2015年2月28日

吉祥寺ぶらぶら

友達がアメリカに行ってしまうというので、(まぁもうちょっと先ですが)
ちょっとランチを一緒に、と言う事になりまして、吉祥寺で待ち合わせ。

久しぶりに心のスープカレーを食べて、お茶を飲もうと喫茶店を探す。

少し前に行った喫茶店(と言うかカフェ)はなんだか行列してて、
そこから色々と彷徨うことに。

じゃー、ビレバンでも、と向かった所、調理師専門学校の建物で何やら展示会みたいなことをやってて、一般も入れそうだったので入ってみる。

調理師専門学校の展示って?と思われるだろうが、
まぁ料理を展示してありまして。
行ったのが午後だったんで、大体の食事は乾いて見た目「おいしそう」なものは(残念ながら)なかったんですが、盛り付けとかはやっぱり色々あり。

いや、学生の自由なパワー、恐れいりましたわ。

特に中華部門。

写真を撮ってなかったのが残念。

展示だから、お品書きがすごく凝ってたりもするんですが、
ある学生は、クロッキー帳を一枚破って、たたんで、ボールペンで走り書き、と言う驚愕すべきお品書きだった。

やる気ないだろ、キミ。

後はディスプレイの紹興酒を「ウーロンハイかよ」って感じでデカいコップに波々注いだのを飾ってたり、蛍光色の毒々しいコース料理だったり。

中には配置のセンスがある子もチラチラいたんだけれど、
やぶれかぶれみたいなののほうが面白いっちゃー、面白い。

いやー、いいモノ見たわ。

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家に帰って、Wowwow無料に申し込んでいたので(と言うかコレに合わせて申し込んだ)キレイ再再演を見る。

どうしてもハリコナ(小池徹平)を見たかった。

というか、阿部サダヲじゃないハリコナがどんなもんなのかを見たかった。

まぁ、頑張ってましたが、やっぱりはまり役だったので、阿部サダヲのほうがよかったかな。

主演の多部未華子も頑張ってたし、うーん、私は蘭々よりは好きだったかもだけれど、どうしてもオキメグ最高、となってしまう。

まぁ、私的には1>3>2ってな感じの順番になるかなぁ。

名作ですけどね。

1、2、3のベストメンバーでやればいいと思う!(俺内妄想)

っていうか、キレイのサントラ(初演)がアマゾンで10万だった。

アマゾンは言い値なので10万で売れるとは思わないけど、幾らなら売れるのかな。。(持ってる)


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2014年12月15日

気が付くと

後二週間とかで今年終わりじゃん?

もう、早いなんてもんじゃねー。

そして今年の大晦日こそ、憧れの地、千駄ヶ谷の鳩森神社に行きたい。

来年こそは、一基に初タイトルを。

鳩森神社は去年も行きたいと思いつつ、地元をまわるのがせいぜいでした。

この「休みは外に出たくない」病はいつ治るんでしょう。

っていうか、なんか小さいころからそうだから、病気じゃなくて性根だという説。

しょうがないのかね。

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万獣こわいのDVD、三周目です。

だってコメンタリーが2つあるんだもん。

昨日は新太くんと成志のコメンタリを見た。(生瀬さん欠席!)

今日はゲスト三人のヤツ見てるけど、多分前半終わったトコで寝るでしょう。

何回見ても本当に怖い芝居です。


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2014年12月13日

やっぱり万獣こわい

春頃に見た、今年の私の中でのナンバーワンアクト、万獣こわいがDVDになったので、
頑張って買ってみました。

さて、鑑賞、と思い、ノートPCに突っ込むも、再生されず。。。
しょうがないので既にほぼ封印されインターネットにも繋がっていないデスクトップXP機を立ち上げ突っ込んだら無事再生されました。

