはワカラナイけれど、とてもいい出来でした。

喜安君の代役もセリフもバッチリ入っており、
喜安君が代役に入ったので、元々喜安君がやっていた
ちょいと出の「チェッカルズもどき」の役をみのすけがやっていた。
異様に似合うみのすけのチェッカルズ姿。
貴重なものを拝ませて頂きました。

幸せに包まれつつ、コピバン上映会へ。
バクチクコピーからしか見れなかったものの、
画像へ各々突っ込みながらのDVD鑑賞はとても素敵でございました。

さくら水産の2次会もカニなんか出ちゃって、
なんだか大盤振舞な感じでした。

そしてカブリモノを被され、有楽町線で池袋へ。
周囲の笑顔を誘う集団として闊歩。

パセラで朝5時までカラオケ。
歌うまい人ばっかでしたよ〜。
有頂天とアンジーを歌ったぜ!
でも、中島みゆきも歌ったぜ!
割と受けた気がしてるぜ!
自己満足かもしれないぜ!

ああネムイ。でもまだ夜は明け切れない。
後30分ほど頑張らねばならない。

早く寝たい・・・。今日は絶対抜け殻・・・。


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2006年12月16日

ナイスエイジ

ナイスエイジ
ナイロン100℃ 29th SESSION
観劇日:2006/12/15
於:世田谷パブリックシアター

駅から近いくせにわかりにくい世田谷パブリックシアター。
18:30からの公演なので時間の余裕はないのに
迷いまくる私であった。

辿り着いたのは18:25頃。
パンフとDVDを購入し、席へ。
チラシ束を受け取るのを忘れたのは、席についてからだった。
チラシ束がないと、開演までの時間を持て余す事に気が付きました。

以下感想。

志賀先生がかなり大きく目当てだったんですが
志賀先生の出来がイマイチな気が。

っていうか、全体的に間がすべり勝ちな気が。
後、大倉君がクネクネしすぎな気が。
でも、峯村リエちゃんのクネクネは面白かった。

前半がかなりすべり勝ちな感じだったが
休憩前あたりから、引き込まれるようになり
後半のお姉ちゃんを止める空港のシーンで泣き。

夏十ちゃん、すごい育ってる。いい役者さんになってきた。
今回の一番のツボは、吉増さんの
「勉強して、勉強して、働いて、働いて、死んでいくんだ!」と言う台詞。
この救いのない台詞を学生役の吉増さんは
「オレの未来は前途洋洋、夢いっぱい!」な雰囲気でコブシを振り上げて叫んでいた。

オモシロイったらありゃしない。

ラスト、プランBが発動されて、全てを忘れていく人々が悲しい。

間と空気が合えば、もっと面白く感じるかも知れない。
前楽にもう一度見に行くので
その時出来上がっていることに期待します。

後、世田谷パブリックシアターってあんまりナイロンに合ってないんじゃないかと思いました。
なんだかちょっと伝わらない感があり。

開演前の灯りが「シャガールの青」みたいな灯りでキレイだなぁと思っていたら
劇中にシャガール(だと思う)の贋作の絵が出てきて、
ちょっと嬉しくなったオレでした。


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2006年11月19日

ウーマンリブ先生(ウーマンリブ)

ウーマンリブ先生
観劇日:2006/11/18 マチネ
於:サンシャイン劇場

久しぶりのサンシャインでの観劇。
レッツゴー忍法帖振り?

いつも思うことがある。
サンシャイン劇場はサンシャインに入ってからの方が遠い!
そこでいつも時間を見誤ることになる。

ただでさえ今日は電車の接続運が悪かった。
開演5分前に滑り込む。

以下、ネタバレ

官能小説家(松尾スズキ)が主人公のため、
シモネタ満載でござらっしゃった。
後、血まみれ感多し。

松尾スズキと古田新太のW主演ともいうべきこの舞台、
クドカンが松尾スズキ寄りになっていっているのか?と感じた。

皆川猿時のあの自由度は一体!
いや、素晴らしいんですけどね。
お父さんになったり、お母さんになったり(帯の上げ下げで瞬時に変身)
ストッキングを破く所は、破壊力満載。思い出し笑い必須。

古田新太の星条旗パンツ一丁姿が目に焼き付いて離れない。
あのヒトのオナカは、もう「コレは貫禄と言おう。そして貫禄がついてよかったね、と言おう」と言う感じでして、この先「痩せて!」とはお願いしなくてもいいのではなかろうか、と言う境地に達してました。

官能小説家カサイ(松尾スズキ)が書いた小説を
名曲「ロード第何章だか」に乗せて伊勢志摩が読み上げるくだりで声高らかに笑ってしまった。
会場はドンびいてましたが。。

もう、ロード第何章だかは、この先私にとっては「官能小説付き」でしかありえなくなってしまった。

後、シオヤゴロウのアナグラムですが「ウが置いてけぼりですが!」と芝居中心の中でつっこみ、ファミレスでも友達に「ウがなかった」と告げたんですが、帰ってきてから「ウはウーマンのウだったのでは?」と思いましたです。クドカンがその辺抜けるわけないし。

ラストが少し弱かった気もしましたが
官能小説で笑えたからいいや。

観劇後、アディダスショップ経由本屋(DOLL12月号)経由ファミレス行き。 

お前はどれだけファミレスが好きなんだ、と。
だって、楽なんだもん、ファミレス。

そのファミレスのトイレの音姫系機器。
座れば鳴ると言う自動音姫様だったんですが。

通常の音姫はトイレの水を流す音が「じゃーじゃー」とすると思うんですが
そこのは「川のせせらぎ+鳥のさえずり」でした。
トイレで鳥のさえずりを聞かせる意味が!


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2006年11月16日

髑髏城が猛烈に見たくなった

今日、駅に向かう並木道を歩きながら
「ああ、髑髏城の100人斬りが見たいなぁ」と唐突に思った。

そうだ、ドクロボックスを買おう!

と、思っていたんだけれど。

帰ってきて値段確認したらばさ、2万円もするじゃあーりませんか。

よし!また今度ネ!

と、踵を返した、そんな晩秋っていうか初冬の夜でした。

所で、Googleにフィルタが掛かっているのを知ってましたか?
オイラは知らんかった!

日本のGoogleにも、検索結果にフィルターがかかっている

知らぬ間にフィルターが掛かっている、と言う事がヤナ気分だったので外してみました。

コレでエロ画像も検索し放題ッポイです!

・・・・。

って、それ以外どんなフィルタ掛かってたんだろか。


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2006年10月 8日

ノスタルジー大会

昨日、友達に借りた(ことにしといて(笑))パパイヤパラノイアのベスト盤を聞いてます。

うわー。懐かしい><
昔テープで持ってて、聞き倒した曲が目白押し。

太古のエメラルドっていう曲が大好きだったんです。
後、AXIAと。

有刺鉄線乗り越えて
お前の夢をつかめ
挫折の海に帆をあげて
そこに沈んでしまえ

自虐好きのオイラにとってタマラナイ歌詞であることよ。

昔聞いた曲たちを再び聞き漁る、と言うのは
これはやっぱり如何にも「年を取った証拠」なのだろうよ、と思うんですが
止まらないんですよね。

イイじゃないない、加齢も個性だろう、と。

世間ではこれを開き直りと言う。(合掌)

時に、先日注文した第三舞台のハッシャバイが届いたので見た。

や!流石に今見ると古い感じがする!

後、鴻上芝居のどの辺が好きだったのかも確認出来た。

筋がどうこう、じゃなくて、モノローグや群唱のセリフが好きなのだ。どうしようもなく。
セリフがね、いちいちロマンチックなんです。

天の川の星の岸辺に腰を下ろし
冬の夜の銀の三角を探しながら
私は世界の終わりについて考えていた。
穏やかに見える銀河の時代にも
流れ星は10分に一度星空を駆け抜けると言う。
つまり、世界は
つまり、世界は10分に一度願うことを許されているのだ。
(オープニングより)

とかね。そういうの。

今振り返ると甘い部分も多々あるのだが、
それは私が年を取ったから、というのと
時代が80〜90年代初頭じゃないからだろう。
演技方法とかね。正面芝居!みたいな感じの。

でも、「そうそう、第三舞台ってこうだった」的な懐かしさはあるなぁ。
今鴻上さんはどういう芝居を書いているのだろう。

後再確認したのが「筒井真理子は下手だった」っつー事か。
結構、見るに耐えませんよ、奥さん。

後、会場がサンシャインだったと記憶していたのですが大間違い。
しっかり紀伊国屋でございました。
あれぇ?サンシャインの2階で見たのは一体何の芝居だったのだろう(W

記憶、ボロボロ。

しかし、今から15年位経つと今見ている数々の芝居も
「や、今みると結構古い感じがする!」ってなるのかな。なるんだろうか。
なるかな、どうかな。
世界はそれまであるんだろうかな。
っていうか、オレは生きてるんだろうか。

そんなこんなでこの週末はノスタルジー大会であったよ。
っつーか、もうココから先ずっとオレはノスタルジーで走ってしまうのかもしれない。
や、でもたまには新たな発見もしてみたいなぁ、と思います。


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2006年10月 6日

漂う電球

漂う電球
オリガト・プラスティコVOL.3
観劇日:10/6 ソワレ
於:下北 本多劇場

や、みてまいりました。冷たい雨が降っていました。
朝ウッカリ結構薄着(長袖一枚)で出てしまったら寒いでやんの。
風邪を引きはしないか、とドキドキしたけどダイジョウブそう。
念のためさっき葛根湯を飲んだよ。

物販ではパンフが900円のお手軽価格で販売。
でも、中身も結構お手軽。(笑)
でも、ケラの写真は可愛かったし、紙はツルツルだったのでなんとなく許す。

さてさて、ココからネタバレっす。
見てない人は気をつけて。

や、いい作品だったんじゃないかなっ!
少なくとも噂の男よりずっとコッチの方が好み。

でもねー。広岡由里子と伊藤正之がかみまくり。
そんなにセリフ噛んでいいのか、広岡!っつーぐらい噛んでて
夫婦喧嘩の時は、思い出し思い出しセリフを吐き出してる感じ。

まぁ、そんなカミカミ芝居でしたが、何かが起こりそうで結局何も起きなかった。
でも、起きそうになった、ってことが重要、みたいな。
いや、重要でもないのか。

明日もまた同じ一日なのだろう、と思いつつ。

次男がねー、よかったんですよ。
次男がねー。オレ的には次男。

でも、いっけいさんは流石。
いっけいさん出ると締まるわー。
2幕が俄然面白かったもの。
ま、2幕は色々起こるわけだから、山場っちゃ山場なんだけどね。

大傑作、とまでは言わないけれど、かなりいい静かなお芝居でしたよ。

次男〜〜〜!!


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2006年10月 5日

昨夜、急に

第三舞台が見たくなったのでぇす。

演劇は、浜辺に書いた文字のようなもの。
その場で消えていくのがいいんじゃない!

みたいな事を言って、あの頃頑としてビデオを出そうとしなかった第三舞台。

でも、DVDはガシガシ出してます。

あら、ちょっとカッコ悪い☆

ボックスもばら売りしてます。イーオシバイ。
ってことで、私の中では(朝日は置いとくとして)ナンバーワンである
ハッシャバイをポチっとしてみた。

この芝居には、有頂天のBYE-BYEも使われているのですよ、奥さん。
傘をさしての群唱のシーン。
ああ懐かしい。確かサンシャインでやったんだ。2階席だったんだ。
第三舞台はいつもオープニングが印象的だった。
この舞台も客電がいきなり落ちると同時に大音量で音楽が掛かって始まった。

しかし、あの頃(90年に私が上京してからの一連の怒涛の再演ラッシュ)の芝居が軒並みDVDになっとるのね。ビックリしちゃったよ。
ついついノスタルジーを感じ、ボックスを買ってしまいそうになるが
高いので我慢。
っていうか、好きな奴をチョイスして6枚詰め合わせでBOX値段☆とかしてくれればいいのにー。

週末にはきっと届くだろう。
うーん、ノスタルジー☆


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2006年9月 2日

噂の男(パルコプロデュース)

噂の男を見てきましたヨ。

噂の男(2006/9/1ソワレ)
於  パルコ劇場
作 福島三郎
演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演 堺 雅人 橋本じゅん 八嶋智人 山内圭哉 橋本さとし 猪岐英人 水野顕子

最初は男5人の芝居だったが、ケラの潤色により他2名が追加されたらしいです。

以下ネタバレ

橋本じゅん、うますぎ。
橋本家の漫才は、春子ブックセンターの漫才より漫才らしかったのは
大阪弁だったからであろうか。

とにかく橋本じゅんに尽きる芝居であった。
各所で大絶賛されていたけど、私にはイマイチ合わず。
っていうか、アキラが殺されるシーンで「お前かよ!何故お前が殺す?!わかんない!」と思ったんですが、ネット上を見るとソコを突っ込んでいる人が殆どおらず「ああ、オレだけの感想」的疎外感を持つ。
ってか、正直そこで冷めた。

