2009年10月10日

バリ・ウブド 3泊5日の個人的点検隊 〜バリラストDay 後編

写真アップロードしつつ、文書きつつの更新でしたが
カフェワヤンでのキャンドルがこの旅最後の写真でございます。

後は文章だけで終わりまで引っ張る予定なのでご用心(何に?)

さて、前回の続きから。
店にはキャンドルが灯りだす時間。18時ごろ、だったと思う。
ホテルへの迎えは20時半だったので、まだまだ余裕だね、なんつって
2杯目のお茶を頼んだりしてゆっくりと体を休める。
そして19時ごろ。
そういえば、夕食をどうしようか、と言う話になる。
今食べるのはおなかが空いてなくてちょっと無理。(ケーキも食べたし・・・)
しかし、空港で飛行機待ちをしている間に絶対におなかが空くはず。(飛行機は深夜0:30離陸予定)
「バリの食堂では、ブンクス(持ち帰り)をしてくれるって聞いたよ。ココもやってくれると思うよ」と私が言う。
私はなんだか胃の消化の働きが弱ってる感じがしたので、カフェワヤンのパンを持って帰ろうかな、と。

持ち帰りの用意に時間が掛かったら怖いので、店員さんを呼んで「ブンクスは出来るか?」と聞くと
「もちろんですとも!」的な返事。

トモダチは、ナシゴレンを注文。私はパンを持って帰りたいといい、2個選んだ。

すると、10分もしないうちに「お待たせしました〜〜〜♪」みたいな感じでホカホカのナシゴレンがハコに入って目の前に。

「はや!!!!」

で、「持ち帰り」というとすぐ帰るんだろう、と言うムードが漂い始めたので
「もう少しいてもいいかな・・??」と確認。OKの返事。

アブねー。

そして19時半過ぎに「ココからホテルまでは10分とかそこらぐらいだけど、車が出払ってたり色々あるかもしれないから、そろそろ迎えを呼んで貰おうか」とトモダチと話し合い(早め早めの私たち)店の人にホテルの名刺を渡してお迎えをお願いする。

快く引き受けてくれて3分もしないうちに戻ってきて「車来たよー」と。

え!何!?いくら近いとは言ってもそんなに近くはない。
3回ぐらい聞き返した。

「オールレディ?」「オールレディ」「マジでオールレディ??」「オールレディ」「まじかよ」

あわてて身支度し、靴を履き、外に出ると車が。
バタバタと乗り込み出発。

運転手さんは日本語が出来ない人だったので通じなかったけど
「超能力?超能力なの??瞬間移動??瞬間移動って英語でなんていうんだっけ?」と驚きを隠せない私たちでありました。
バビル2世の歌まで車内で歌う始末。
そして、ザ・フラーイ、とか物質転送機にまで話が及ぶ。

しかし、途中でからくりに気がついた私たち。
カフェワヤンとアラムジワは系列店で制服も同じだった。
そして、この車は、カフェワヤンにあった車で、アラムジワに送ってくれた、と言うことでございました。

あー、しかし驚いたぞ。

で、思ったより早くホテルについてしまった私たち。
戻ってトイレに行ったウスさんの顔がサッパリしている。
「顔洗ったね?」「洗った」「いいアイディアだ。真似する」

ってことで私も昼間のギトギト肌とさようならし、サッパリした。

迎えが来るまでまだだいぶあるからフロントで過ごさせてもらっていると、
アラムジワホテルの偉い人、と思われる老齢のおじいさんから「コーヒーでも飲むか?」と。
そういえばココに来てから「ある」と聞いてたアフタヌーンティのサービスを一回も受けていない。
という事で、トモダチはコーヒー、私はお茶を頂くことにしたらば。
出てきたのはケーキとセット!

ああ、益々夜におなかが空く気がしないよ、と思いつつお心使いありがたくいただく。

お茶を飲みつつ、時計を気にしたりして迎えの時間20時半を回っても迎えの人は来ない。
20時40分を過ぎた頃、不安になってきて「ねー、迎えの人遅くね?」とトモダチに。
「そういえば、遅いね。」
「忘れられてないよねぇ?」
不安になってそういう話をしていたら。

「忘れちゃってるのかもねぇ」と、先ほどから隣のテーブルに座ってた
アラムジワの制服にちょっと似た青いシャツを着ていた男性が声を掛けてくる。

「ムジさん?????」
「そう。」
「顔違わない???」(トモダチ指摘)
「今日髪切った」
「もーーーーーーー!!来てるなら早く言ってよ!!」
「お茶飲んでたから、待ってようと思って」

本日3度目のビックリ。
あまりにナチュラルに入ってきて、声も掛けずに座っていたから
アラムジワの従業員の人が休んでるのかと思い込んでた・・・。

では、空港まで出発だーー!!!ってコトでホテルの人にお礼を言い、
部屋の係だったカデさん(カエデさんと憶えた。途中で「えっと・・モミジさん?」と記憶がすりかわったりもした)によろしくお伝えください、と言い残して、いざ車へ。

車の中では「ドコへ行ったか?」とか「ムジさんの観光ガイド キンタマーニ高原編、10日ぐらい前(多分シルバーウィーク頃にものすごい雨が降って、高原に行っても何も見えず車を出たら周りが真っ白で『わたし、ビックリした』」と言うビックリ話や(今日はビックリ話には敏感よ)
ムジさんはデンパサールで暮らしていること、デンパサールの食べ物はあまり良くないこと、特に油や魚が古いこと等色々と面白い話が聞けた。
デンパサールはホテルは新しい油を使ってその使い古しの油を食堂などで使うそうだ。
油は古くなったら黒くなるけど、置いといたら黒いのが沈んで上澄みは新しそうに見えるから
そういう風にして、ガンガンに使いまわすから、食べた時はおいしいけど、2〜3時間後にはおなかが下るのだそう。
ムジさんは自炊(家族が作ってるのかな?)してるって言ってた。

ムジさんが古い油や古い魚(鮮度が悪い魚)のことを「昔の油」「昔の魚」と言っていたのが面白かった。
昔の魚って、シーラカンスかよ、と心の中で突っ込んどいた。

空港の飛行機のカウンターまで送ってくれてムジさんともお別れ。

チェックインのカウンターで、仲本工事似の係員にすごくナチュラルに「ボーディング 1:00AM」と言われる。
OK、と答えたが、予定では0時半に出発するのに、何故搭乗が1時?