そして今前半見終わったところ。

やっぱり怖い。相当怖い。すごく怖い。

怖いけど見たほうがいいよ。

はぁぁ。後半見ますー。


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2014年10月18日

社長吸血記

先週から今週の(私にとっての)強行軍も今日で終わり。

強行軍最終日は、社長吸血記。ナイロン。久々。

今回は三宅さんも出るので、楽しみにしておりましたが、
いかんせん、体が疲れており。

十分に楽しめなかったかもしれないな。

以下ネタバレあり。

東京は明日で楽日ですが、この後地方をまわるハズなので、
ネタバレいやな方はここでさよなら~。

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舞台はビルの屋上のワンシュチュエーション。

昼休みと思しきサラリーマンがうだうだと。
どうも、社長が蒸発したらしい。
また、社員の一人も自殺してしまい、奥さんに死因を怪しまれているという状況。

物語が進むうち、その会社はお年寄りを食い物にしている詐欺会社(しかも、男女社員による枕営業が当たり前)で、警察の人間もそれに加わっている状況であることがわかってくる。

そんな会社のギスギスした会話劇と、以前その会社にいた人たちの夜間の同窓会的な集まりとが絡みあうような、そんな話。

いやもう、ギスギス。
夜の同窓会は、ナンセンスな会話で進む。

ナイロンにしては短めの芝居(2時間半弱)だったんですが、すげー長く感じてしまった。

そして私の回りで漏れるため息。
私もため息。

これは元気な時でないと無理ですわー。

もー、クズしか出てこないw(後、頭のおかしな人w)

全員みのすけだと思っていただければ伝わりやすいかもしれん。

虫ですよ。メンタルが全員虫。(後頭のおかしな人々)

終劇付近で気が付くと奥のビルがものすごく傾いていた。
あれはいつの間に傾いたんだろうか。

まーでもケラがやりたいことはよく出来てたと思う。

それを面白いと思うかどうかは別にして。

私は、ちょっと合わなかったかな。

なんだかんだ、年をとったからか、いい話が好きなのかもね。

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下北で出口を間違えてしまい、北口から南口に向かっていたら、
大船渡のバザーみたいなのやってて、三陸ワカメ大好物なので、わかめ買っちゃった。

しかし、下北はこの後どうなってしまうのだろう。

工事中のアレコレを見ながら、ちょっと暗い気持ちになったのでした。

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竜王戦の第一局は、なんと初挑戦若手の糸谷七段が制した。

下北の駅降りたトコで森内竜王が投了するのをしかと見た。

今回は、糸谷七段を応援してしまっております。

将棋観戦は楽しや。


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2014年8月 2日

ラストフラワーズ~大人の新感線

大人計画と新感線の華麗なる(そしてお高い)コラボ。
それが大人の新感線。

脚本が松尾スズキで、演出がいのうえひでのり。
出演は古田新太、阿部サダヲ、宮藤官九郎、皆川猿時、粟根まこと、松尾スズキなどなど。

これは見るしかない。高いけど、と思いつつチケットがゲット出来たので見てきました。

パンフレット1800円。(欲しかったけど我慢)
場所は1月に3回ほど行った赤坂サカス内の赤坂ACTシアター。

赤坂に行くときは、定期も使えて乗り換えも少ないので山手線の原宿乗り換えで行くのですが、今回なんと山手線が車両事故だかで見事にストップしたため、途中で地下鉄に切り替えました。

余裕持って出てよかったよ、ホント。

始まったばかりなので、これから行く人は読まないように。
以下ネタバレ含みます。多分。

最初はいきなり大人なムード(大人計画なムードではなく、18禁(ってほどでもないかな)なムードで始まります。

ヤクザの親分のモノローグ(じゃないけど)。
時は25年前。まだチンピラだった親分さん(橋本じゅん)は、一攫千金を夢見てヨーロッパ(だったと思う)のある国(名前失念。架空の国名。DなんとかLAND)のカジノへと妊娠中の妻と向かう。
途中でテロリストに捕まった親分夫妻。
進化工学者(粟根まこと)に「地球上の進化の研究の人体実験に使うため、妊婦を探している。妊婦を差し出せば命は助ける」と言われ、自分の妻を差し出す親分さん。