後、堺雅人の支配人姿が内村にしか見えず。

山内さん、キレイ。
ヅラサイコー。前髪ブラボー。

殿様扮装でチョンマゲに花を咲かせ手になまずを持ったトンチキな姿にちょい惚れ。

部分部分では笑いも取れ、まぁ楽しかったと言えなくもない感じだったけど
後味的には、「カメレオンズリップ」路線かなぁ?と。
あくまでも印象のみです。はい。

ですので、オレ内ケラ路線の中では「あんまり好きクない」路線でありました。

橋本じゅんがよかったねぇ、って感じ。
力量あるなぁ。狂ったときのあのブラックホールのような目がすげぇと思った。

うーん。オレ的には残念感の残る出来でありました。

大絶賛なんだけどねぇ。ヨソでは。


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2006年7月29日

開放弦 

開放弦 KAIHO-GEN
観劇日 2006/7/29 マチネ
於:PARCO劇場

 丸山智己 :遠山(農業を営む。バンド担当は作曲とギター)
 水野美紀 :恵子(遠山の妻)
 大倉孝二 [ナイロン100℃] :門田(遠山の仕事仲間。担当はベース)
 京野ことみ :依代(村役場勤務。担当はピアノ)
 河原雅彦  :進藤(売れない漫画家)
 犬山イヌコ[ナイロン100℃] :素江(進藤の妻。売れっ子漫画家)
 伊藤正之  :木戸(素江の担当編集者)
(役紹介:観劇定点カメラより)

パンフレットは1500円位だったかな。買ってないからうろ覚え。
物販はTシャツも売っていたようです。
パルコのDVDもゾロゾロ売ってました。
ダブリン(初演)を買ってしまいました。

以下、超ネタバレ。未見の人は絶対見ないほうがイイス。

物語的には、あまりひねった部分はなく、
オバカな私でも「あれぇ?」な部分がない話でした。

とある田舎の話。田舎の有数の資産家安西の愛人だった恵子は、安西の子を妊娠。
突然変異(?)のカモで村の農家に億単位の被害をあたえてしまった遠山は恵子と結婚する事を交換条件に安西に借金をする。
その偽装結婚の結婚式の日から物語は始まる。
田舎で農業をやりながらバンドをやっている遠山、門田、衣代は、結婚式の日、自分たちが作ったインディーズのアルバムがダウンロード販売で空前のヒットを飛ばしていることを知る。
安西への借金を返し、偽装結婚を解消する事が出来るはずの遠山だが、何故か離婚に踏み切ろうとしない。
夫婦でありながら苗字で呼び合う不自然な2人。
そして、恵子からある事実を聞いた遠山はショックを受け、家を飛び出した途端車にはねられ右手の自由を失う・・。

昨日、オールナイトなんかやんなくて本当によかった。
予想通り、淡々とした静かな芝居でした。
前半、イビキぶっこいて寝ている人がいて、会場中にイビキが響き渡っていた時間が5分位続いたか。(笑)

正直、静かすぎてかなり「うーむ」な感じだったんですが、
ラストのエピソードでグッと。
恵子が一生懸命弾く「コードなし、開放弦のみ」の曲に遠山が作ったであろう新曲が重なり、切ないラスト。

が、恐らく予想するに、今日のマチネの役者さんの出来はあまり良くなかった気がします。
大倉君、丸山さんがセリフを噛んでました。
乗っているときに見ると、も少しよく見られたかな。

後、やっぱG2の演出は「それはどうよ」的な部分があった気が。
後、河原雅彦はやっぱりスカン。

チラシ:秋のナイロン「ナイスエイジ」の仮チラシ。
後、気になったのが、小須田さんとみのすけが出る8月にやる後藤ひろひとの芝居のチラシ。
ちょっと見たいかも。

ニコラス・マクファーソン

サザンシアターなんだ。
サザンシアターと言えば、「席の通路から後ろに芝居がとどかねぇ!」と去年の夏の健康で言われていたあの「サザンシアター」である。
サザンシアターじゃなかったらよかったのに!(エライ言われよう)


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2006年6月26日

ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?

ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?
作:エドワード・オルビー 演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 翻訳:徐 賀世子
出演: 大竹しのぶ 稲垣吾郎 ともさかりえ 段田安則
2006/6/26 ソワレ
於:シアター・コクーン

前に頭で絶妙に視界をさえぎるおばさんがいた。
携帯の電源を切らずにバイブってる奴がいた。

それ以外は概ね良好。

寝たらどうしよう、と心配していた私でありましたが、
いやどうして、非常に面白い芝居でございました。

段田安則、大竹しのぶ、うますぎ。
特に段田さん、すげぇ。
狂気、ヤナ感じ満載の会話劇。
マーサ(大竹しのぶ)主体に動くのかと思いきや、ジョージ(段田安則)がメインで動く
イヤな感じのゲームの数々。
愛なのか、憎悪なのか、現実なのか、妄想なのか。
叩きのめされた最後に、多分、希望。

ヒリヒリと緊張感がある芝居でした。

見に行ってよかった。

その昔、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」で爆睡をこいた私だったので
翻訳劇はコワイコワイだったわけですが、やっぱ演出ってスゴイね。
拍手、拍手、拍手。

・見かけた有名人
手塚とおる
長塚圭史
ジャニタレ2匹(名前しらん)

手塚さんとすれ違ってラッキーでした。

後、皆さん。芝居を見るときはケータイの電源は切りましょう。
バイブって意外と響くから!
着メロは論外。

以上。

また明日☆


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2006年5月27日

まとまったお金の唄

大人を見に行く時は、いつも雨で、
そしていつも一人である。(つっても2回だけどな)

本当は友人夫婦と3人で見に行くことになってたんだけど
ある事情があり、一人での観劇となった。

雨の下北沢。
淡々と観劇。
内容もかなりアッサリ目。

パンフ、多分なし。
変わりにこの芝居の脚本が売られてました。

以下ネタバレ。

時代は1970年。世間は「おおちゃか万博」で沸き返っている。
借金をしたまま姿を消した語り部博子(平岩紙)のおじいちゃんは
建設中の太陽の塔から落下してなくなった。
2人の娘(市川実和子・阿部サダヲ)を働いて働いて働き詰めで育てたおばあちゃん(荒川良々)は
おじいちゃんがなくなった後、少しづつ少しづつボケて行くのだった。

ボケたおばあちゃんは、おじいちゃんが死んだ事をすぐ忘れ、
「お父ちゃんがそろそろ帰ってくるから、お風呂沸かさなくちゃ」と呟き、
その度、「おじいちゃんは死んだ」と人から知らされ、その度悲しみにくれる。
「何度聞いても、すぐ忘れちゃうから、何度も何度も悲しい。」と泣き崩れるおばあちゃんが切ない。

全体的にアッサリ目。
昔の大人っぽい「ものすごい業を背負ったものすごい人たち」は殆ど出てこない。
精々ウンコ片手にイマジン歌う馬場(クドカン)と左翼的活動を行なっている蝶子(伊勢志摩)ぐらいか。
いや、よく考えるとそれぞれがそれぞれの事情を背負ってはいる。
でも、とてもライトな感覚。

や、それにしても阿部サダヲ人気はすごいですな。
サダヲが何をしても笑います。
一挙手一投足に爆笑の渦です。

爆笑するほどか?と思う部分でも。

感想としては、「まぁまぁ」でした。そんな感じ。
それより、咳が酷くて、我慢するのが大変でした。
みんなが笑うタイミングで咳をするよう心がけました。
そんなトコに気を使っていたので、入りきれなかったのかもしれません。

帰りにせっかくだから、と「CUNE」によってTシャツ2枚買ってくる。
今回はウサギネタ2枚。
6月始めに、新作が出るらしく、その時に前回あっという間に売り切れた「A面B面」も入ってくるだろう、と言う事でしたので
6月始めにまた行こうカナ。


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2006年5月 7日

大人計画フェスティバル チケット発売日その他

発売日とチケット種類が決まったようです。

大人計画フェスティバル公式HP
タイムテーブル

体育館ライブ券付入場券
前売開始:6月10日(土)10:00AM
前売取扱: 電子チケットぴあ
6/10特電03-5237-9933(オペレーター予約、10:00〜18:00)
6/11以降0570-02-9988(演劇専用オペレーター対応)
全国のぴあ店舗(コンビニ除く) 
*インターネット販売はありません。
*保護者同伴の場合に限り未就学児童無料
*ご購入は1回のお申込につき1公演のみ、2枚までとさせていただきます。

普通入場券
前売開始:6月11日(日)10:00AM
前売取扱:
電子チケットぴあ6/11特電0570-02-0027(Pコード不要)+ぴあ各店舗
6/11以降@電子チケットぴあhttp://pia.jp.t(要事前登録)
6/12以降0570-02-9999(Pコード368-877)
ローソンチケット6/11特電0570-08-4623(Lコード不要)+ローソン各店舗
6/12以降0570-08-4003(Lコード35552)
6/12以降0570-00-0407(オペレーター対応)

9月9日入場券         10:00〜20:00(※再入場可)
9月10日入場券        10:00〜20:00(※再入場可)
料金:3,200円(未就学児童無料)
* 普通入場券のみでは体育館の有料ライブはご覧になれません。体育館の有料ライブをご覧になりたい方は「体育館ライブ券付入場券」をお選びください。

校舎内有料イベント券
前売開始:6月25日(日)10:00AM
前売取扱:
電子チケットぴあ6/25特電0570-02-0027(各Pコード)+ぴあ各店舗
6/25以降 @電子チケットぴあhttp://pia.jp.t(要事前登録)
6/26以降0570-02-9999(各Pコード)+ぴあ各店舗
ローソンチケット6/25以降0570-08-4003(各Lコード)+ローソン各店舗
0570-00-0407(オペレーター対応)
*未就学児童のご入場はご遠慮ください。
*ご購入はお一人様2枚までとさせていただきます。

体育館ライブ
1 グループ魂in体育館〜体調のすぐれない女子は見学〜
9月9日(土)   ?11:00  ?18:15
9月10日(日)  ?11:00  ?18:15
料金:前売5,200円 当日5,500円(全席指定)

2 SAKEROCK単独ライブin多摩市〜グループ魂さん、恐縮です。2006〜
9月9日(土)   14:00
9月10日(日)  12:30
料金:前売4,700円 当日5,000円(全席指定)

3 宮崎吐夢と愉快な仲間たちによる、じゃがいもの会
9月9日(土)   12:30
料金:前売4,700円 当日5,000円(全席指定)

4 東京ムードパンクスin体育館〜先生だって、まだ子供だ!〜 
  9月10日(日)  14:00
料金:前売4,700円 当日5,000円(全席指定)
* 開場は開演の30分前です。
* チケットは「普通入場券」+「体育館ライブ券(全席指定)」の2枚セットになります。
* 「体育館ライブ券」単独での取り扱いはございません。
※ 前売りで完売しなかった場合のみ当日ライブ券単独販売を致します。

校舎内有料イベント
30 井口昇の“経験シアター オトナラマ〜SOS!地球爆破を決行せよ!〜”
(Pコード368-878)(Lコード30453)
9月9日(土)・10日(日)
? 11:45 ? 12:15 ? 12:45 ? 13:45 ? 14:15 ? 14:45
? 15:45 ? 16:15 ? 16:45 ? 17:45 ? 18:15 ? 18:45
会場:3年1組  料金:500円(整理番号)
*開演10分前にはご集合ください。

31 猫背椿の“バー椿”
(Pコード368-880)(Lコード30455)
9月9日(土)
? 11:00 ? 13:00 ? 17:00
9月10日(日)
? 11:00 ? 13:00 ? 15:00 ? 17:00
会場:3年2組  料金:1,500円(整理番号)
*開場は開演15分前です。

32 荒川良々・近藤公園の“学園寄席ドブ会”
(Pコード368-882)(Lコード30456)
9月9日(土)
? 13:00(古典) ? 14:30(古典) ? 17:00(新作)
9月10日(日)
? 13:00(新作) ? 14:30(新作) ? 17:00(古典)
会場:3年4組  料金:1,000円(全席指定)
*開場は開演の15分前です。

33 池津祥子の“課外授業”
(Pコード368-879)(Lコード30454)
9月9日(土)・10日(日)
? 11:45 ? 13:45 ?17:45
会場:3年5組  料金:1,000円(指定・立見)
*開場は開演15分前です。

34 細川徹の“私の人生”
(Pコード368-884)(Lコード30458)
9月9日(土)・10日(日)
? 11:00 ? 14:00
会場:視聴覚室  料金:500円(全席指定)
*開場は開演の15分前です。

35 村杉蝉之介の“「イヌ的」とその他の仲間(天才藤田秀幸の世界)”
(Pコード368-883)(Lコード30457)
9月9日(土)・10日(日)
? 12:30 ? 15:30  各回上映後トークショー有
会場:視聴覚室  料金:1,000円(全席指定)
*開場は開演の15分前です。

36 宮崎吐夢の“オータム・カルチャースクール ワンランク上の女性を目指すスペシャルプログラム
(もちろん男性も大歓迎。ワンちゃん、ネコちゃんも)”ペット不可
(Pコード368-881)(Lコード30377)
9月10日(日)
?11:00  宮崎吐夢の女装入門 
「女は女に生まれるのではない。女になるのだ」(シモーヌ・ド・ボーボワール)。
?12:15  宮崎吐夢の「ママから教わった魔法のベシャメル・ソースの作り方」
ママから教わった秘伝のソースの作り方を、大人計画のケンタロウこと宮崎吐夢がこっそりと伝授。
?13:30  宮崎吐夢の昼寝術
宮崎の若さ(美肌)の秘訣、それはお昼寝。あんな場所で、こんな時間に、そんなふしだらな格好で・・・!?を一挙公開(R18指定)
?15:30  宮崎吐夢の着付け教室
着付けの得意な女性もあわせて急募!
?16:45  宮崎吐夢、大江千里を歌う
大江千里を通して「メガネ男子の魅力」を徹底的に探る。
?18:00  宮崎吐夢杯争奪「平成のミスバービーボーイズ杏子コンテスト」
* 開場は開演の30分前です。
* チケットは「普通入場券」+「体育館ライブ券(全席指定)」の2枚セットになります。

さて、チケット取りはどのように頑張るべきでしょうか?