ああ、飛行機がナチュラルに1時間遅れている。

コレが南国。

そう思いつつ、荷物検査や出国手続きなどをつつがなく終え、割と質素な空港内へ。
実はルピアが結構余っちゃって(50万ルピアぐらい余ってた)
ちょっとは使っておかないと、と街では見るだけで買わなかったCD屋に行って
ガムランとジェゴグのCDを買う。

店のおばちゃんに「ガムランのCDが欲しいんだけどオススメはどれ?」と聞くと
1枚のCDを掛けてくれて、その曲にあわせてちょっと踊りながら歌ったりしてて
本当に彼女のお気に入りなんだ、と思って素直に買うことに。
ジェゴグは有名な人(日本で調べた時に写真見た人だった)のを出してきたからそれを。
1枚10万ルピア。
ちょっと高いな、と思ったけど、日本でCD1000円もあんまりないので(アヤシイヤツ以外)お買い上げ。

後は水買って、空港内の喫煙所近くのいすに陣取る。

その喫煙所(ガラスのハコ)が、どうも換気がすごく悪いらしく、
見ていると入ろうとして止める人や、顔の前で手を振りながら出てくる人などが多々。
いすの近くにあったレストランでお酒を飲んでいたネイティブアメリカン的な風貌の人は
出てくるときに「らいく あ ふぁいやー!」とか連れの人に大声で報告する始末。
「一体どのくらいひどいのかわからないけど、中々入るのに勇気がいりますな」ってな話をする。

ボチボチおなかが空いてきたのでトモダチはナシゴレンを私はパンを。
食後に交代でタバコを吸いに行ったら、そう大したことはなかった。
っていうか、クアトロの喫煙所よりマシな感じ。

クアトロの喫煙所はすごいですから。。。

いすの近くに日本食の店「福太郎」があって、「帰りに日本食食べる人っているのかなぁ」とか話してたんだけど、
その後、ムジさんの「デンパサールの昔の油っていう言い回しが面白かった」という話をしていたら
前に座っていた日本人カップルの女性の方がバッと振り返って
「すみません!!会話が気になっちゃったんですけど、油悪いんですか?さっきそこの店でてんぷら食べたんだけど、すごく不味かったんです!!!」と声を掛けてきた。
「あ、日本食食べる人いるんだ。。」と思いつつ「街中とかではあまり良くないみたいですねー」なんて先ほどムジさんに聞いた話を織り交ぜ受け答えしつつ、「ややオモシロだわ」と思う。

そうこうしているうちにゲートまで来い的なアナウンスがあったので、機内に持ち込む水を買ってからゲートへ。

ところが。
荷物検査アゲイン。
そして、「水、ダメよ!!」と叫ぶ女性職員。
「一体何回荷物検査すれば気が済むのだろう」とつぶやいたら
前に並んでいる男性が「ホントに、ねー」と同意。

買ったばかりの水は捨てさせられ、カラカラの空気の中で更に1時間ほど待つ。
せめて中で水売れや、と本気で思う。

皆さん。デンパサール空港は(2009/9/30時点)2度の荷物検査があります。。
気をつけてください。。。

1時に搭乗が始まり、機内の人となった私たち。
前回の教訓を生かし、離陸後水を貰い、薬を飲み、おかげさまですぐに眠りに落ちた。

機内で眠れると飛行機の中の時間が短いよ、ママン!!!

当たり前の話だが、今まで私が経験したことのない短さであった。

ぴったり1時間遅れで成田に着いたのだけど、西日暮里に用事があった私は
余裕を持って時間を組んでいたと思ったんだけど、タバコを一本吸った後バタバタとトモダチと別れた。

という事で、旅日記、おしまいでございますー。

写真がないと楽だな。

---
家の帰り道にあった個人でやっていたっポイ100円ショップが閉店するそうだ。

これから先100円のモノが欲しい時はドコへ行けば?
駅の反対側?

うぇぇ、めんろくさーい。


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2009年10月 8日

バリ・ウブド 3泊5日の個人的点検隊 〜バリラストDay 前編

さて。朝ごはん8時半。
8時ごろ起きたかな。
トモダチは昨日と同じく、早起きして散歩に行ってたらしい。

しかし、あまり体調がよくないらしく、ご飯を途中で食べるのをやめてた。

チェックアウトは12時で、部屋の延長も聞いてみたが次の客が入っているとのコトで叶わなかった。

ギリギリまで部屋でゆっくりすることにしました。
フロントのところにある座敷みたいなところは自由にいていいとのことだったけど
人の出入りが激しいし、半端に声を掛けてくる人もいるだろうから、結局ゆっくり出来ないだろう、ということで
フロントに荷物を預けて、目指すはブランコミュージアム!

