2011年12月 1日

第三舞台・深呼吸する惑星(ネタバレ大いにあり)

さて。

友人の粋な計らいにより、予約チケットを取り損ねた私にも、チケットが回ってきましたので、行って来ました。

第三舞台は、一時期ものすごく入れあげた劇団でありました。

それはアンジーと同じく、私の青春(というには少々育ちすぎてましたが)の一部でありました。

第三舞台を見始めたのは結構遅い(ビー・ヒア・ナウが最初)ですが、
福岡で、鴻上さんのオールナイトを聞いたり、戯曲を読んだり、
上京する前から、ひそかに心の中にあった、第三舞台。

そして上京してからの再演ラッシュに間に合った私は、やはりタイミングがよかったのでしょう。

まさにその時の「今」を生きる第三舞台、という感じでした。

ただ、トランス以降、だんだんと戯曲の魅力が私にとっては薄れ
薄れつつも、第三舞台は、一応ファントム・ペインまで見つめ続けました。

@コーカミ(だったかな・・)とかも数回見たのですが、
残念ながら、私の興味は別のものや仕事(ゲームの仕事をやってたと思います)に移ってしまいました。

そして今回。
第三舞台が封印を解く、と聞いたときは、正直な話「ふーん。割と律儀だな」と思いましたし、回り(当時のNifty仲間など)がちゃんと興奮と熱烈な歓迎を持って喜んでいた中、結構醒めた気持ちでした。

っていうか、「えらいな、みんな」とまで思いました。

しかしながら、「解散でーす」と言われたときは、流石に「これは、鴻上さんとのお約束通り、最後まで見ないとな」と思いました。
とりあえずでも見ておかないと、自分の中でも区切りがつかない、と。

今回、紀伊国屋のチケットが手に入ってとてもラッキーだったのですが、恐らく東京でどうしてもチケットが手に入らなかった場合は、福岡のチケット(地元なので・・・)を取って行ったのだろうな、と思います。

その程度には、流石に思いいれのある劇団でございました。

と言う昔話を一くさり。

そして、ココからが感想です。ネタバレがイヤな人は、さっさと撤収!
注意:酷評かと思いますので、そういうの読みたくない人もさっさと撤収!

---
物語は、お葬式が終わった後から始まります。
故人とは直接関係ない人々(死んだのは上司の息子)が、故人の死因についてあれこれと。
そして、例えばTwitterやブログなどは死んだ後どうなるんだろう、と言う話を。

死んだと思われる若者がブログにアップした小説が面白いんだよ。タイトルは「希望の惑星」。内容は遠い未来の話。

と言う夢を見ていた、遠い未来の人々の辺境の惑星での話。

ダンス始まりーの、皆さんの演技っぷりーの、
一言で言って「うわーーー。変わらない。変わらなさ過ぎ」と言うのが概ね私の全ての感想です。

お約束のギャグ(けだもの・着ぐるみ)もあり、そういった面ではサービス抜群。
だが、「ご新規さんも来てね!」と銘打ってるのに、これはどうなんだろう。。

そもそもが、相当大人になっているのに、中学生の苦悩の芝居とか見せられてて「成長しようよ・・・」と思いつつ疎遠になっていった経緯があるもんで、その点から言えば、まぁ努力はしたでしょう、と言う評価もあるかもしれない。(戯曲についての話です)

だけど、これは私にとっては「10年目の約束は一応守りましたが、10年経って、やってみて、もう新しいことはこの劇団では産み出せないので解散します」と言う非常にわかりやすいメッセージだな、と思うばかりだったのでした。

後期の第三舞台に比べると、まぁまぁの出来でしょう。
妙にひねくってないし、わかりやすいし。
ただ、セックスの描写は要らなかったと思う。中途半端すぎ。

むしろこれは「同窓会です」と言ってくれた方がいっそ清々しかったな、と思います。

長野さん除く女優陣は、残念ながら、全く進歩なし・・・。
特に、昔から酷かったけど、筒井さんの演技にまるで進歩がなかったのが驚きであった。

小須田さんはよかったと思うんだけど、筧さんも鴻上演出だと、どうしてああなっちゃうんだろう。。

っていうか、小須田さん、まさかのホモ設定w

高橋君は、よかったな。
切ない役を一手に引き受けてました。

アンコールは3回。

私にとっては、これが最後の第三舞台なので、今までの分も含めて惜しみない拍手を。

出来れば、作品にもっと拍手を贈りたかった。

結論:同窓会としては、「アリ」。展望は全く見えないので解散して正解。役者陣(特に男優さん)の今後は、多分色んな芝居で見ていきます。

また会いましょう、男優さんたち。

辛口、ゴメン!


このエントリーをはてなブックマークに追加

Posted by otama at 00:30
TrackBack
このエントリーのトラックバックURL:

※商品宣伝等のトラックバックは削除する場合があります。
コメント

新宿のチケは取れなかったんですが、池袋のチケゲトできたので、年明けに逝ってきます。
着ぐるみの件は朝日夕刊の劇評で読んで、「やっぱり着るんだ」と納得したものでした。
お互い、青春だったよね。

Posted by: くっぱ at 2011/12/02 08:36

>くっぱたん
ああ、読んじゃったのか。いいのか。ネタバレw

お互い、青春だったね。。。

鴻上さんはすっかりお爺ちゃんぽくなっとりました。。

Posted by: otama at 2011/12/08 02:34

先週、紀伊國屋で「朝日のような夕日をつれて」を観たのよ。
で。あれ?これの前に観た「深呼吸する惑星」。あれってどんな話だったっけ?
お?驚くほど思い出せないぞ。筧利夫の歯並びが綺麗だったこと以外まったく思い出せないぞ?
って急に思ってgoogleさんに聞いてみた。

そしたら、知ってる人のブログに行き着いて驚いたからヒトコト残して置きました。
足あとがわりでございます。
お元気ですか。ご無沙汰してます。一緒にカラオケで遊んだいしどおたいちです。

Posted by: たいち at 2014/08/06 19:44
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?