ライブは、とりあえずグループ魂は諦めるとして。(そこからスタートかよ)
ライブで見たいと思うのはサケロックと宮崎吐夢。
校舎内有料イベントで見たいのは、バー椿と宮崎吐夢。

オレはそんなに吐夢が好きか。
吐夢さんも競争率高そうだしなぁ。
っつか、「じゃがいもの会」て。大江千里を歌うて。平成のミスバービーボーイズて。
相変らずイイ線ついてくるな。

ライブには入場券がついているので、ライブ券さえ手に入れれば校舎内は自由に見れる風味。

先生、松尾ちゃんとお泊りがありません!(楽しみにしていたらしい)

ってか、どうよ、諸君。
一応頑張る?一応。
チケット手に入る気が全くしませんが。


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2006年4月30日

大人計画フェスティバル

大人計画フェスティバル
会場:旧西落合中学校(多摩センター駅徒歩15分) 開催日:2006/9/9〜10
6月上旬チケット発売

昨日行った芝居にチラシが入ってました。

しかし、どのような形態でチケットを売るのか今一歩わかりづらい。
が、気になる企画がテンコ盛りです。

チラシに書いてあったもので気になるものをピックアップしてみます。

  • お泊りパック(松尾スズキ・松尾さんが夜回り)
  • ケチャ(宮藤官九郎)
  • 大人計画公開オーディション(顔田顔彦・初日に開催、発表、徹夜で稽古、最終日の夜に卒業公演)
  • 40歳以上の紳士淑女限定熟年からの初舞台(顔田顔彦)
  • サケロックのみんなと楽しいライブ(宮崎吐夢・とても楽しく)
  • 宮崎吐夢解散コンサート(宮崎吐夢・嗚咽。涙で歌えないので途中から楽しいおしゃべり)
  • 簡単ダイエット(宮崎吐夢・公開腸内洗浄)
  • チョコバナナ屋(三宅弘城・丸ごと一本はちょっと飽きるので半分に切る)
  • スナック(池津祥子・岩松了さんがチーママ)
  • 血糊を体験!(演出部)
  • 弾着を体験!(演出部)
    ※カッコ内は、発案者・備考(あれば)で並んでます。

    うーん。体験したい、お泊りパック。
    ってか、昨日の芝居後の居酒屋では、カラフルメリィの話より、こっちの話で盛り上ってしまいました。
    松尾さんに夜回りされてぇ。
    熟年からの初舞台踏んでみてぇ。
    宮崎吐夢、一人なのにどうやって解散するのか。
    そして一番私たちの心を捉えて離さなかったのが、岩松了チーママのスナック。

    うーん。行ってみたい。

    ケド、すごく混雑するんだろうなぁ、と思うと、混雑嫌いの私は二の足を踏んでしまいそう。
    っていうか、チケットがまず取れなさそうなところが問題であったりしますが。

    どーなんですかね。
    みんな行きたがるですかね。

    私は行きたいので、多分行きたいですよね。
    ま、でもどーせチケット取れませんよね。


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  • カラフルメリィでオハヨ〜いつもの軽い致命傷の朝〜

    カラフルメリィでオハヨ〜いつもの軽い致命傷の朝〜
    於:下北沢本多劇場 2006/4/29 マチネ

    はい、見てきました。
    カラフルメリィは健康の再演時に1回見ておりました。
    が、流石に記憶が薄くなっており、丸星君を藤田さんがやっていた記憶ぐらいしか残っておらず。
    と、思っていたら、デブの岬君が藤田さんだったっぽい。(ソース・演劇定点カメラ
    どうやら私の記憶は、私戯曲の写真と入れ替わりでインプットされていたらしい。

    にしても、藤田さんは当時から結構太っていた気がするので、「デブの岬君」のギャグ部分がどうだったか・・・・。記憶になし。

    オープニングの映像がものすごくカッコよかった。
    後ろの方で見たかった。すごく。
    なので映像化が楽しみであります。

    しかし、みのすけは恐ろしい。
    40過ぎてるのに、ちゃんと少年に見える。
    あのヒトはバケモノだよ。。。

    客演もかなり良かったです。
    三上さん、悪だけどちょっとバカなお医者さん。カッコいい。
    小松さん、すごく性格の悪い浩一とピュアなデブの岬君の二役。かわいい。
    しんぺーさん、患者の宝田。患者チームはみな可愛い。
    馬淵さんは、まぁ、あんなもん。(相変らず女優にはちょっとキツイオレ。)でも、山崎さんの長台詞の部分のピアノはよかったなぁ。新感線の忍法帖の時よりはかなりうまくなっていたかも。

    大倉君のお父さんは、とてもよかったなぁ。崩壊していくおじいちゃんに対しての真摯さ。
    リエちゃんは手堅い。犬山さんも。
    村岡さん、大好き。
    山崎さん(よく考えると、彼も客演か。)、おじいちゃん役に段々無理がなくなってきている。あー、こんなおじいちゃんいるよな、的な。うまいなぁ。

    そして今回特筆。
    廣川さんの品川先輩がとてもよかったよ。
    正直、今まで「廣川さん、すごくイイ!」と思うことがあんまりなかったのですが、今回は素晴らしい。

    ラストの歌、いいなぁ。アレンジはヨタロウさんだったそうです。
    労働者Mも良かったし、キレイも好きだったし、ヨタロウさん好きカモしれない。

    ただ、ひとつ残念なのは、かなり前の方で見たのですが、前のヒトの頭が大きくて舞台の真中が殆ど見えなかった事です・・・。
    傾斜がなかったので、そのせいもあるかと思うんですが、卓袱台シーンがほぼ全滅。
    私も負けじと座高を高くして、また頭を一生懸命動かしつつの観劇となってしまったので、
    私の後ろのヒトもさぞかし「ああ、前の女うぜぇ」と思ったことでしょう。
    スンマセン。痛み分けか。一体誰と分けたと言うのだろう。

    物販、買い捲り。
    パンフレット、DVD三枚、みのすけのCD。
    DVDは、ビデオの再販の奴。(すべての犬、下北ビートニクス、カラフルメリィ97)
    後半のGW5連休に見る予定だったけど、今から見ちゃいそう。
    ってか、ケラのインタビュー部分は実は既に見てたりして。。。

    ケラは、これから先1年半は新作を書かずに充電期間に入るらしいです。
    流石に空っぽになっちゃったらしい。
    そういや、4/21(私が徹夜カラオケをやってる時)に一泊二日でロンドンに芝居見に言ったらしい>ケラ(カラフルメリィ稽古場日記より)

    一泊二日でロンドンて。

    思い浮かぶ事が多すぎる。
    ・わぁ、おかねもてぃ☆
    ・一泊二日って、そのうちの24時間は飛行機の中じゃね?
    ・何見たのかしら。

    まぁ、そんな感じのことをいちどきに思いました。

    新作は書かないけど、再演系でナイロンはやっていくらしいので、とりあえずは良かった。
    秋はテクノベイビーナイス・エイジらしいですが、来年は何の再演をやってくれるのでしょうか。

    ケラに枯渇されると、私の人生が大層つまらなくなるので、
    枯渇しないで、とお願いするしかない。

    お願い、枯渇しないで下さい。


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    2006年2月28日

    労働者M IN シアター・コクーン

    労働者M
    於:シアター・コクーン
    作・演出 : ケラリーノ・サンドロヴィッチ
    観劇日:2006年2月27日 マチネ

    「つまんねー」の感想を最後にネットで情報を封印してから幾年月(つっても3週間位?)。
    前情報を殆ど入れずの観劇。
    堤真一主演だったので、殆ど期待せずに見たんですが、堤君頑張ってました。
    前回(カメレオンズリップ)より随分よくなってたんじゃないかい?
    それとも「期待せず効果」で案外よく見えたのかしら。

    お話は近未来の収容施設と現代のマルチ商法の事務所の2つが2つの物語に繋がりは無く(全員二役)バラバラに進んでいく。

    現代の方の物語はかなり生々しく、イヤな気持ちになる一方の芝居。
    近未来は革命を胸に収容施設へ潜り込んだ若者の挫折とか長いものに巻かれろとか挫折とかそういう感じの芝居。
    途中でセリフが聞こえなくなるムシクイ状態(前説で説明あり)の芝居でした。

    パンフレットのケラ曰く、「ゼロの芝居」。
    何かが起こったり起こらなかったりする芝居。
    そういった意味では、見事にこの芝居は何かが起こったり(近未来パート)起こらなかったり(現代パート)するお芝居でした。

    現代パートの方は、現代のザラザラした希望もない何もないそんな日常を描ききっていたのではないかなぁ。辛かったけど。
    近未来パートの方が面白く感じる私にとっては、やっぱり「芝居には何か起こって欲しい」のだろうと思う。エンタメ好きだからね。
    かといって、じゃー全然駄作じゃん、と切って捨てられるか、と言えば切って捨てられないんだな。

    現代パートと近未来パートが実はどのようなつながり方をしていたか、等と言うのは、私には難しすぎる宿題となってしまいますが。
    セリフの時代あたりにまた脚本が載るだろうから、その時復習したいと思います。

    小泉今日子は、まぁそれなりの出来。
    松尾スズキ、流石です。
    秋山奈津子、更に上行く流石振り。
    田中哲司、近未来パートのクラウスがやけに可愛かったので、ものすごーーーく嫌な役だった現代パートの目崎と二役だと知ったとき、「役者さんってスゴイもんだ」と思った。

    うん。ケラはやっぱ凄いよ。
    今年は書き下ろしはこれ一本なのが残念ですが
    ご本人様もそろそろ休憩したいみたいなので、ちょっと休んで寄り道してまたいいものを書いて貰いたいな、と。


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    2006年2月19日

    ダブリンの鐘つきカビ人間

    以前も書いた事があるが
    私が好きな役者、古田新太大倉孝二がいる事務所、CUBEで芝居のストリーミング販売をしている。

    cubit club theater

    中々いいラインナップが揃っている。
    一週間見放題で420円でカード決済可能。

    以前から「大倉孝二が超好演」と評判だったダブリンの鐘つきカビ人間(2002年版)を昨日見てみた。

    後藤ひろひとが率いていた「遊気舎」は昔芝居を熱心に見ていた時に
    「オモシレェ」と気に入って結構見ていた。
    まぁ、その後芝居をあまり見に行かない期間が続いてしまって
    その間に後藤ひろひとは遊気舎をやめてしまって、どういう進化を遂げているのかサッパリ知らなかったわけですが。

    噂に違わず、大倉孝二のカビ人間が切なく悲しく可愛らしい、
    大倉君をみるためだけに見ても420円分の元はきっちりと取れる芝居でした。
    終わりがかなりブラックではあるけれど、きれいに締まっていた気もするし。
    夢のような昔の物語に迷い込んだ現代の壊れかけたカップルが
    魔女狩りのような悲しい歴史を動かす話なのかなぁ?と思ってみていたんですが
    「過去起こったことは動かしようがないんですよ」というシニカルなラストでした。

    後藤ひろひとは相変らず卑怯な芝居をしており、
    「そうそう。この卑怯テイストがかなりお気に入りだったよな」と思い出しました。
    役者としてのひろひと氏がかなり好きだった。

    時間にして約2時間の芝居で、
    最近私が気に入って見に行っている芝居が概ね3時間オーバーなので
    短くて見ている方もかなり楽でした。(笑)

    けど、エンディングの曲(歌入り)にはちょっと興ざめ。
    誰が選んだんだ。センスねぇな。

    次は「人間風車」(阿部サダヲ出演バージョン)を見てみよう。
    こっちも似たテイストのファンタジーらしいぞ。

    時にライブまで後一週間。
    ボサボサでまとまりがつかなくなった髪の毛を何とかしに
    重い腰をあげてやっと美容室に行ってきた。
    縮毛矯正でツルツルサラサラの髪の毛に。

    ビバ、縮毛矯正。


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    2006年1月 2日

    ナイロン2006の予定

    私に届いた数少ない年賀状。

    数少ないのはしょうがないンです。
    もう10年単位で紙の年賀状って出した事ないんです。

    まぁ、そんな私にきたナイロンからの年賀状という名のDM。

    今年も張り切ってお金使ってね☆

    そんな内容でした。

    ナイロン本公演

    カラフルメリィでオハヨ
    2006/4/7〜4/30 本多劇場

    ナイス・エイジ
    2006/12/8〜12/24 世田谷パブリックシアター

    DVD
    トーキョーあたり 劇団健康
    2006年春発売予定

    下北ビートニクス
    すべての犬は天国へ行く
    暗い冒険 北+南  KERA・MAP#1
    2006年4月発売予定
    以下16タイトル順次リリース