コレはトモダチの発案で、私も「行ってもいいかな」と思ってたトコなので、GOGOってことで
車でブランコミュージアムまで送ってもらう。
荷物を置いている間は送り迎えOKとのことでした。優しいなぁ。ホテル。

車は、ウブドに出たばかりだというので、フロントで水などを飲み清算をし、一休み。
手ぬぐいで出来るペットボトルホルダーの作り方の記憶を辿るトモダチを尻目に写真撮影など。

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↑フロントのまん前にある、洋風なんだかよくわからないレリーフ?鳥の翼がカッコイイ

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↑フロントから部屋へと通じる道

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↑足を踏み入れないどころか覗きもしなかったプール

そして・・・

↓非常に残念な日本語(ホテルの名前はアラムジワ)
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非常に残念な。。
惜しいところでクレンザーみたいな名前になっちゃってる。

そんなこんなしてるうちに、車が戻ってきたので送ってもらった。

入り口でチケットを買う。50000ルピア。結構取りやがるな。

庭園に入る前のところで鳥かごがいくつかあって、鳥(バリの島鳥であるカムンムリシロムクであった)が2羽づつ入ってて、きれいだねぇ、なんて眺めながら、中庭に足を踏み入れ、「ウェルカムドリンクでーす」とジュースを渡された後見渡すととそこは。

バードパークだったのです♪

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↑入り口近くに係の人がいて、お望みならば、とドンドン鳥を肩や腕に乗っけてくれる。
いぇーい、ヒヨコTシャツ着た女が鳥パラです。鳥パラダイス。

っていうか、こんな光景が広がっているとは夢にも思わず、カメラの準備を全然してなかった私は
腕に肩に鳥が乗った状態でトモダチに
「バッグの中にカメラがあるから撮って!赤いボタンを押すと起動するから、撮って!」
と、強要、命令、撮影してもらった。
だって、コレを逃す手はないさ。

で、鳥パラ堪能大会。

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そして↓が鳥をドンドン乗っけてくれるサービス満点のお兄さん
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鳥たちは結構自由にしてて、定位置のバー(↑のお兄さんトコ)からかなりの広範囲でのお散歩を許されている様子。

ちょっと離れたところにある階段の手すりで滑ったりして遊んでいた。

そこそこ広い庭のアチコチには鳥かごがしつらえてあって、ベニコンゴウとかルリコンゴウに至っては、ペアで巣引きまでされてる模様。
コンゴウインコの巣引きは難しいと聞いたことがあるよ、ママン。

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↑黒いオウム!コレはじめてみる。なんていう鳥なんだろう?

そして。
私たちは、羽を惜しげもなく全開しアッピールする孔雀を見ることになるのである。

お尻側から・・・。
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最初は、「このアングルからの孔雀は中々珍しい」などと喜んで、孔雀の尻を眺めていたのだが
人間だもの、正面からも見たいっていう欲望がわくじゃない?
で、カゴを回り込もうとすると、、、、

同じ速度で尻向けて回るんです、この孔雀。
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最初は偶然かなって思ってたんだけど、数回試しても私たちの移動にあわせて回りやがる。
そして、じらしにじらした後、「しょうがないな。では見せてあげよう」的に正面姿をご開帳。

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ハイハイ。きれいきれい。

孔雀は2羽いたのだけれど、もう一羽は、砂浴び中でした。
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その後、孔雀の近くで別の鳥を見ていたら、欧米人の親子が来たんだけど
やはり尻を向けるくだんの孔雀。
欧米人もやはりデジカメを持って正面姿を撮ろうとし、回り込んだ瞬間に孔雀も回ってたから
絶対にわざとやってる、って確信した私たちでした。

パーク内にいる鳥は、大型のオウムやインコ、根性が曲がった孔雀など大きな鳥が多く、
大型のインコはご存知の方も多いだろうが「絶叫」するため、日本の家屋ではよほど防音が出来ているか、お屋敷かでないと飼えないのである。
で、その飼えそうもない大きな鳥ばっかり見た後、確か孔雀の横にあった鳥かごに

ボタンインコ。
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「ああ、コレなら飼える。飼えるわ」となんだか安心する私たちであった。

そして、また飼えそうもないオオバタン↓や
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オオハナインコ↓などを堪能しきって
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いざ、ブランコ(自称バリのダリ)の作品を見るために館内へ。(撮影禁止)

バリのダリであるブランコさんは、確かに画家としての才能は感じられるものの
俗っぽいというか、小器用さがアダとなっている、というか。
悪い絵じゃないし、好きな方なんだけど、なんか「惜しい」感じがするのだ。

でも、バードパーク作ってくれたから、OK。

しばらく館内(座っていいソファあり)で涼んだり休んだり絵を見たりして過ごし
ブランコさんのアトリエも見学し、ブランコの息子さんの絵を見たりもした。
息子は更に残念な感じ。

っていうか、オヤジブランコは多分かなり変わり者だったと思うんだけど
そこにいたガイドさん曰く「息子ブランコは植物や花を愛し、モチーフにしている」だそうで
ああ、オヤジ半面教師?みたいなムードが漂っていた。
絵も凡庸であったように思う。上手だけど。

で、また庭に出て、トモダチがトイレに行っている間、ベンチで待ってることにする。

この庭はー。タバコ吸ってもOKな庭・・・??
そう思いつつ見渡すと、従業員がタバコふかしながら、庭の手入れを!

吸っていい、と判断し、タバコを吸っているとトモダチが帰ってきて
「この庭はタバコOKなの?」と聞いてきたから
「さっき従業員が吸いながら作業してたからOKとみなした」と答え、二人で喫煙。

帰りに「自由な鳥待機場所」を通りかかると、異種な2羽が仲良くしていた。

大きくても小さくてもかわいいなぁ。

ってことで、絵はともかく、大満足なブランコミュージアム。
おすすめだ!