実験に成功すれば、脳を格段に進化させることが出来、人類は新たなステップへと一足飛びに向かうことが出来るという。

そして25年後。

という感じのプロローグ。

ヤクザ同士の抗争、かの将軍様率いる某国を色濃く思わせる国の思惑、秘密の公安組織(後にボランティアと化す)などが絡み合いーの、大人なシーンありーの。

一部と二部があったんですけど、一部が終わった時「これどうまとめるの?」と思ったりもしましたが、最後はきれいにまとまってました。

古田新太の最後のセリフでうるうるっと来たんだけれど、何かに邪魔されたわね。(うろ覚え)

全体的にいのうえ芝居風味で(しょうがないよね、演出いのうえさんだから)、味的には、新感線が濃かったと思う。

土台は(脚本は)割といかにも松尾さんなんだけれど、やっぱりこうなると演出が強いな、と。

まだ最初の方なので、練りきれてない感はありました。
最後の方に見る人の感想も聞いてみたい。

隣の男性は爆睡してましたね。

私は全体的にまぁ面白く見たんだけれど、ゆるさはあったかな。

キレがある感じではなかった、かと。

っていうか、某国パロディがもう。。
今この時期にいいのかな、いいのかな、いいのかなって思いながらやっちゃうのはいい姿勢だな、でもこういうのでやや腰が引けてしまうようになったのは、私が年をとったからかしら、とグルグル考えてしまった。

っていうか、その国の名前、「オンドルスタン共和国」ですよ。
首都の名前はビョンヤン。

ああこわいこわい。

この同じ芝居の演出を松尾スズキがやったらどうなったんだろうなぁ、という興味がつきなかったです。(いのうえ味が濃すぎて)

もう少しロマンティックになったんじゃないだろうか、と想像する。
(ロマンティックな芝居好きなんで)

まぁ、珍しいものが見れてよかったです。

っていうか、私一人でも、古田新太に手を振っちゃうんだなぁって思いました。

平岩紙のタンバリンさばきに是非ご注目を。
あれはすごかったよ。


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2014年3月29日

万獣こわいは本当に怖かった

パルコ・プロデュース、ねずみの三銃士の三作目。

前回の印獣は、とにかく「三田佳子が出てた」という事しか覚えてないぐらい私の中では印象が薄く。
前々回の鈍獣は度肝を抜かれ、スゴイスゴイと思った。

そして今回の万獣こわい。
とても面白かったので、そして地方を色々回るので
「どうしよっかなー」って人は何を置いても観たほうがいいです。

これから全国を回るので、ネタバレが嫌な方はここでさようならです。

あ、パンフレットは1500円。袋は言えばくれます。
そして、ゆめゆめパンフレットを観劇前に見ないように。
パンフ内でネタバレがソコソコ豊富です。

不倫のはてに奪略婚をした、マスターと陽子は、不倫で出会った会社を辞め、小さな喫茶店を始めることにした。
その開店の前日、ハロウィンの日に、少女が助けを求めて喫茶店に来た。

その少女はヤマザキという男に7年間監禁されていたという。

北九州監禁殺人事件を下敷きにされた、という芝居は、笑いを随所で取りながらも、本当に怖い芝居でした。

あーー、こんなの久しぶり。

あの状態に置かれたら、自信ないわー。
怖いな、人間。

北九州監禁殺人事件は、報道規制が掛けられていて広く知られる事はなかったということだが、かなり陰惨な事件だったという。

興味が出たので、ルポ本をポチってみましたが、また闇に引っ張られるかもしれんな。

芝居は非常に良く出来ていて、本当に面白かったです。
怖いけど。

小池栄子のタコ踊りが輝いていました。
古田新太が演じている時のヤマザキがホントちょー怖い。

舞台の最初で歌い踊られた「ねずみの三銃士のブルース」がもう一度聞きたい。
後、人間の体内の水分は60%のうたとか、ABBAっぽい数々のうたとか。

CD出してくれないかな。

DVDが出たらこれは絶対買います。

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今日は電王戦第三局でしたので、午前中は家で観戦。
昼は芝居でしたので、行くまでや休憩中とちょくちょくチェックしてました。
休憩中にもう既に2000点ぐらい離れていたので、これは芝居が終わる前に終局するかと思ってましたが、芝居が終わってもまだやってました。
でも、その後すぐ終わってしまい、気を抜いていた私は投了の瞬間は見逃しました。