    ビデオで出ていた作品のDVD化は非常に嬉しい。
    ビデオ買わずに我慢しててよかった☆

    出来る範囲でお金を払わせて頂きます。

    今年も頑張って働く意義が出来たってもんだ。


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    2005年9月27日

    吉原御免状 2005/9/27 青山劇場

    どうしようかと思いました。
    どうしていいのか判らなくなりました。

    この人達は一体ドコへ行きたいんだろう。

    見てる間中、ずーっとその事ばかり考えてしまいました。
    途中から空手バカボンの「屋根の上の猫とボク」が頭の中で鳴りっ放し。
    「一緒に歌おう〜僕らは歌おう〜猫のリズムじゃ〜乗りにくいけど〜」
    ケラが歌いっぱなし。

    まぁ、集中出来なかったっつーことなんですがね。

    えーっと。素直に言っちゃいます。
    これって面白いんですかね。

    内容は、笑いを一切取り払ったいのうえ歌舞伎。
    だが、SEの入り方とかはそのまんま。
    導入の部分から最後の大団円まで組み立て方は
    もう、ものの見事に「いのうえ歌舞伎」なんだけど、笑いが一切無い。

    ものすごいシリアスなシーンで「チョーン!」と拍子木が鳴る。
    話はご都合主義でぺらっぺら。
    まぁそれはいつものことなんですが、如何せんドシリアス路線なので
    ペラペラ加減が際立つ事この上ない。

    うーん。色々考えてしまったよ。
    私は「笑いたい病」に掛かってるのか?(まぁ、掛かってるけど)
    今までのお約束を守って欲しかったのか?(新感線には守って欲しかったかも)
    自分を振り返り、「ついて行けてないアタシが悪いの?」とか一生懸命考えた。(芝居中に)

    まぁ、結論としては、「ついて行かなくてイイや」でしたが。

    やー、しかし新感線いのうえ歌舞伎から笑いを取り去ると
    こーんな風に仕上がっちゃうのかー、と感慨深い気持ちにもなりました。

    こんな感慨、一回切りにして欲しい。

    ってか、松永(堤真一)が勝山太夫(松雪泰子)を刺し殺すシーンで拍子木が「チョーン!」と鳴って
    「おいおい、ココで拍子木かよ」と思っていたら
    シーンと静まり返った中、絶妙のタイミングでどこぞのオヤジがクシャミ。
    拍子木でダイナシ、クシャミで駄目押し。
    笑いをこらえるのに苦労した。
    せっかくガンバッタ泣かせのシーンだったのにネ☆

    今までの路線を変えるんだったら、根本から全部変えてクダサイ。
    話ペラペラ、笑いナシ、でも拍子木は鳴らすよ!お約束だからね!とか
    そんな変なトコ守んなくていいから。

    堤真一のフンドシ姿も笑いをこらえるのに一苦労。
    これは一体ドコに向けているサービスショットなのだろう、と
    堤真一の尻を見ながら一生懸命考えた。
    堤真一ファンへのサービスショットなんだろうけど、尻見て嬉しいのか?ファンって。

    劇団新感線が贈る堤真一のための堤真一の芝居、
    それが「吉原御免状」でありました。

    堤ファンなら大満足間違いなし☆(多分)

    最後に義仙(古田新太)を切り殺す演出(レーザー使用)では
    一部失笑が漏れていた。

    そんな所で笑わせてどうする!
    そんな笑いが欲しかったんじゃねぇや!

    ってか、10500円、返せよう。・゜・(ノД`)・゜・

    久々に「ハズレ」引いた感ムンムンの芝居でした。
    この芝居が今年最後の観劇になるのかと思うと、気分も沈むってもんだ。

    アンコールは3回。最後はスタンディングオベーションで。

    みんな大喜びです!隊長!(誰?)

    やー、新感線で初めてパンフ買わなかったカモ。

    ってか、もう一回こういうのやったらもう見にいかねぇ。


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    2005年8月27日

    劇団健康・トーキョーあたり

    今日は同じ下北沢で水戸君のライブやってたんですが
    同日に先に取ってしまっていたので、行ってきました。劇団健康。

    心配した台風は大した影響もなく、夜中にそっと去ってくれていたので
    今日はフェーン現象だかなんだかで妙に暑い中。

    パンフは1800円。
    毎日限定100部だそうなので、開演前に買うがよかろう。
    つくりは非常に凝っているというか、メチャクチャというか、保存に困るというか。
    でも買った方がいいよ。

    後2日公演があるので、以下ネタバレがイヤな方はここでサヨウナラ。

    大満足。今回はやっぱりと言うか予想通りと言うか
    手塚さんにやられっぱなしでした。

    後、ケラ満載。久々に芝居でケラ堪能。ケラ好きにはタマリマセンデシタ。

    オープニング映像、自虐的に秀逸。キレイや鈍獣をやたら気にするケラ。本屋で万引きのケラ。自分の著作が50円均一でワゴンセールに出ていて狼狽するケラ。
    ってか、奥菜恵、ヒドイわ。「豚」て。

    内容は、もっとナンセンスかと思ってたんですが、案外情緒的に思えた。
    ヤバゲなネタもチラホラあったけど、「健康だから入れてみました」的な入り方だったかも。

    手塚さん演じる渡辺課長の「たもつぅぅぅぅ」が切なかった。
    ツボだったのが、公園に置いてある「リスだかカバだかわからない乗り物」
    アレは携帯ストラップとかで売って欲しかった。

    私は生理的に大堀さんがダメな性質だったんですが
    今回の大堀さんはあんまり「ダメ」じゃなかったなー。

    犬山さんのくり坊、手塚さんのシリーウォーク、三宅さんのバック転と懐かしネタ満載。

    ケラの出番は2箇所。
    保の回想シーンでのいじめっ子部分と、後半部分の手塚さんと一緒にキレイを語るシーン。
    あ、後ラストの放屁回数ン時も出てた、と言えばアレは出てたと言うのだろうか。

    アンコールでは、ケラ直々に今回のパンフの解説。

    前回のタイトルだった「ヤング・マーブル・ジャイアンツ」の曲が転換に使われていて、何となく嬉しかった。

    満足度は100%越え。今回のは楽しかったな。面白かった。
    また、気が向いたらやって下さい。


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    2005年8月 8日

    今日はゆっくり休みました。

    今日一日、センちゃんの様子を見てたんだけど
    「完全復活」とまではやっぱりいってない様子。

    若干食いが悪く、夕方頃にボーっとしてた感じがしたので
    今日の夜から4種類に薬を戻す事にしました。
    明日はペレットオンリーじゃなくて、種餌メインでいって見よう。

    Webにて鳥の保定のやり方を検索。

    ちゃんと飲んでもらって、薬を飲ませる時間を短く済ませないと
    結局はセンちゃんが一番可哀想なことになるので
    頑張って保定して飲ませました。

    いくら手を嫌がるようになったって、コレは仕方ない。

    明日も早起きして、出社前に十分時間を取って様子を見ることにします。

    昨日、病院で見たときは結構ほぼ普通に戻ってた感じがしたんだけどなぁ。
    まぁ、「全然元気がない」わけじゃないので
    後数日は4種類で様子を見てみようと思います。

    ああ、悩みは尽きず。
    アタシが強くならないとイケナイので、投薬頑張ります。

    そういや、CUBEのHPでストリーミングサービスが始まりました。

    今掛かっているのは4本。

  • 「MIDSUMMER CAROL〜ガマ王子VSザリガニ魔人〜」
  • 「SLAPSTICKS」
  • 「人間風車」
  • 「こどもの一生」

    結構いいラインナップかも。
    って事で、早速SLAPSTICKSを買って今鑑賞中。
    ガマ王子と人間風車もいずれ見るつもり。

    こういうサービスが増えていってくれると、
    スカパーとか導入出来ない身としては助かるなぁ。

    さてさて、明日からはまた日常だ。
    頑張って働くゾ。


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  • 2005年7月23日

    LAST SHOW

    観劇日 2005/07/23 マチネ
    場所 パルコ劇場
    演出 長塚圭史
    出演 風間杜夫・永作博美・北村有起哉・中山祐一朗・市川しんぺー・古田新太

    新太君見たさ、及び長塚圭史への興味で取ったチケット。

    約2時間、劇場中ほど、センターにて、非常に見やすい席での観劇。

    前情報を殆ど入れずの観劇。
    長塚圭史についても勉強なしでした。

    以下ネタバレ

    長塚芝居、ダメかも。

    ワッシと気持ちをわしづかみされた人も多々いるようですが
    私には合わなかったみたい。

    テイスト的には「好きライン」のはずなのになぁ。
    ちょっと湿り気があるのか?いや、ないな。
    なんだろう。ケラや松尾スズキとはどう違うんだろう。

    話は、収録スタジオでの「拾った動物の面倒を全て見て、”博愛の人”と言うベストセラーも出した渡部(古田新太)のインタビュー後の会話から始まる。
    「この時代だからハートウォーミングなドキュメンタリーが撮りたい」というディレクターの石川(北村有起哉)と「渡部には叩けば絶対裏があるから「暴き系」でトライしたい」と主張するカメラマンの中島(中山祐一朗)の押し問答。

    舞台のセットは石川と妻の美弥子(永作博美)の部屋。
    冒頭のスタジオのシーン以外はその部屋のワンシチュエーションで行なわれるが
    部屋が回転するように出来ていて、シーンに合わせて色んな角度から部屋を見ることとなる。

    妻の美弥子が一人で夫の帰りを待っているところに突然あらわれる石川の父と名乗る男(風間壮夫)
    石川の父の歪んだ息子への憎しみを発端に、異様にねじれ始める物語。

    や。風間壮夫、怖すぎ。ひたすらひたすら怖かった。
    怖い芝居好きなはずだったのに、感じるのはとにかく息苦しさ。
    出演者の殆どが誰とも交わらず、共感する事もなく、ただひたすらねじれていく空間。

    唐突にあらわれた市川しんぺーに一瞬救われた気がしたが
    どうにも話は死に向かってひたすらひたすら収束していった。

    私には「どうにも救いようのない話」にしか見えなかった。
    あああ、こういうのダメだ。もっと救いが欲しかった。
    ダメなんだ、きっと私は長塚圭史がダメなんだ。

    もっと突き放した感じが欲しいんだ。
    突き放した所で「個々に生きていく」感じが好きなんだ。
    んーーー。なんなんだろう、この違和感は。

    この違和感を確かめに次の長塚圭史の芝居を見に行くかどうか。
    とっても微妙。

    今回は、風間壮夫につきるなぁ。役者ってすごいと思ったよ。
    狂気と狂気と狂気。
    狂気の大安売り。

    捩れて、狂っていくんじゃなくて、最初から出し惜しみのない狂気。

    あー。
    少しづつ軋んでいくのではなく、
    出てきてる人全員が、最初のスタンスから変わらず
    捩れてる人は全開で捩れっぱなしだから、ダメだったのかもしれないな。

    うーむ。いやいや、松尾スズキだって、ねじくれ全開の人ばっかりの変態世界を描くけどアレは好きだ。

    一体何がダメだったんだろう。
    やっぱり(ワタシ的に)救いがなさすぎたせいだろうか?

    ラストの青いホリゾントの舞台はとても美しかった。
    後、市川しんぺーの便器ダイブ、お見事。
    市川しんぺーの部分だけはよかった。

    結局救われたかったんだな>オレ

    帰りにお茶を飲んでいたら、渋谷の喫茶店で大きな地震。
    電車は止まっていて、回復の兆しナシ。
    おまけに、駅ホームで息苦しくなり、一緒に行った友人にバスで私の最寄駅まで送ってもらってしまった。迷惑かけた。すまなかった。そしてありがとう>友達

    長塚圭史って人間あんまり好きじゃないのかなぁ。

    ※7/24 1:34 追記
    わかった。ロマンチックじゃなかったからだ。
    そういやそうだ。私はロマンチック好きの人だったのだ。
    ああ、スッキリした。


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    2005年7月 3日

    ヤング・マーブル・ジャイアンツ

    見て参りました。雨の吉祥寺。
    久しぶりの千秋楽観劇。

    KERA MAP #004
    ヤング・マーブル・ジャイアンツ
    2005/7/4
    14:00〜(2:45)
    於:吉祥寺シアター

    さてさて、今回は実は某巨大掲示板にて
    絶対に見たくなかった2点のネタバレを見てしまって
    少々鬱になりつつの観劇でした。

    見てしまったネタバレ
    ・全裸がイッパイ
    ・ラスト 舞台の後の壁が開けられ、外が見える

    結構知りたくないネタバレでしょ?(泣)

    オープニングはダンスによって始まっていた。
    総勢35人が吉祥寺シアターの決して広くない舞台でうまい具合に出入りし踊り、去る。
    去り方が走っていったりしていたので
    第三舞台っぽいなぁ、と(その部分だけ)思った。

    話はこれまたケラ味が濃い感じ。
    彼氏との些細な痴話喧嘩の果てに自分の片方の目玉をフォークで抉り出した姉と
    リストカット癖がある弟の2人兄弟を巡るお話。
    姉は自分の身近にいる人物を使っての童話(妄想)を弟のために語り聞かせる。

    その妄想話が現実と行ったり来たりするわけですな。
    ドレが現実なのかは曖昧なまま。
    姉の不倫話、弟の恋話、看護婦の暴走、荷物を運びつつ遭難する2人のOL。
    ラストは総勢35人が全て姉と弟になり、色々なストーリーを口々に語る。