なんか間違ってる気もするが。

時間は多分13時か14時かそのくらい。
そろそろおなかも空いて来たけど、ブランコミュージアム近辺は食べる場所がわからんねー、と言いつつ
ミュージアムショップがあったので「変なグッズのひとつも売ってたら買うべし」と入ってみたら
なんだか欧米風のオシャレアクセサリーとかそんなのしか売ってなくてガッカリ。

「っつっまんねぇなー」と言いつつ店の人に「この辺で美味しいワルンはないか?」と聞くトモダチ。
ソレは頼りになる私のトモダチ。
まんまと教えてもらいそちらの方向へ。

MURNI'S WARUNG

例によって写真はナシ。
渓谷わきにある席で、ナシチャンプルを。
ワルンというよりレストランの値段であった。味は普通に美味しい。
特についてきた野菜のスープがとても美味しい。
バリはとにかく食べ物が口に合う。(からくしないで、と言う注釈つきだが)
タイは、本当にダメだったからなぁ。。(遠い目)

ところで友よ。このワルンで見た「花?葉っぱ?なに?」と言っていた植物は
ブーゲンビリアであったことよ。
さよなら人類で有名なブーゲンビリア。

戻ってきてから知ることはたくさんある。

しばらく休んだ後、ウブドの街の方へ歩く。
道が補修中らしく、足元は危険がいっぱい。
タラタラ歩いていると、昨日ケチャを見に来た場所を通りかかる。

今回、私が外出した場所は、全てカフェロータス(から山の方に行った辺り)であった。
ライスフィールド、ケチャ見た寺院、そしてブランコミュージアム。
この辺に縁があったんだなぁって思いました。

ウブド街内に戻った後は昨日とは反対のハノマン通り→デウィシタ通り→モンキーフォレスト通りへ。
このまま歩いてホテルまで?と思いつつ「ちょっと疲れたなぁ」って時に甘いもの屋の看板が目に入る。
「甘いものが食べたいでしょ」って言うと「何故わかったの?」という友。
看板が上がってた甘いもの屋は欧米系な感じだったんだけどトモダチが言うには「ココは別に入りたくない」と。

そうだろうよ。私もバリまで来てわざわざそんなトコには入りたくない。

「さっき通りかかったトコロに美味しそうなパンやケーキを売ってる店があったからそこに行きたい」と。
そこは、泊まったアラムジワ系列の店、カフェワヤンであった。
「あ、ココケーキ美味しいってよ」の一言で入店確定。

トモダチはキャロットケーキ、私はチーズケーキを頼む。
キャロットケーキ、激ウマ。チーズケーキは普通においしい。(笑)
キャロットケーキについてきたパイナップルのジャムみたいなのが激烈うまくて
でも、トモダチは「ケーキはそのまま食べた方がおいしいからジャムあげる」ってジャム全部くれた。
全部食べた。うまかった。

そこで思い出した。
写真撮らなくちゃ!
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ごちそうさまデース♪

意味ナシ。

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そうこうしているうちに、テーブルにキャンドルが灯される時間になってまいりましたよ。

ってコトで、今日のレポはココまでだよ。
だって、明日当番で早いんだよ。
っていうか、まだ明日の準備してないから準備して寝なくちゃ。

ぐない。


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2009年10月 7日

バリ・ウブド 3泊5日の個人的点検隊 〜バリ3日目・後編

昨日の続き。
結局一人でケチャを見に行くことにした。
促されて車に乗る。

運転してくれたスタッフは日本語が出来ない人だったので
トンチンカンな会話が繰り広げられるが、
「チケット持ってるの?」だけはわかったので、元気よく「ノー!」と答える。

連れて行かれた場所は、Pura Dalam(お寺)。
降ろしてくれるときに「あそこでチケットを買え」と指示され、言われるがままにチケットを買う。
65000ルピア。

そうそう。ここまでは語らなかったけど、バリのお金の単位はルピア。
ゼロの数を2個隠すと、大体日本円と同じになる。(行った時のレート)
ってコトは650円。

安いなぁ。

でも、値段には幅があって、所謂繁忙期だと85000ルピアぐらいだし、観光客が少ない時期だと50000ルピアぐらいみたい。

雰囲気たっぷり、ろうそくでライトアップされた階段を上り、会場へ。
おーいぇい。オープンエア。
安っぽい白いプラスチックのいすが半円状に三列程度並べられていて、
一番前の席はほぼ満席状態。

会場整理の人に「一人か?」と聞かれ「そうだ」と答えると
一番前の1個だけ空いている席に案内された。

ラッキーなの?

会場は木が茂ってて、ライトアップされてて雰囲気がとてもよい。
その風景を見ているだけで、なんだか感動して泣きそうになる私。

あ、一人でヒマだったので、ヒラサワなどをプレイヤーで嗜んでましたw

開演前↓
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開演時間になると、会場の明かりが落ち、真ん中に置いてあったろうそく台に火が灯される。
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あ、ココからはフラッシュ使ってない写真はピントボケボケです。
古いデジカメに幸あれ!