今日は、人間側の圧勝でした。

よかったー。

次局、森下先生にも頑張って欲しい。欲しい。


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2013年7月12日

わが闇 再演

初演は二回見た気がします。

春の嵐のシーンで泣いた。(コレはハッキリと覚えています)

今日は一番まえで見ました。(取れちゃったのです)

大倉さんの破壊力は全く衰えてはいなかった。

そして、これは家族と他人の優しい物語であったのだな、と思い出す。

前回も階堂にキュンキュンしたけれど、今回もキュンキュン。

一緒に行った友達はだめんず萌えらしく、実は借金を抱えてた、という設定の岡田義徳にキュンキュンだったらしい。

まともな道を歩んで欲しい、と心から思った。

初演から好きだったですが、再演見てよかったな。

前回は、みのすけと坂井さんのバトルのシーンで家鳴りに合わせて家全体が歪むという演出があったと思ったのだけれど、今回も歪みました?

よくわからなかった。。。

いずれにせよ、いいお芝居を見ると、元気がわいてきます。

たくさんの拍手を受けて、カーテンコールは三回。

パンフレットは1500円。

太巻(モデルの方)がケラと対談してました。


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2013年4月 5日

ゴドーは待たれながら プレビュー公演

発売日後にどうしても見たくなったのですが、チケット完売。

その後プレビュー公演が決まった際にチケット入手で行って参りました。

デカメロンも行ったし、わが闇も行く予定なので、一応ナイロン20周年記念公演はコンプリート予定。

よかった、あの人が出てなくて・・・。

ゴドーは明日初日です。

今日はプレビューだったので、終劇後に、客席の一番後でケラが「アンケートを書いて帰ってください!」と拡声器でお願いしていたので、私には珍しく感想を書いて来ました。

この芝居が後日どうなるか、非常に知りたいが、残念ながら見れない。

以下感想ですので、未見(ほとんどの人がそうだろうと思う)の方で、真っ白な頭で見たい方はココでぐっばい。

これは、寝る人は寝てしまうだろう、と思う。

大倉さん、ケラ、いとうせいこう、とくれば、爆笑の渦の芝居、みたいなイメージがあると思うが、
ゴドーを待ちながらがベース(っつーか待たれてるゴドー側の芝居)でして、実にゴド待ちのにおいが濃厚。

時間は15分の休憩を挟んで2時間。

一幕は、「うーん、一人芝居ってやっぱりツライのか」の印象。

元々私は一人芝居が苦手で避けてきた部分がある。

概ね一人芝居は退屈なのですよ。役者の力量いるし。

大倉さんはその辺どうやるかなと思ってたんだけれど、ややツライ。

ずっと「きたろうさんはどう演じてたんだろう」というのが気になってた。

後、私の前に座ってた頭の大きな座高の高い人も寝ていた。

っていうか、頭のおかげで舞台が見づらかったのだが、急に視界が快適になったので、おかしいなと思ったら寝てた。前の人。

ぞのままずっと寝てればいいのに!と心の中で思いました。

しかし、二幕で急激に面白くなり、かなりの満足度でした。

待たれる人間の待たれることにより保たれるアイデンティティとそれを捨てきれず動けない葛藤。

腹は減るし、眠れないし、待たせていることによる焦りもあるが、それはそれでぬるま湯で、出るに出られない。

もう誰を待たせているのか、いつどこで会う約束をしていたのかも曖昧になり、靴はサイズが合わず、出掛けられない。

いや、靴など履かずに出ればいいのに、それを言い訳に出られない。

自分に問いかける質問が実に哲学的。

っていうか、行ったり来たりの袋小路。

まるで今の我が身のようでした。

これがゲネプロだとしたら、楽日にはどうなってるのか、とても気になる。

脚本がすごく面白いので、爆笑!を求めなければ、すごく面白いと思います。

爆笑する芝居ではない、と思いました。

シニカル。

オススメです。

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帰宅すると、スイちゃんは眠いのも手伝ってお怒りモード。

今日のゴドーの芝居の感想と謝罪を延々とスイちゃんに向かって話す。

寝かせた後に「サビシカッタネ-」と言っていたのが面白かった。

面白い鳥だな、君は。


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