    知ってる役者が殆ど居ない芝居で
    役者で芝居を見るタイプの私にはちょっと冒険でしたが
    ケラを信じてよかった、見に行ってよかった、と思わせる出来でした。
    前回の「砂の上」より、面白く感じました。

    もう、床に仕掛けられているセリというセリをふんだんに使ってあった。
    何でもセリで上がってくる。
    そしてセリではけてく。
    新しい劇場のオープニングアクトだったせいか
    劇場が持つ機能のサンプルとしても非常によく出来ていたのではないでしょうか。(笑)

    目玉を繰り出す、と言う部分で「痛そうな」映像が多々使われており
    うわぁぁぁ、ダリみてぇだ、と思った。
    全裸の方ですが、14歳の健康な男子のどこへ向かっていいか判らない欲望の発散としては
    アレはありだったのではないかと。
    ずっと教師のセクハラの被害者として甘んじて泣いていた女子生徒も
    男子と一緒に脱いじゃってましたが、あれもアリだったと。

    ラストの「舞台の奥が開く」という演出ですが
    各所で某演出家の二番煎じ?とか言われてますが
    そんなのは状況劇場の十八番だったわけで。

    今回のケラの意図として
    「気に入った役者は今後チェックしてって欲しい」という事だったので
    気になった役者さんを列挙してみます。

    ・バドガール/清田の息子 伊藤修子
    ・近藤(ブラをたまに着ける生徒) 近藤智行
    ・教師(本八幡) 猪岐英人
    ・消崎健太郎 野部友視

    千秋楽だったので、ケラの舞台挨拶があり。
    最後にクラッカーが割れて、ケラから役者へのエールあり。
    「頑張って絶対に世の中に出て来い」みたいな事が書かれてありました。
    脳みそがウニなので、うろ覚えですが。。。

    本当に見といてよかった芝居でありました。

    役者見する私を劇場へ向かわせたケラの煽り文句

    下に並んだ30名を越える出演者クレジットを見て、ほとんど、あるいはまったく知る名前がないことで、この公演のチケットの購入をためらう方は多いことと思う。そして、「今回はやめておこう」と言って有名な人の出るあの舞台やあの舞台のチケットにお金を注ぎ込むのも、まあ無理からぬことだ。この際「テレビに出てるあの人や大きな舞台のスターであるあの人を生で見るためだけに」芝居を観ている方はこの先は読まないで結構です。きっとそうした方々は、この作品がどんなに面白いモノだったとしても「観ておけばよかった!」と悔しがってはくれないと思うからだ。
    つまり、逆に言うなら、そうではない方々にとって、この公演を、見逃した際には必ずしや大きな後悔を伴う舞台にしてやりたい、というしごくまっとうな志を、今私は抱いているのだ。
    皆さんが評判を聞いて悔しがる様が目に浮かぶようである。評判を聞いてから来られるのもなんだかちょっとシャクなので、この公演に限り当日券はやや高めの値段に設定させて頂いた。「早く買っておけばよかった!」と後悔させたいのだ。なにしろ前売券の1.5倍である。この値段に呆れて当日券で来るのをやめた方も、やはり「1.5倍払っても観ておけばよかった!」と後悔することになれば万々歳。たまにはそんな公演もあってよいと思う。

    役者35名:
    天野史朗、荒木秀行、荒巻信紀、井澤正人、いせゆみこ、市川訓睦、伊藤修子、猪岐英人、今井あかね、井本洋平、岩崎正寛、植木夏十、岡田昌也、緒川桐子、金崎敬江、眼鏡太郎、小林由梨、駒木根隆介、小宮山実花、近藤智行、主浜はるみ、鈴木里実、鈴木菜穂子、関絵里子、永田杏奈、音室亜冊弓、野部友視、初音映莉子、林雄一郎、三嶋義信、皆戸麻衣、宮本彩香、宗清万里子、横塚進之介、吉田真琴(五十音順)

    いい舞台をありがとう。

    最後にもう一言。
    劇場に「小学生」とか連れてこないでください。>下手バルコニー席の観客さん


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    2005年6月29日

    七人の恋人〜ウーマンリブ Vol.9〜

    大人計画のHPにて発表されてました。

    ウーマンリブ Vol.9
    七人の恋人
    作・演出:宮藤官九郎
    出演:阿部サダヲ 三宅弘城 少路勇介 星野源 宮藤官九郎/尾美としのり 田辺誠一

    <東京公演>
    10月15日(土)〜11月13日(日) 下北沢本多劇場
    前売開始:9月11日(日)
    料金:前売5000円 当日5300円(全席指定)

    やーん。三宅さん出るンじゃん。行かなくちゃ!
    と、ココで「行かなくちゃ!」と叫んだ所で、チケ取りが厳しそうなのですが。

    尾美としのりも出演ですよ!
    ってか、写真の尾美としのりったら、爆笑田中に似すぎ。

    秋以降はケラの作・演出芝居も今のところ無さそうなので
    もしやライブをやるのでは?とソッチも密かに期待してたりもします。

    ってか、実は今週末のケラ芝居のロビーで姿を拝見出来ないものか、と
    密かに淡い期待を抱いていたりもするミーハーな罠。

    時に昨日「ポチっとしちゃおっかな!」と叫びつつ、ポチっとしなかった電グル&スチャダラのCDですが
    やっぱり欲しくなり近所のCD屋に行ってみたら、
    初回限定版は全部売り切れで明日通常版が入ってくる、との話だった。

    無いとなると欲しくなるのが人の常。
    って事でアマゾンで見たら24時間以内に発送となっていたので
    思わずワンクリックで注文してシマイヤシタ。

    これ以上無駄遣いするのはやめます。ハイ、やめます。


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    2005年6月25日

    確保しますた!

    こんなに先行があってイイのかい!
    一般発売でチケットは残っているのかい!

    と、叫びたくなるぐらい数多ある先行販売で
    やっとこ、平日夜のS席を確保。>吉原御免状

    コレでとりあえず現在見たい芝居のチケットは全て確保出来ました。
    が、青山劇場なので、席がどうだかなって問題はあるんですが。

    あー、しかし土日の確保が難しくなってきたなぁ。

    なんつーか、全部平日で諦めてますよ>最近
    見れるだけマシなんですが。

    チケット取りにくい劇団ばっかり好きなのが悪いのでしょうか。

    取れたのでいいか。

    今日は暑かった上にヒマだったので
    ヘアマニキュアしました。
    前一回やったときはシエロ使ったんだけどマニキュアした後髪がキシキシしたので
    会社の人がお薦めしてたブローネを使ってみた。

    コレ、かなりいいかもシンマイ。

    ただ、確かシエロの方は耳カバー(か、ケープかどっちか)がついてたんだけど
    ブローネの方はケープも耳カバーもついてなかったのでそこが残念かな。

    耳カバーキボンヌです>ブローネさん


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    2005年6月18日

    微妙な。

    酒井若菜、降板。
    ショックです。

    酒井若菜が急性胃腸炎で「キレイ」降板

    代役は鈴木ランランですYO。

    うは。
    ランランかよー。
    微妙。

    ってか、

     東京と大阪で7、8月に上演されるミュージカル「キレイ」に出演予定だった酒井若菜(24)が、急性胃腸炎で降板することになった。

    理由も微妙。
    急性胃腸炎はあんまり降板の理由にならないとオモ。

    よほど出来が悪かったのか、稽古で追い込まれたのか、それとも妊娠か。
    憶測が某巨大掲示板でも飛び交ってますな。

    あー、酒井若菜のケガレは結構楽しみにしてたのにな。
    ランランかー。ランランなのかー。
    あー。微妙。

    時にネットサーフィン中にこれまた微妙なものを発見してしまいました。

    焼肉ようかん

    おいしい焼肉味のようかんです。
    焼きたてカルビを彷彿とさせる豊かな風味・・・
    何故かようかんになりました。ようかんの食感で焼き肉!

    焼肉は焼肉で、ようかんはようかんで、別々に食べた方が絶対においしいとオモ。


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    2005年5月24日

    目白押し。ってか、芝居地獄

    実はこないだのケラマップ(砂の上の植物群)まで
    今年は芝居を見ていなかった。
    私の心をヒットするものがなかったのであります。

    その代わり、というのか、「待たせたね♪」という気持ちの体現なのか
    夏から秋にかけて見たい芝居が目白押しなんです。

    ケラマップ「ヤングマーブルジャイアンツ」(チケット入手済み)
    松尾スズキ「キレイ〜神様と待ち合わせした女〜」(チケット入手済み)
    長塚圭史「ラストショウ」(チケット入手済み)
    劇団健康「トーキョーあたり」
    劇団☆新感線「吉原御免状」

    ざっとあげてこれだけ。(漏れないよな・・多分ない・・多分)
    ってか、7月~9月の間に5本ですか!>オレ

    しかも、ラストショウなんか
    誰と行くか決めないまま、見切り発車で先行にオーダーしたら
    今日「当たったよヽ( ´ー`)ノ」メールが来ちまいました。

    しかも前楽。席は前とは言えないが、かなり見やすい席。

    今一人目に連絡取り中なんですが
    彼女もほぼ私が見たいものと同じモノが見たいが
    家庭もちなので、ラストショウは厳しいかも、と軽く予想してます。
    他、誰か「我こそは、長塚圭史脚本で古田新太が見たい!または風間壮夫が見たい!または、えーっととにかく見たい!」と思われる知り合いの方
    立候補してみてください。

    見切り発車はこんな具合に取れちゃうもんなんですな。
    でも、健康と新感線は厳しそう。

    去年はこのブログで気合を入れれば入れるほど
    チケットを取りしくる、と言うジンクスがありましたので
    ココで決意の程は表明いたしかねる、と言う感じなのです。
    気合入れないぞ。入れないぞ。入れないったら。


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    2005年5月 8日

    3時間半

    今日は松尾スズキの「キレイ」のDM先行。

    朝、5時半起き、6時半に現地到着。
    既に8人並んでいたため、土日狙いを諦め、
    楽近辺の平日昼間の10列目のチケット入手しました。

    3時間半のお供は
    中島らものトークライブの本。
    まぁ、3時間半は流石に持たなかったので
    1回半ぐらい読んじゃいましたけど。

    や、寒かったです。
    後、今日の発売で「松任谷由美」と「小田和正」が重なっていて
    ソッチ系のファンだと思われたらどうしましょう、と
    また妙な自意識がニョッキリ。

    途中、トイレのついでにマックでスープを買って帰ったんだけど
    ああいう所で暖かい飲み物がいかに大事かと言う事を
    体で思い知りました。体が芯から温まりました。

    ってか、冬には絶対に並びたくない、と心から思いました。
    絶対無理。
    後、一人じゃ結構ツライな。やっぱ。
    今回はどうしても見たかったので頑張ったけど
    毎回一人で並ぶのはチョット厳しいかも。

    実はぴあのプレリザーブの予約も結局取り消し損ねて
    まだ待ち状態。
    大楽なのでまず絶対当たらないだろうけど
    2階のクソS席が当たったらやだなぁ、と思う今日この頃です。


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    2005年5月 7日

    砂の上の植物群

    於シアターアプル
    5/7 13:30開演
    作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
    出演:常盤貴子、筒井道隆、温水洋一、西尾まり、猫背椿、池谷のぶえ、赤堀雅秋、つぐみ、山本浩司、喜安浩平 ・ 渡辺いっけい
    やや後方の下手よりで観劇。
    上演時間、休憩10分を含め約3時間15分(とアナウンスされてました)

    池谷のぶえは初見だったんですが
    とてもよかった。
    彼女目当てで芝居を選んでもいいのかな、と思わせる
    非常に魅力的な役者さんでした。

    パンフレットは2000円。やや大きめ。袋はくれませんでした。(W
    グラビア多し、出演者の座談会あり、
    ケラと水橋さんの過去の赤裸々話を含めた対談あり。
    上演台本の販売もやってましたが、買わなかったので値段はわかりません。

    以下ネタバレを含みますので
    未見の方はココでさようなら。

    シンセサイザーズの新譜のオープニング曲「ナイト・サーファーズ」が
    テーマ曲として使われてました。

    話。
    多分海外から日本へのフライト中に飛行機事故に遭い、
    奇跡的に生き残った10人足らずの男女は
    海外の今まさに戦争真っ最中の島の中の建物に幽閉される。

    激化する戦争。
    日本では、関東で大震災があった後にその島起こっている戦争に絡んだテロが勃発し
    飛行機事故の生存者が日本に帰れる可能性は
    日を追うごとに少なくなっていく。
    状況が悪化する中、当然人間関係も悪化の一途をたどる。
    全てを拒否していたユカ(常盤)が全てを受け入れたラストのセリフの先にあるものは
    果たして希望なのか絶望なのか。

    イヤな性格のイヤな人たちがイヤな感じの会話を続ける果て
    イヤな事件が巻き起こる、イヤテイスト満載のイヤな芝居でありました。

    や、そのイヤさが良かったりするのでケラ芝居は侮れない。

    筒井道隆はいつでも筒井道隆。
    王様のレストランから進歩も退歩もしてないところがすごいのかどうなのか。
    今回の役もはまっていたように思えます。
    宇宙人との会話はこの芝居唯一ホノボノテイスト。
    常盤貴子は、想像していたよりは普通に見れました。浮いてなかったし。
    ちょっとだけ入れた前情報では
    後半殆ど温水渡辺の二人芝居のようなものだ、と書かれていたので
    主演と呼ばれている二人がよほど出来が悪かったのかと思っていたけれど
    ちゃんと主演、と呼べる出来でしたよ。

    しかし、途中で死んじゃった「オレの中での今回の芝居のイヤな役ナンバーワン」赤堀雅秋の死体がはける時だけ
    何故か舞台が回って死神が登場した。
    そんときは「ああ、今回は人が死ぬと死神があらわれるのかなぁ」と思ったんだけど
    その後人はバンバン死んだけど、死神が出てきたのは後にも先にもその一回だけ。
    一体あの演出は何だったんだろう。
    ちょっと不思議だったが、アレだけ人が死ぬのに
    そのたびにいちいちベサメムーチョ歌って舞台が回ってたら
    ただでさえ長い芝居が更に長くなるので、まぁそういう事だろう、と飲み込むことにしました。

    概ねの人がそうだろうけれど、宇宙人がツボでした。
    宇宙人、可愛いよ、宇宙人。(&宇宙人の奥さん)

    100%手放しで絶賛、と言う程の出来ではなかったけれど
    飽きずに楽しめた。
    何より池谷のぶえを見れたことが今回一番大きいかもしれない。

    カーテンコールは3回。
    2回目は宇宙人が、3回目は宇宙人とケラが登場。
    ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
    ケラ登場なだけで、今回の芝居の印象は20%増しました。

    次回の「ヤングマーブルジャイアンツ」を見に行くかどうか、まだ迷い中。
    タイトルが私が昔大好きだったバンドの名前なので無視出来ずにいます。
    キャパ少ないし、チケットは取れるだろうか。
    うーん。どうしよう。誰か一緒に行く?
    同行者募集中!