さて、ろうそくが灯された後、男が二人出てきて水で場所を清める。
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そして、ココの出口から↓
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耳の横っちょに赤い花を飾った半裸の男たちが万歳の格好で「チャッチャッチャッチャ」叫びながらワラワラと出てくる・・・・。
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どうやら、ケチャとレゴンの合体のもよう。
そして、お猿の大将の物語のよう。(それ以上は皆目わからず・・・。)
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お猿の大将?↓
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そして、フィナーレ。
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おお。終わった。
実際の感想としては、若干迫力不足。
もう少し森が震えるほどの声が欲しかった、と思ったのだった。

しかし、始まった時は肌が震えるほど感動した。
ケチャって結局はボイスパーカッションだから、だから好きなのかなぁと思ったり。

さて、今日の演目は「ケチャ&ファイヤーダンス」
ファイヤーダンスって、なんだろう?
フィリピン地方のバンブーダンスっぽいのを思い描いていたんですが
別名「トランスダンス」と呼ぶらしく、
椰子の殻に火をつけ燃え上がらせ、赤い炭状になったものを
トランス状態になった男(わらの馬を模した装束を着ている)が素足で蹴散らし火の粉の上を走り回る、と言うもの。

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↑コレはオイルをかけて椰子殻を燃やしてるトコ。

↓そして、全てが終わった後、自分自身が燃え尽きた灰となったトランス男
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間は!?間の写真は!?
とおっしゃる向きもあろう。

しかし、アンタこっちは最前列よ?
かなり近くまで燃えた椰子殻が飛んできて、スリリング過ぎて、写真どころじゃなかったのよ。

後、男が炭を蹴散らした後、土を平らにするために使うようなT字の道具で2名が忙しく「蹴散らかされた炭」を中央に戻し、また男が蹴散らし、戻し、蹴散らし、戻しの繰り返しで、
なんていうのかな。ほら。ロシアだかなんだかの拷問(土の山を右側から左側に移して、移し終えたらまた左から右、と言う作業を延々繰り返すってやつ)を思い出してしまって、トランス男より二人の作業員に夢中だったのよ。

ま、作業員の写真も撮ってないわけですが。

ファイヤーダンスも終わり、そして終わった頃迎えに来てくれる、と言う約束通り
ホテルの車はタバコ一本吸う間に来てくれた。

流石に14時ごろご飯食べたっきりだったのでおなかが空いてきたので
帰り道にコンビニに寄ってもらうようにお願いしてみた。
「レストランで、食べてきたら?食べ終わったらまた迎えに来て上げるよ」って言われたんだけど
一人メシが嫌いな私は、「コンビニによってプリーズ」を繰り返す。

そうそう。ウブドマメ知識。
コンビニはサークルKがメインです!

無事サークルKに寄って、菓子パンを2個手に取る。
レジで並んでいる時にパンを眺めていると、片方は賞味期限が2009/9/30となっているのに
もう片方は明らかに2009/9/20となっており、中に虫がいた。(笑)
ので、虫がいた方を元あったところに戻して、9/30の方だけ買う。

ホテルに戻って、パンをよく見ると「チーズクリームドーナッツ」と書いてあったよ。
ああ、超高カロリーじゃないか。きっと。
ソレをジャングルジュースと一緒に食す。
っていうか、ジャングルジュースすげー破壊的に甘い。
水で割りまくって、何とか飲める感じ。
原液じゃね?ぐらいの勢い。

はい。。。。全部飲めませんでした。。。

その後、フロントまで行き、オールドニュースペーパーを貰ったり(濡れたスメル高い靴に詰める)朝食をオーダーしたり。

トモダチはレゴンバロンダンスがドコで見れるかを一応聞いたりしていたけれど
ちょっと遠い(要タクシーチャーター)上に、体調が戻る自信がない、と言うことで
朝起きたときに決めることに。

あ、ちなみに言い忘れてましたが、今日の朝は私が寝ている間にトモダチは朝のお散歩敢行。
昨日眺めていた田んぼに向かい、働き者だった赤いシャツの人(おじいさん)と交流を暖めたり
アヒルを眺めたりしていたんだそうな。

そりゃ疲れてるわな。

ってコトで、明日がラストウブド!

---
ヒラサワのTwitterが面白い、って何度も書いたかもだが、最近のこのシリーズがお気に入りだ。

HAAPのフレーズを変えた。音源も安物に変えた。世の中は変わらない。
既に31トラックを使用してしまったので整理しているが、皆様も人生を整理してください。
昼食をとりながら昨日の読めないファンレターを解読しますので、皆さんも己の人生を解読してください。
そろそろ次の投票をオープンしてもらうので、皆さんも心をオープンするように。
おい、有象無象!昨日の読めないファンレターをおおむね解読したぞ。件の米国娘は12才ではく17才だ。残念。 しかし外国人がヒラサワをどれほど把握しているかには興味があるな。皆さんも自分の人生を把握してください。 あと、摂取カロリー値も把握するように。
便利屋Jateから敗戦報告。MIDIキーボードは調達できなかったと。A・ROR?って72鍵のキーボード持って飛行機乗りたくない。 というか手荷物のサイズを超えている。皆さんも荷物は人生の長さを超えて持たないようにしてください。 自分自身がお荷物?
逃亡する時はnano KEY2台と覚悟を決めた。あなたも覚悟を決めてください。

ざぶとん全部あげる。


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2009年10月 6日

バリ・ウブド 3泊5日の個人的点検隊 〜バリ3日目・前編

さて。流石に丸一日殆どムダに過ごすと
ちょっとは元気も出るものです。

という事で、朝ごはんを8時に食べ、ちょっとゆっくりした後
午前中のうちにお出かけよ!(でも多分10時半過ぎだったと思う・・・)

ホテルの人に「どこかに行くの?車で送るよ」と言われ、「ライスフィールドが見たい」と言って地図を差し出すと
「この辺がライスフィールドだ」と教えてくれて、車で送ってくれた場所が。

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ロータスカフェ!!
バリ点検隊の時に、ヒラサワとコニタンとフクマが何やらを行った場所と聞く。
今から出かける予定なのに、イキナリお茶は切ないので、看板だけ撮影なり。

ロータスカフェからちょっと王宮に戻ったところにある小道からいざライスフィールドへ。

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道の入り口で記念撮影〜〜♪(モザイクだが、相変わらず日本兵スタイル・・・)
返す返すも、同じポーズを取るべきだったと後悔。