    あ、後5/14のみのすけのライブも同行者募集中。


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    2005年3月 5日

    世界一の男

    友人に録画してもらっていた(BS放送分)の轟天2。
    HDDレコーダに落としていたんだが
    先月の「間違えてフォーマット事件」でキレイに消えていたので
    再度、HDDに落とし中。

    実は前回落とした時は見てなかったので
    今回は見ながら撮ろうとしていたのだが
    撮り始めて5分経った頃、
    友人から「古田新太がテレビに出てるよん」との親切なメールが。

    って事で、「芝居は後からまた見ればいいか」と
    テレビを30分ほど見る。
    んで、テレビが終わったので再度「轟天はどうかな?」と
    切り替えてみたら。

    最初の顔見せ部分がまだ終わってなかった。(W
    所謂「キャラ紹介部分」が30分経っても終わってなかったわけです。

    流石新感線。

    丁度切り替えて5分ほど経ってから
    古田新太が「裸侍」とか名乗って
    股間に印籠つけて
    パンイチで殺陣やってた。
    カッコ悪い所がカッコイー!

    流石古田新太。
    「股間に何かをつけること」が世界一似合う男。

    時に話は全然変わりますが
    今日友人と晩飯食いに行ったんです。
    4時頃にイチゴロールを食べていてあんまりお腹空いてなかったので
    駅近くの喫茶店で食事をすることにした。
    お茶だけで済まそうかな、と思ったケド
    どうせ数時間すればお腹空いてくるだろうし、って事で
    カレーだったら入るかな?とカレーを頼んだとです。

    そしたら出てきたのがレトルトカレーだったとです。

    ありがちだけど悲しかったとです。

    地元でカレーを食ってはいけない店、二軒目でましたー。
    心のメモに書いておかなければ。


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    2005年2月18日

    見なくちゃ!

    アオドクロが映画館で!

    見たい、三宅のガンテツが見たい!と思いつつ
    あまりの高さ(チケ代12000円位だったかな)のために見送った
    アオドクロが映画館で楽しめるらしい。

    髑髏城の七人〜アオドクロ公式HP

    チケットは2/22、ぴあ先行。
    2/26 ぴあ e+で発売だそうよ。

    見なくちゃ!

    また、夏の古田新太は
    長塚圭史モノだそうよ。

    ラストショウ

    キャスト:風間壮夫・永作博美・北村有起哉・中山祐一朗・古田新太
    パルコ劇場:2005/7/1〜7/24
    ドラマシティ:2005/7/28〜7/31

    見なくちゃ!

    新感線関連が最近手薄だったんで
    補充補充。


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    2005年2月 7日

    クドカン、「鈍獣」で岸田戯曲賞受賞

    や、ノミネートされてるのは知ってましたが
    獲れましたね。

    第49回岸田戯曲賞

    ノミネート作品は

  • 岡田利規 『三月の5日間』
  • 小川未玲 『もやしの唄』
  • 宮藤官九郎 『鈍獣』
  • 長塚圭史 『はたらくおとこ』
  • はせひろいち 『サイコの晩餐』
  • 東憲司 『しゃんしゃん影法師』
  • 平田俊子 『れもん』
  • 前田司郎 『いやむしろわすれて草』
  • 選評はまだ読めませんが、
    どういう所がキモで獲れたのか、早く知りたいところ。

    私的には
    去年見た芝居(本数少ないけどね!)の中では
    1,2位を争う面白さでしたが。(消失と鈍獣、同じ位面白かった)

    とりあえず、クドカン、おめでとう。
    そして、岸田戯曲賞作家が2人いる大人計画って、ちょっとスゴイんではないか。

    時に、ザ・シンセサイザーズのHP
    微妙にアップされてました。

    ケラ、写り方を微妙に工夫しているモヨリ。
    工夫もイイが、も少し痩せる方向で頑張ってクダサイ。

    あーー、3月楽しみ。
    とりあえず早くCD聞きたい。


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    2005年1月23日

    スサノオ〜魔性の剣〜

    昨日発掘した
    スサノオ〜魔性の剣〜

    劇団☆新感線
    いのうえ歌舞伎「SUSANOH〜魔性の剣」
    1998年4月5日〜19日(17ステージ)
    於 池袋サンシャイン劇場
    作:中島かずき 演出:いのうえひでのり
    出演:古田新太、橋本じゅん、粟根まこと、
    天衣織女(劇団青い鳥)、明星真由美(双数姉妹)、
    逆木圭一郎、右近健一、河野まさと、
    村木よし子、インディ高橋、フランキー仲村、
    礒野慎吾、山本カナコ、吉田メタル、
    杉本恵美、タイソン大屋、はだ一朗、江本敏子 他 
    田尻茂一、川原正嗣、前田悟(アクションクラブ)


    BSで放映されたものを録画したものですが
    デジタル化しながら、見直してみましたら。

    おもしれーーーーーー!!
    コレぞ新感線の醍醐味、
    いのうえ歌舞伎ここにあり!って感じ。
    一昨日位に見たデジャ・ヴュから7年後なので
    やっぱどっちかってーと今に近いテイスト(太り具合)なんですが
    や、古田新太の演技よすぎ。

    だけど右近
    ラストの決め台詞で噛まないように。
    2時間半の劇台無しよ?

    そういや、新感線には
    その日、大失敗した人は
    舞台挨拶や終演後に罰ゲームがある、と言う話を聞いたことがあるが
    この時の右近さんは何かしたんだろうか。

    スサノオは
    円形劇場のスサノオ−武流転生−
    の方が記憶に強かったが
    (何故なら、芝居途中で、たくさんのチューブに繋がれた古田新太がものすごーーーーくカッコよかったから。そんな見方しかしてない人生)
    魔性の剣、オモロイわ。よく出来てる。
    ってか、この時は珍しく粟根氏が「裏切らない側」で「美しかった」ので
    ソッチの方の印象の方が強かったんですね。
    粟根、キレーじゃんよ、と。
    目つきが悪い、とか 悪側の名参謀、とかそういう「いつもの」粟根氏じゃなかったんで
    そっちばっかり憶えてたけど
    見直してみると、古田さん、やっぱいい演技してます。
    色っぽいし、説得力がある。

    DVD化されたら即買いだな。


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    2005年1月20日

    デジャ・ヴュ 91

    一昨日位かな。
    アンジーのビデオを求めてモシャモシャと探し物をしていたら
    ポロっと出てきたビデオ。

    ソレが1991年に上演された、デジャ・ヴュ。

    「デジャ・ヴュ」
    (作 鴻上尚史・演出 板垣恭一)
    1991年10月24日〜31日
    於 シアターアプル
    出演:古田新太、渡辺いっけい、松重豊、鈴木勝秀、西牟田恵、ほか

    うーん、コレはDVD化しとかないとイカンナ、と思い
    今、見ながらHDDに録画しとるんですが。

    やー!古田新太が痩せている。
    なんてったって約14年前だからな。
    ホクロもある。
    惚れ惚れするほどカッコイイ。
    でも、芝居は今の方がウマイな。

    しかしこの頃もジョージ・ブッシュ(オヤジの方)が大統領やってて
    戦争やってたんだなぁ。

    当時のことを色々思い出すな。

    有頂天とかアンジーとかもビデオあるんだけど
    なんとβなんですよ・・・。

    ヤフオクとかでβデッキを買ってまで
    デジタル化すべきかどうか激しく迷い中。


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    2004年12月26日

    消失・2回目見たり、クリスマスっぽくないクリスマスしたり

    消失。

    このDVDは出たら絶対に買うと言い切る。
    今日は12/21の時より出来がよかった気がします。
    21日の時に「ちょっと上滑りしてるかも」と感じ
    冗長に感じた前半も今回は長く感じなかった。

    あ、開演前のアナウンスは冗談じゃないので
    なるべく120度をキープしましょう。
    今回は4列目だったんだけど、
    前のヒトの頭(ズ)で
    舞台真中がほぼ見えませんでしたよ・・・・。

    今回は大倉さんがよかったなぁ。
    今回も以下ネタバレあるかも。
    全国ツアーな今回ですので、見たくない方はココでさようなら。

    最後の影が前回も今回も不思議でしょうがなかったけど
    あれは蓄光だそうです。

    某所より引用

    蓄光塗料は光を集めないと光らないから、暗い状態で前に立って前から照明当てると、人が立ってた部分だけ陰になるのです。
    暗転中に三人が出てきて、箱の前に立ったら明転して少し当てとけば問題ない。

    おーーー。
    ひとつ勉強させて頂きました!って感じッス。
    知らないことは山ほどある。

    観劇後、別の友人夫婦と合流し
    4時間半のカラオケ大会。
    アンジーも歌ってきたけど、
    ノリのいい、コブシ・コールアンドレスポンス系の曲に限って、コピーが微妙で音が薄い。
    もうちょっと品質を揃えて欲しい>UGA
    まぁ63曲入れてくれたから、あんまり文句は言いたくネェけど。

    でも、楽しゅうゴザイマシタですよ。

    グループ魂も熱唱してきました。
    友人のダンナさんが「Over 30 Do the 魂」を入れて
    ちょっと歌えない内容なので「私は手伝えないよ??」とか言ってたくせに
    気が付いたらマイク取り上げ

    シコんねぇ奴は男じゃねぇぜ!
    シコんねぇ奴は友達じゃないないないない!は〜!

    とか元気よく叫んでました。

    もう女としてダメポぃデス・・・・。
    クリスマスだったのに・・・・。


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    2004年12月22日

    ナイロン 消失を冬至に見た。

    ネットで知り合った年若い女性にチケットを譲ってもらい、
    ナイロンの消失を見て参りました。
    所謂ネゲットです。
    ネットでチケットゲット。(間違ってます)
    ネチケットの時も「なんだかなぁ」と思ったものですが
    ネゲットって語感は一体どうなんでしょう。
    ちょっとおいしそう。

    まぁ、それはいい。
    ナイロンの消失の話です。

    開演前のアナウンスは
    紀伊国屋定番のご注意と上演時間のアナウンス。
    面白いのでお聞き逃しのないように。

    上演時間は約2時間50分、ノンストップ。
    劇場に入る前にヨソでトイレを済ませておくのが
    賢い大人のやり方だと思われます。
    私は、全力で膀胱に頑張ってもらいました。

    パンフレットは1800円。美麗。
    サイズはデカイので覚悟を。

    以下、ネタバレを大きく含む可能性がありますので
    見たくない方はココでさようなら。

    見ている最中より、見た後にジワジワっと来る芝居でした。
    ナイロンにしては笑い少なめ(これは最初から宣言済み)
    前半は少々冗長な感じもしましたが
    後半にスルスルと全て纏まっていく(や、実際は壊れていくのですが)感じが
    とても緊張感が味わえてよかった。

    舞台はどこの国ともしれない国の、ちょっと未来かもしれない時代。
    空には二つの月が浮かび、環境汚染は悪化の一途をたどっている。
    異常なほどに仲のよい、39歳(大倉)と35歳(みのすけ)の兄弟の家でのワンシチュエーションの芝居。
    誰もが何かを愛しており、
    そして誰もがその愛する対象を失ってしまう。
    夫を、息子を、恋人を、兄弟を、職を、そして記憶を。
    ただただ失っていく。

    大倉さんは、パンフにも書いてあったけど
    今回は「クネクネは禁じ手」と言うことで全くクネクネしてませんでした。
    クネクネを期待していくと、ガッカリしますよ。
    でも、頑張ってた。
    みのすけは得意分野の芝居で目一杯見せてくれた。
    35歳にしては、オヤジ臭さは足りなかったけど。
    (最初は親子に見えた。>大倉・みのすけ)
    八嶋さんの舞台は初見。
    溶け込んではいたが
    端々で「イラッシャイマセー(メロンパン入れ)」を彷彿とさせられた。

    全体を通してエキセントリックさをほぼ排除。
    ナイロンお馴染みのオープニングの映像は
    ちょっと「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」風?
    モノトーンでまとめられており、相変らずオシャレでした。

    思ったことは山ほどあるんですが
    うまく言葉に出来ません。困った。
    静かで、よいお芝居でした。

    観劇後、初めて会ったチケットを譲ってくれたヒトと
    その会社のセンパイと一緒に青龍門へ。
    パゲがやたらと多いオヤジばかりの集団の横の席に通される。
    オヤジばかりが7~8人、青龍門で何してんだ。
    中華食って飲んでた様子。

    青龍門ですから。


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    2004年12月 4日

    イケニエの人

    昨日の「明日は大雨」予報を裏切り
    小雨の中、劇場へ向かう。
    一人での観劇ってどうしてこうも盛り上がらないのか。

    世田谷パブリックシアターは初めてだったのですが
    小屋も小さめ、2階席でしたが非常に見易かったです。

    以下ネタバレ。見たくない人は切り上げてください。

    遠目だったからなのか、クドカンの女装が非常に可愛らしかった。
    が、阿部、クドカンが完全に喉を潰しており、
    声が通らないことこの上なし。

    小ネタは笑える、との前評判でしたが
    小ネタもイマイチ、と言うのが正直なところ。
    まぁ、ナゴムギャルは笑った。でも笑ってるの私だけだったかも。
    全体的に上滑りしてる感じがした。
    もちょっと、人の嫌な部分にズケズケ入ってくる感じが欲しかった。

    皆川猿時が普通によかったです。
    最後の笑顔の連射が結構切なかった。
    皆川さんとタガメちゃんのツーショットのときは
    「あー、この二人夫婦なんだよなぁ」という余計な情報が
    頭の中を駆け巡った。そんな情報が邪魔だった。

    今ひとつ入り込めない感が残りました。
    全員揃っての歌とダンスのシーンはとても豪華な感じがしましたが
    松尾ちゃんの動きが怪しすぎて・・・・。

    セリフ、歌詞ともに、どうにも通り過ぎてって残らなかった。
    私の頭が悪すぎるせいかも知れないのだが。

    後、阿部・宮藤夫婦のニセ関西弁が耳についてどうにもダメだった。
    アレは関西弁である必要があったのだろうか。

    あの場にいた人々はそれぞれ誰かのイケニエになってなられて、
    そして全員が天井裏の怪物のイケニエになったのだろうか。

    バスター探しのエピソードが出てきた時は
    「お、11人いる!をやるのかな?」とか思ったケド
    違ったし(笑)あんまり意味なかった気が。

    ナイロンの「東京のSF」の時も
    結構エピソードがガンガン盛り込まれていて
    ストーリー自体が消化不良な感じがしたけど、今回もそれに似てるかも。
    ナイロンほどは笑えませんでしたが。

    総じて「ダメでもいいじゃん」的な優しさが足りなかったのかも。
    その腐臭のする優しさが好きな私としては。


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    2004年10月 9日

    イケニエの人・チケット撃沈

    はぁ。予想通りだ。
    ここまで予想通りだと逆に笑えます。
    '`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、

    昨日からちょっと腹が痛く、ちょっと熱っぽくボーっとしているんですが
    私が熱っぽかろうと、ボーっとしてようと
    発売日の発売時間は来るわけで。

    んで、頑張りました。
    リダイヤルしつつ、イープラスでクリック連打。
    忙しかった。ボーっとしてるヒマなし。

    イープラスは10分過ぎには売り切れてたね。
    実は3Fなら取れる日もあったんだが
    それだったら当日とか立ち見とかでもヨサゲな気がして
    取るのやめた。

    まぁ、後はヤフオクで値崩れするのを待つか当日か。
    ってな感じですな。

    鈍獣もアレだけ嘆いていながら見れたから
    まぁ、お金さえ出せばオークションでなんとでもなるのはわかってるんですが
    やっぱオークションは最後の手段にしたい。

    と言いつつ、予約番号に入札してたのはナイショだ。
    全然最後の手段じゃないじゃーん。
    だって、一般じゃ取れないってわかってたんだもん・・・。

    って事で、またオクを睨む日々が続くわけですか。そうですか。
    もうネットダフ屋に勝てる日は来ないんですか。そうですか。

    ダルイので寝ます。シクシク


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    2004年9月11日

    イケニエの人

    大人計画 松尾スズキの三年半ぶりの新作本公演
    イケニエの人

    作・演出 松尾スズキ
    出演/阿部サダヲ、宮藤官九郎、池津祥子、
    伊勢志摩、顔田顔彦、宍戸美和公、猫背椿、宮崎吐夢、
    皆川猿時、村杉蝉之介、田村たがめ、荒川良々、近藤公園、平岩紙、松尾スズキ

    <東京公演>
    11月11日(木)〜12月5日(日) 世田谷パブリックシアター
    前売開始:10月9日(土)

    前売取扱
    チケットぴあ(10/9のみ特電)TEL 0570(02)9960(Pコード不要)
    チケットぴあ(10/10以降)TEL 0570(02)9999(Pコード356-561)
    チケットぴあ(10/10以降)TEL 0570(02)9988(演劇専用オペレーター対応)
    くりっくチケットセンターTEL 03(5432)1515
    ローソンチケット(10/9のみ特電)TEL 0570(06)3034(Lコード不要)
    ローソンチケット(10/10以降)TEL 0570(06)3003(Lコード35828)
    ローソンチケット(10/10以降)TEL 0570(00)0403(オペレーター対応)
    イープラスhttp://eee.eplus.co.jp/

    料金
    1・2F 前売5,700円 当日5,900円
    3F 前売4,000円 当日4,200円(全席指定)

    やー、これまた役者が豪華ですよ。
    阿部サダヲ・宮藤官九郎が出るので、チケット入手困難は軽く予想出来る・・・。
    でも見たいなぁ。

    世田谷パブリックシアターは3階席まであって、キャパは600席(立ち見入れて約700)だそうで
    うーん、取れてもまた後の方な予感。
    最近、前の方で芝居見てねぇ。
    ソコソコ前の方だったのはアカドクロ(新国立)だったけど
    それは友達に取って貰ったチケットだったから、自分の運関係なし。

    しかも、その友達の誘い(走れメルス)をお断り(予算の関係上)して
    今年の冬はナイロン(消失)とこの大人計画を選択した私は
    また、鈍獣の時のようにチケットを取りしくる予感がムンムンとしている。

    しかし、タイトルの「イケニエの人」だが。
    有頂天の曲で同じタイトルの曲があるんだよね。
    ってか、ふくすけって曲も有頂天歌ってたし、
    同世代で仲いいし、何かあるのかな。

    松尾スズキ、ケラといえば
    宮沢章夫から影響を受けた、とインタビューとかで言ってたけど
    その三人が脚本を書く「竹中直人の匙かげん」
    っつーのもやっぱり12月にやるんだけど
    近年の流行りモノ日本映画に必ず出てる「竹中直人味」に
    いささか食傷気味な私は
    どうしようかなぁ、と迷っている。
    脚本の面子だけだったら絶対見に行くべきなのだが、
    竹中味がなぁ。。
    と、二の足を踏んでる状態なのです。

    しかし今年の冬は贅沢だなぁ。
    アレコレ迷う事が出来る、というのは幸せな事かも知れない。

    とりあえず、消失とイケニエは必ず見る(チケット取りガンバル)ってことで。


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    Posted by otama at 00:00

    2004年8月22日

    レッツゴー!忍法帖

    昨日の鈍獣のロビーのテレビに映し出されていて
    衝動買いしてしまった「レッツゴー!忍法帖」のDVDを2回も見てしまった。(主音声と副音声)
    多分5時間ぐらい掛かったと思う。
    我ながら暇人っていうか、お疲れ様っていうか。

    オポンチ路線もやっぱり楽しいなぁ。

    阿部サダヲはやっぱ可愛い。
    阿部一族(破壊の項参照)が出るのもわかる。

    DVDをみた人ならわかると思うんだけど
    舞台上の阿部サダヲ及び副音声でネタにされていた
    「すごく笑う”お母さん”(池田成志ファンらしい)」
    実は昨日の鈍獣で私の横に座ってたんだよね。
    開演してすぐ「うわ、笑い屋みたいに笑う人だ・・・」と思っていたら
    DVDのネタにされてるし
    本当に私オンリーのみのタイムリーさ。
    新感線に来てて、鈍獣に来てたってことは
    古田のファンかなぁ、と思っていたら
    副音声で「池田成志のファンらしいですよ」と
    どこから仕入れたのかわからない情報を古田新太が言っていた。
    ホントかよ。

    今回の演目は生(2/21)で見てるし
    如何せんオポンチだし新感線なので(お約束ばっか)
    改めての感想等はほぼないに等しいんですが
    忍法使うシーンで安っぽいCGが付け加えてあって
    それがナカナカ新鮮でした。
    ああいう使い方はありかも。

    カメラ的には「もっと全体を見せて欲しい」と思う部分も多々あったけど
    新感線ファンなら買いだろうな、と思った。
    後、舞台上でも古田新太からダメ出しを食らっていた
    「新感線の永遠の若手」タイソン氏
    副音声の中でも更にキツイダメ出しを食らっており、ちょっと泣けた。

    まぁ、でも伝わらないんだからしょうがないか。


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    古田、(お肉)復活!・゜・(ノД`)・゜・

    ヤフオクで頑張ってゲットした鈍獣をやっと見てきた。

    やーやー、6月に見た「ちゃんと痩せた古田新太」を保持していると思い込んで見たら
    いやー、お肉復活しつつありましたがな。
    やっぱハードな芝居続けないとダメなのねぇ。
    体はまだ切れてたみたいだけど、多分摂取カロリーが使ってるカロリーをオーバーしてるのねぇ。
    悲しいサガなのねぇ。
    もう痩せた古田は見れないのねぇ。・゜・(ノД`)・゜・

    ってなことで以下鈍獣の感想になるので
    未見の方で見たくない方は見ないで下さいネ。(お構いなしに書きます)

    やー、面白かったです。
    今のところ今年見た芝居の中でナンバーワン。
    今回の芝居では、私的には生瀬がよかった。

    配役
    古田・・・・江田
    生瀬・・・・岡本
    池田・・・・凸川

    私の古田新太配役予想は当たっていたが
    パンフを読むと「予想外の配役をした」みたいな事が書いてあって
    「普通に考えると江田は古田」と言い切っていた私は「普通じゃなかったのかな・・・」と
    少々ショックではありました。

    少しづつずれていく狂気がよくにじみ出ていて
    「スッキリサッパリ観劇後感が爽快!」と言う感じじゃなくて
    後味が悪さがよかった。
    歯切れの悪さ、後味の悪さ、あくまでも鈍い、鈍い男たちの話。
    ほぼワンシチュエーションの中でのピントのズレた狂気にドキドキした。
    殺した「はず」の凸川は殺される度にエレベーターから
    「もう、(店)終わった・・・??一杯飲ませてよ」と現れる。
    殺しても死なない。ゾンビの如く何度も。
    休憩前までは「成志、今回もチャラい芝居やってんなぁ・・・」と思ったけど
    後半には俄然よくなって、最後のセリフでさらっていった。

    一番怖かったのは、線路の成志と生瀬の二人きりになってからの生瀬。
    足撃って逃げれなくしてから「凸やん、逃げて」
    このシーンで、私はナイロンのフローズン・ビーチの
    犬山が松永を窓から突き落とした後の
    「チーちゃん、アタシヤッタよ!!チーちゃん!(フニクリフニクラ大音量)」のときに感じた狂気の怖さを思い出した。
    あんときも怖かったんだよなー。

    今回は前情報入れたくなくて、2chの該当スレッドも見ないようにしてたんだけど、
    帰ってきて見てみたら評判悪いでやんの(W

    まー、成志はマジで吐瀉してるし(しかも2回も)
    前の方で見ると結構あのシーンは「ウゲゲ」と思うかも。
    後の方の席(K列)で幸いだったかもしれぬ。

    キヨスクのところは「ミッチリ感」がスゲーよかった。
    あんなミッチリなキヨスクで買い物したくねー。

    っていうか、「ホストクラブ」が舞台っていう設定が
    どこにも生かされてなかった。(W
    壁の古田の「オレ様写真」は面白かったけど。

    女優に関しては特に感想ナシっていうか、感想のいいようがない。
    どーでもいい。邪魔になんなきゃ誰でもよかったんじゃない?みたいな。
    乙葉はダメ。っていうか、全員イマイチ。(スンマセン。元々女優には点数カライです、私。)
    それを補って余りある男優陣に乾杯。

    ヤフオクしてまで見に行った価値は充分ありました。
    大満足。見れてよかった。


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    2004年8月17日

    べらり途中下車の旅

    べらり途中下車の旅っつー至福団がやってるページに
    古田新太が登場。

    ああ、新太君、まだ痩せたままだよ。ありがとう、神様!
    真面目な顔してどういうポーズ取ってんだか。
    キミはどこかの悪の組織の手先ですか。
    つーか、手が妙に白くて顔が異様に赤いのはフラッシュのせいですか。