ライスフィールドに突入する前に見かけた風景。↓
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ハリボテ???↑↓いや、なんか多分ちゃんと走る車。
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↓建築中の建物。コンクリの芯は鉄筋ではなく、竹だという噂は本当だった・・・。
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そしていよいよライスフィールド突入。

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野良ニワトリ登場〜〜。
しかし、ニワトリなど前哨戦。この先はアヒルパラダイスでした。
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この先、アヒル連写が続くのですが、実は昨晩日本から持っていった電池がなくなり
バリのスーパーで乾電池を買ったのですが、流石にものすごい勢いで減り(10枚弱で交換を3回繰り返し手持ちの電池があっという間になくなりました・・・)
殆ど!アヒルしか撮れませんでした。ありえなーい。

コレを踏まえたうえで、アヒル写真をお楽しみください。

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そして、ライスフィールドビュー♪↓
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さて、アヒルを堪能し、木陰で休んだりしつつ、散歩は続く。
途中出会う(っていうか、追い抜かれる)のは、欧米人ばかり。
田んぼ道をドンドン進んで行くも、折り返し地点は見えず、追い抜いていった欧米人は全然戻ってこない。
戻ってこない上に、道はなんだか山道っぽくなっていくのであった。

超アバウトな地図しか持たない私たちは「一体この先には何があるの?」と思いながら山道っぽい道を進んでいく。
どこかで折り返し地点があるのか。それともこのまま道なりに行ったらウブドに戻るのか。行ったこともないところへ着いてしまうのか。
若干不安になりつつ、そして歩き疲れても来た頃、すれ違ったおばちゃんに「ウブドはどっち?」と聞いたらば来た道を指差す。
え。やっぱり戻るしかないのか?確実に戻るのであれば来た道を戻るのが一番。
しかし、どうせだったら違う道を歩いて帰りたい、というトモダチの思い。私も出来れば違う道の方が楽しいかも。

おばちゃんにお礼を言い、もう少し先へ行ったところで、けものみちっぽい道が左右に(右は土で出来た階段っぽいトコで降りていくんだったとおもう。左はちょっとミニミニ崖みたいな風体)
トモダチがミニミニ崖を上って見てきてくれるという。
何やら地元のおじさんと話している影と声が聞こえる。

ミニミニ崖から降りてきたトモダチは「上もライスフィールドだけど、ウブドに戻れる道があるって」と言うことだったので、高所恐怖症の私でも何とか上れそうなミニミニ崖だったので、上に行くことに決定。
がんばった。登った。降りることは出来ないだろう。

実は道を聞いたおじさんに「降りるのは危ないから、このままこの道をウブドに向かって歩け」と言われたらしいけど、迎えに降りてきてくれたらしい。
アリガトウ、トモダチ。

そして、上の道からウブドに向かってフラフラと歩く。

ウブドへの道すがら見かけたアヒル↓
P9280047.JPG
なんか、頭にボンボンつけてるんですけど!!
カワイイんですけど!!!

帰る道すがら、おじいさんが営んでいる野外商店みたいなトコで水をボッタクリ値段(約50円。普通は14円ぐらい)で買ったりした。
途中で田んぼではなく、珍しく畑があって、トモダチが畑を眺めて「コレはきゅうり?コレはトマト?」とか言いながとか言いながら品定めしていると、近くにあった絵を売る露天から兄ちゃんがやってきて畑の解説をしてくれた。
小さいトマトをもいで何個か食べさせてくれ、細いあぜ道を後ろも見ずにバックして歩いていたら。

田んぼに片足落っこちて、右足が、右足が完全に泥の中に水没。。。

私のスニーカーと靴下を(田んぼの水で)洗ってくれるお兄さん。

そして、私が靴下を絞り、靴を履いている間に、なんか家に来ないか、みたいな感じでトモダチを誘っていた。

うーん、なんだか危険。

私はそう思いながらモタモタと靴を履いていたら、ドンドンと自分の家だかの方に行ってしまうお兄さん。
お兄さんの姿が見えなくなったので、「もう行こう」とウブドに向かって歩き出してちょっとしたら、お兄さんが手にランブータンを持って怒りながら追いかけてくる。
その場で座り込んで三人でランブータンを食べたりしながら話していると「マッサージ?」とか「絵を」とかそういう話になってきたので、「ティダ!(NOのインドネシア語)」とお断りして、またウブドへの道を目指したのだった。

片足がグチャグチャに濡れたまま。。。

靴を途中の水路(田んぼの水よりは全然きれい)でもう一度靴と靴下を洗いなおしたが、コレは履きながら乾かすとしたら、明日の飛行機の中では、行きのオーストラリアンのにおいよりも強烈な悪臭を放つこと間違いナシ。

ああ、神様。
人の足がくさいのには、くさいなりのわけがあるのですね!
色々ごめんなさい。色々ごめんなさい。

見えぬ何かに謝りながら、やっとこさウブド方面の大通りへ到着。
そこはブランコミュージアム300メートル手前のトコであった。

3時間ぐらいは歩いたかなぁ。(休み休みだけど)

で、ちょっと疲れていた私をトモダチが気遣ってくれて、通りかかった日本人の女性二人組に「連れの具合が悪いのでこの辺で休めるカフェとかはあるか?」と聞いてくれて大体の方角を定めてくれる。
私は「え、私そんなに具合悪く見えていたのか。悪かったな」と思っていたら、後でトモダチに「具合が悪いって説明してるんだから、具合悪そうな演技しなよ〜!」と怒られた(笑)

あ、そういう作戦だったんだ。
わかってなくてゴメン。

で、立ち寄ったカフェがCafe des Artistes
電池瀕死のため、写真ナシ。
っていうか、メシの前に写真撮る習慣ナシ。

ココで2時間ぐらいは休んだか。
私はナシゴレンとミネラルウォーター、トモダチはバリコーヒーを。
バリのコーヒーはポットで支給される習慣でもあるのか(朝食もポット)
たっぷり3杯(もっと?)入ったコーヒーを、流石にちょっと残した友達でありました。
曰く「もう、タプタプ」だそうで。