    しかし早くどんじゅーるぼんじゅーる見たいなぁ。
    アレから何故か癖になって
    毎日、ヤフオクの鈍獣ウォッチをしていたわけですが、
    やっぱり一番よいタイミングで落札出来たようです。ウヒヒ。
    何故か癖になっても何も、本当はそういう実感が欲しくて毎日ウォッチしてたんです。
    ウヒヒって思いながらウォッチしてたんです。
    我ながら嫌な性格。ウヒヒ。

    ってことで早く週末にならないかなぁ、という感じ。
    芝居は楽に向かって出来がよくなっていく(と思っている)ので
    わざと楽近辺をいつも取るわけですが、
    ネタバレ読めないのが結構辛かったりするわけで。

    ああ早く土曜日が来ないかな。
    来たら来たでまた楽しみが一個減っちゃうわけだけど。

    あーー、ナイロンどうしようかなー。
    まだ迷ってたんだ。。。って突っ込みはナシの方向で。
    まだまだ迷うぜ。
    迷ってばかりの人生だぜ。


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    2004年8月14日

    またミュージカルて。

    しかもブルハて。
    鴻上尚史の次回作「リンダリンダ」の話なんですが。

    昨日一緒に遊んだ友達は
    一足先に「鈍獣」を見て来ていて、
    リンダリンダのチラシが劇場チラシに入っていたらしいのですが
    まぁ、また微妙な線でビックリしてしまいました。

    何でも、「マンマ・ミーア」を見て目から鱗が落ちたとか落ちないとか。
    私が言いたい事は、大体この人が言ってくれている。
    (私は「ぶっちゃけ見たい」とは思わず「うわ。微妙。今回もパス」と思ったんですけどね)

    っていうか、「鴻上 リンダ」で検索したら
    本家のHPではなく、上記のブログがトップに出るって一体どうなんでしょう。

    ブルハは第三舞台でもよく使われてたし、
    ブルハ聞くと第三舞台思い出すので、別に悪い組み合わせではない、とは思うけど
    なんかちょっとアザトイ感じがするんですな。
    後、何がやりたいのかよくわからない。
    わからないんだけど、「えー?今ブルハ?」みたいな。

    後なー、ブルハはヒロトが歌わないとダメでしょう、とかも思う。
    それはRCサクセションは清志郎が歌わないとダメなのと同じ。
    最近の音楽に殆ど興味がないので
    SOPHIAの松岡なる人がどのような歌を歌うのか全然知らないんで
    合うか合わないかの判断は全くつかないんですが(W

    なーんか、もうちょっと「目のつけどころがシャープでしょ?」みたいな
    こう、そそられるような芝居が出来ないものなのかしら。
    最近の鴻上さんは過去の遺産とズレた分析に基づく芝居しかしてない気が。
    どこからずれたんだろうか。
    客は入っているんだろうか。
    大きなお世話だろうか。
    私がもう一度鴻上さんを見たいと思う日は来るのだろうか。
    私が好きだったのは「第三舞台の鴻上尚史」だったのかも知れないな。

    昨日、今日と続けて
    ナイロンの「カメラ≠万年筆」と「ライフ・アフター・パンク・ロック」を見た。
    ケラの芝居は間が命、と思った。
    どちらかと言うと笑い少なめの平坦な会話で繋いでいく感じの芝居。

    1980年代ものとしては、やっぱり映画(1980)が一番よく出来てたかも知れないなぁ。
    カメラ・・・の続編がライフ・・・で、
    それをベースにしたのが1980なんだけど、
    なんつーか、アレです。
    聖子ちゃんカットってやっぱ暑苦しい。何で流行ったんだろうね。
    後、新谷真由美がやってた「不思議ちゃんキャラ」は、本当にああいう奴沢山いました。
    戸川純とか泯比沙子とかを薄くした感じの人たち。
    ともすればすぐ手首切っちゃうような。
    んで、それを人に見せちゃうような。

    今考えると屈折してたよな、80年代。


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    2004年7月10日

    鈍獣チケット惨敗

    しかも、自分のオペレーションミスで
    手痛い失敗をしてしまい、もう心から_| ̄|○

    あああああ!オレのバカ!

    まぁ、今年のチケット運は前半で使い切ったらしい(特にグループ魂で)ので
    たまにはこういう事もあるか、と諦めるしかない。
    が、しかし、オレのバカ!ともう一回言わせて。

    後は、オクで直前まで待つか当日券狙いが残ってるわけだから
    絶望せずに虎視眈々と狙って行きたい、と。

    しかし、みるみるが嬉しそうに「惨敗♪」とか言うと
    ちょっとむかつくかもしれない!
    でも、言う確率高いかも!

    今からむかついておこうか。
    むきゅーーーーーーーーーー!!!


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    2004年5月 8日

    ドライブイン カリフォルニア

    先週辺り、エロスの果てのビデオを見た、というエントリーを書いたと思うけど
    その勢いに乗って、という言い方も変であるが
    まぁ、やっぱり勢いに乗ってなのだろう、
    松尾スズキのドライブインカリフォルニアを当日券を取って見に行った。

    昨晩、当日券を電話で予約出来る(というか電話予約しか受けてないんだけど)ということを知り、
    「おー、取れたら見に行こうヽ( ´ー`)ノ」と思い立ち
    電話を掛けたらたまたま取れてしまった。

    思い立った自分のアイデアに酔いしれた私は
    「今日予約していた病院の予約時間が「当日券者はこの時間までに必ず来い」という時間に
    間に合わないこと、
    また、今日が空飛ぶ雲の上団五郎一座の一般発売であったこと、
    この2点をキレイに忘れていた。

    病院の方は泣きついて薬の処方箋だけで済ませてもらったが
    団五郎一座の方はもう間に合わない。
    っていうか、ドライブインカリフォルニアの当日券予約スタートが12時だったので
    それを待ちながらうだうだとラーメン作って食べようとしたら
    手を滑らせてドンブリひっくり返して
    まだアツアツの麺を素手で掴んでアチチとか言ったりしてた時点でもう売り切れてただろう。

    んで、芝居の方だけど
    多分、今日の舞台は不出来だった気がする。
    いや、私の期待が異常に高すぎたのかも知れない。
    私の期待が高いときって、大抵「それはそれはモノスゴク完璧な出来」を求めている。
    期待度がそれなりだったら楽しめたのかもしれない。
    いや、楽しんだんだけど、
    所謂「キタ」感があんまり無かったんですね。
    連れて行かれそうになって、エレベーターが来る直前、ぐらいな感じで
    エレベーターに乗ったーー!着いたー!チーンって鳴ったー!
    ココどこーーー???
    みたいな感じではなかった、と。

    でも、村杉蝉之介っていい役者なんだな、と思った。
    もっと卑怯かと思ってたけど、なんか普通にいい役者さんだった。
    後、松尾スズキは髪の毛があるとカナリカッコいいと思った。
    ハゲが嫌いなわけじゃないんだけど、
    長髪好きな私としては長いほうがやっぱり3割増にオトコマエに見えた。

    しかし、開演前に買った宗教が往く(松尾スズキ著)は
    まだ前書きしか読んでないけど、前書きだけですごかった。
    と言うかなんと言うか前書きだけで64ページあった。
    読み応えタップリの前書き!何処まで連れて行かれるのかと思ったよ。

    本編の感想は後々、ってことで。

    所で、私はニフティのメールアドレスを持っているのだが
    あそこのメールアドレスはアルファベット3文字+数字五桁@と決まっており(エイリアスはあるものの)
    非常にスパムメールの被害に遭いやすいメールアドレスなのですが
    「生のエッチはすごい!」というタイトルのスパムメールを
    「牛のエッチはすごい!」と読み間違えてちょっとビックリしました。


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    2004年5月 3日

    エロスの果て

    昨日松尾スズキのことについて少し触れ、
    んで、キレイのサントラも久々に聞いて
    そういや、借りてた大人計画のビデオ(シアターテレビジョン放映分)があったなぁと思って
    「エロスの果て」という芝居をビデオで見た。
    いや、ちょっとすごかった。

    ストーリーは、近未来。
    快楽のセックスの果てに生まれた「サイゴ」と名付けられた主人公(阿部サダヲ)と
    その友人で不治の性病「プラダ」で余命幾許もない小山田(宮藤官九郎)、
    その二人が心酔する「快楽としてのセックスを忌み嫌う」天才少年角川(荒川良々)を軸に
    「愛って何」ということを深く掘り下げる、まさにタイトル通りの内容。

    いやー、変態しか出てこなかったよ。
    変態しか出てこなくて、醜悪な偏った奴らばっかりなのに
    何故か惹かれ、そして美しいラスト。

    汚い、汚い、汚い、その果てのキレイ。
    やー、松尾スズキすごいわ。
    これ、生で見たかったな。
    ビデオでアレだけ圧倒されたのだから
    生だともっとすごかっただろう。

    圧巻だったのが秋山奈津子(サイゴの母役)。
    この人はお嬢さん役やったり、ヨゴレ役やったり色んな役が出来る人だが
    今回は、超ヨゴレ役。
    初っ端からパンツ脱ぐわ、喘ぐわ、
    あーーホントに役者って大変だ、とシミジミ思った。
    キレイでも、真っ裸(後姿のみ)になってたしな。
    パンツ脱いだからスゴイ、というわけじゃ決してないです。ハイ。
    演技が圧巻だった。

    今やってる松尾スズキのドライブ・イン・カリフォルニアにも出てますね。
    ちょっと前の野田の「透明人間の蒸気」にも出てましたね。
    アレだけ出来る人だから引っ張りだこですな。

    一昨日のエントリーは女優の感想一切なかったけど
    今回は、秋山奈津子に尽きます。私にとって。
    いや、スゴイ。秋山奈津子超スゴイ。

    今回思ったこと。
    ・秋山奈津子のプロフィールもネット上にないなぁ、ということ。
    ・エロスの果てはみんな見たほうがいいよ?ということ。


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    Posted by otama at 20:30 | トラックバック (0)

    2004年5月 1日

    赤髑髏 IN 新国立劇場

    見てきましたヨ。髑髏城の7人(古田バージョン)
    いやー、新国立劇場良かった。
    スゲー奥行きで、奥から全力疾走してくる古田新太。
    もう、素敵過ぎ。

    開演前は、「デブのオヤジに一万円弱を払う俺たち」とか
    自嘲気味に笑ってた私たちでありましたが、
    終演後は「デブのオヤジ、一万の価値あり!」とか叫んでて
    結局、パンフレットとTシャツ二枚お買い上げでしたわ。ハハ。
    (ま、開演前に買ったんですけどね、実は)

    新国立ならではの舞台作りだったと思われるあの奥行き。
    席が正面ではなかったので、見切れる部分もあったのだが
    あの奥行きは素晴らしかった。

    古田の捨之介はやっぱりカッコよく、
    後良かったのが邪鬼丸の山本亨。声が良くて渋かった。
    うわー、こんな役者シラナーイ!とか言ってたけど
    天保12年のシェイクスピアに出てたんですね。
    見てるジャン、オレ。
    '`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、

    佐藤さんの狸穴は、こぐれさんの狸穴を踏襲という感じ。
    私は前回のこぐれさん狸穴は出色の出来だと思っているので
    もう少し「ヒトはいいけど食えない感じ」が欲しかったところ。

    梶原さんの贋鉄斉は、逆木贋鉄斉とは別物に仕上がっていて
    アレはアレ、可愛い感じでよかった。
    けど、研いでは切り、研いでは切りのやり取りは逆木さんの勝ちかな。

    ううむ。しかしこうなってくると染の青髑髏も気になってくるな。
    っていうか、三宅さんは何役やるんだろう。
    一緒に見に行った友達と「贋鉄斉」ではなかろうか、とか話してたんだけど
    「磯平」の線も捨てきれず、何役するのかがスゲーー気になるっ!

    と言うことで、チケ取に軽く参加してみて、取れたら行くということになった。

    その前に鈍獣よ。
    コレは真剣に行くわよ。取れなかったらオク落としてででも行ってやる・・・。(マジですか、アタシ)

    今回気付いたこと。
    1.役者さんの写真つきのHPが案外ないこと。
    2.芝居に興味がないヒトが読んだら今回のエントリーはワケがワカランだろうな、ということ。
    3.女優の感想がないな、ということ。


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    Posted by otama at 21:09 | トラックバック (0)

    2004年3月14日

    赤髑髏、チケットゲット!

    3/12はケラのライブだったのと同時に、
    新感線の「赤髑髏(古田バージョン)」
    厚生年金でのプレリザーブの当落発表だったりもしたのだが
    ライブで興奮し帰ってきてメールをチェックしたら
    「当選しました」のメールが来ていた。

    うほーーーー!ラッキー!!
    今回の髑髏城は期間も短いし、カナリ諦め気味だったのだが
    取れちゃったよ!(2階席だったけど!)

    と浮かれ気分であったところに、
    今朝、新感線を必ず一緒に見に行く友人から電話が。
    今朝は、赤髑髏の新国立劇場の一般発売だったのだが
    なんと!10時丁度に繋がって、S席ゲットだとの知らせが!

    うほーーーー!!!!
    同じ芝居を2回見るなんざ、スゲー久しぶり!
    っていうか、古田の捨てはもうこれで見納めなんだろうなぁ。。。

    しかし、今年は年明けから運がいい!と言うことが結構連続してるんですが
    こういうことばっかりに運を使ってたらチトヤバイな(W


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