その後、ウブドマーケットを冷やかし、モンキーフォレスト通りからデウィシタ通りを歩く。
行きたかった石鹸の店KOUでお土産を買った後、トモダチが急速に空腹を訴えたため
KOUのお店の人(もうすぐ出産!)で「美味しいワルン(地元食堂)はないか?」と聞いてみる。(トモダチが)
ワルンカチュが美味しいよ、と聞いてそこへ向かう道すがら、超アヤシイエッセンシャルオイル屋でエッセンシャルオイルを買う私。
ナチュラルか?と聞いて、「ナチュラルじゃないよ」と答えるわけもなく、
しかも、こういう店で値切っていいものかどうかもわからず、言い値で買った。どうにでもなれ。

で、オススメされたワルンカチュを見つけ、トモダチはナシチャンプルと水、私はミルクティを頼む。
最初トモダチは水をラージで頼もうとしてたんだけど「え!」みたいな顔されたのでスモールに変更。
その後、店のある一角を見つめつつ「ラージ頼まなくてよかった!」とトモダチが叫ぶので見てみると

P9280048.JPG
↑左端がラージ。軽く1リットル以上ある。飲めねぇ、流石に。

ご飯を食べ終わったらトモダチの疲れが出てきたみたいだったので、ココでホテルの車を呼んでもらうことに。

迎えに来てもらって、途中カメラ屋に寄ってリチウム電池を買って、一旦ホテルに戻る。
17時半ごろだったか。

で、トモダチはやっぱり疲れてしまっていたけれど今夜が本当の意味での最終夜なので、ケチャとかを見たいなら今夜しかない。
トモダチは行けないけれど、もし見たいのならば遠慮なく見に行って欲しい、と言われ
最初は「うーん、ちょっと面倒だし疲れてもいるし・・・」と渋っていたんだけど、
フロントで聞いてみて間に合いそうだったら行ってみる、と言うことで
「このまま戻らなかったら、ケチャ見に行ったと思ってくれ」と言い残しフロントへ。時は18時半。

「ケチャが見たいんだけど今から間に合うか?オススメのケチャはあるか?」と聞いたら
「間に合う。コレがいいだろう。送ってあげるよ」と言ってくれたので一人で行くことにした。

すごく長くなったので、続きはまた明日!!!(唐突に終わる)

---
おーのー。早く明日の準備して寝なくちゃw


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2009年10月 4日

バリ・ウブド 3泊5日の個人的点検隊 〜バリ2日目

実質夜中についてるので1日目なんですが
日程上はもうすでに2日目です。

ご紹介遅れましたが、今回のお宿は「ALAM JIWA」というちょいと有名なホテル(コテージ?)

朝は8時過ぎに目覚める。
朝食は9時までだったから、まだ間に合うか、とフロントとなっている小屋に走る。
部屋には電話がないので、用があるときは、小屋に走らねばならぬのだ。

果たして、オムレツとパンケーキ(という名のクレープっぽいもの)だったら大丈夫ってことだったので
私の好きなものと、トモダチが好きそうなもの(まだ寝てたので起こすのがしのびなかった)を適当にチョイス。
9時に持ってきてくれとオーダーして、部屋に戻り、一休み。

ちなみに寝た後のベッドの写真↓

おー、ぐちゃぐちゃ。
私は足先を出して寝たいタイプの人なので、
きちんとベッドメイクをされているところで寝るときは、まず掛け布団系を全部自由にするところから始める人なのです。

さて、9時になり朝食。(写真取り忘れ・普段写真を撮りなれていないと、ちょいちょい忘れます)
メニューは、
・フルーツのヨーグルト掛け(バリシリアル入り)
・チーズオムレツ
・ミックスパン
・パパイヤジュース
・紅茶
結構充実のメニュー。オムレツはちょっと火を通しすぎかなぁ。
でも、美味しかった。
フルーツ入りヨーグルトは、バナナが入っていて危険だったので、トモダチにバナナだけより分けて食ってもらう。

さて、食事も終わって、30分か1時間経過した頃だろうか。
急激に気分が悪くなってしまったのだ。
おなか痛い!そして気持ち悪い!!

トイレに駆け込み、こもること20分ぐらい?
一度出てもう一度こもる。
全てを出し切った私は、試合後のジョーのようでした。

↓この部分はかなりアレなので見たい人だけドラッグして見てください・・・。
汚い話ですけどっ!
吐瀉物の色はきれいなパパイヤ色でした!
(すみません。げんなりですよね・・・)

↑げんなり部、ココまで。

ああ、、腹減っていたはずなのに。。。
全てを出して更に腸が尚痛い。
どうなる、この旅。

ベッドに倒れるように横になって休んでいると。
トモダチの体調も、次第に悪くなり。
しょうがないので、今日はホテルでゆっくりすることになりました。

午後は、部屋の中でゆっくりしつつ、窓の外の風景を楽しむ。
P9270015.JPG

P9270017.JPG

P9270019.JPG

P9270020.JPG

どうです。窓に広がる田園風景。
今回、コレを見に来た、といっても過言ではないのです。
田んぼなんて、と思われるかもだけど。

そうそう。ホテルには空調(エアコン)はなく、あるのは天井についた2個のファンのみなのですが
クーラーなんぞいらんのです。十分涼しいんです。
部屋にたくさんある窓という窓を全部全開にして、ファンを回すと、風通りがすごくよくて快適。
昨日、空港→ホテル→空港→飛行機→車、と24時間以上空調しかない場所に軟禁状態であった私たちはクーラーはもうカンベンというムードだったので、空調がないこの部屋は本当によかった。

そして14時ごろだったかな。
朝ごはんを食べたけど食べてないも同然の状態に追い込まれてた私の胃が腸が「大体の調整完了!」と叫びだした。

ま、おなか空いたんです。
トモダチは、気分があまり優れないということで、私の分だけレストランからの出前を頼むことに。
またまたフロントに走る私。
このホテルはカフェワヤンという有名なお店の系列店なので、ワヤンからの出前OK、と事前に聞いていたんですが、フロントで聞くと「ワヤンじゃなくて、ワヤンの同系列店からになる」とのこと。
もー、それでもOKOK。
「ナシチャンプル」と「パパイヤと鶏肉とレモンのサラダ」を「ノースパイシー」で頼む。(重要)

届きました♪
P9270021.JPG
↑ナシチャンプル(超うまそう)

P9270022.JPG
↑パパイヤと鶏とレモンのサラダ・・・??

正直、パパイヤのサラダの方は、「青パパイヤと鶏の蒸したのがレモン風味のドレッシングで味付けされているサッパリサラダ」と想像していたのだが、想像を蹴散らすような品であった。
赤いパパイヤに蒸した鶏に、モッタリしたオーロラソースがたっぷり。
しかも量が半端なく多い。

コレ全部食うの無理ッス!

まず、ナシチャンプルから。
ああ、うまい。空っぽの胃に染みわたる。

でも、ナシチャンプルだけでおなか一杯だよ、ママン。

トモダチが起きてきたので、「入らないから残そうと思う・・・」と悲しげにつぶやいてみたところ、
「残すんだったら食べるよ」と食べてくれた。
ありがとう。TT

その後は夕方まで外を見ながらウダウダと。
P9270023.JPG
田植え〜〜↑↓
P9270025.JPG
見てると、赤い人が一番働き者。白い人は、途中から手伝いに来た人で植えるのがスゲー早い。灰色の人は田を一枚植え終えて仕事が終わった後、マッパになって水路で水浴びしてたw

眺めていてわかったこと。
少なくとも農作業中の男性は、ズボンの下に下着はつけていないということ。
所謂イギリススタイルである。
バリの「どうでもいい情報」でした。

さて、ご飯を食べノンビリして完全復活した私でした。
トモダチはまだあんまり具合がよくないとのコトだったので
夕方、買出しに、と「デルタ・デワタ」というスーパーに行くことにした。

このホテルは、ウブド内であれば車で送ってくれるのです。

15分ぐらいだったら待っててくれるということだったので
水とか石鹸とかお土産のチョコとかそういうものを買い込む。
残念ながら石鹸は目当ての石鹸(ブラットワンギ)はなく。。
そして、妙な飲み物(海外でスーパーに行ったら必ず気になる飲み物を購入することにしてる)を見つけたので購入。

P9280026.JPG
↑ジャングルジュース・・・。

ライオンが妙にファンシーだが、死ぬほど甘そうである。
このジュースを見つけたとき、頭の中を回ったのがP-Modelのジャングルベッド2でありました。

この日は結局夕飯も昼と同じレストランから出前を取ってすませ、
11時過ぎには就寝しました。

私は、やれ朝飯だ、水だ、レストランの注文だ、スーパーだ、と少々は外出したのですが
トモダチにいたっては、夜ご飯の注文&明日の朝ごはんのオーダーでフロントに1回行ったきり。

9時間の遅延というのは、ココまで人を痛めつけるものなのです。

長かったけど、中身ナシのレポ2日目はコレにて終わり。

---
風邪は、大体ダイジョブ。
よかったー。ひどくならなくて。
---
ヒラサワのTwitterのツンデレ度が増している。
後、海外逃亡計画も順調に進んでいるもよう。


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2009年10月 3日

バリ・ウブド 3泊5日の個人的点検隊 〜バリ到着

迎えに来てくれてたバリの現地ガイドさんの名前はムジさん。
名前を忘れがちな私は、「柄物のシャツなのに、名前は「無地」さん」と必死に頭に叩き込む。

私たちが現れた時「やっときた、よかった」的ムードだったので
「たくさん待ったでしょう?大丈夫だった?」と聞いたらば
「車の中で寝たりして待ってた」とのこと。
バリの飛行機は結構遅れるのか?と聞いたらば、ちょいちょい遅れるみたいなムードのことを言ってたような。

デンパサールからウブドまでは約1時間。
ムジさんは一生懸命あんまり上手でない日本語で喋ってくれるが
いかんせん夜中の2時だか3時だかなので、会話の内容あんまり覚えてない。

そういえば、ウブドの近くに「キンタマーニ高原」という有名な観光スポットがあるのだが
「日本語では別の意味ね!私知らなかったけど、キンタマーニ高原という度にお客さんが笑うから
日本語でどういう意味があるのかお客さんに聞いたら教えてくれたね!」と嬉しそうにシモネタ披露。

ガイドが必要な時は、ツアーもあるから連絡をくれ、という事でコピーでこしらえたオプションツアーが入った袋を貰う。

真夜中のバリの道。
デンパサールはかなり都会の立派な道路であった。
割とラフな運転をみんなするので、友達が「ココでなら運転できそう!」と言っていたが
ウブドは山の方なので、ウブドに近づくにつれ、曲がりくねった細い山道が多くなり
「前言撤回」とションボリとつぶやくトモダチであった。

途中にすごく大きな像があり、暗闇でライトアップされてすごく感動した。
後で通りかかる機会があったら撮影したいな、と思ったんですが
残念ながら機会がなかった。
スーパーに行く時に見かけたからウブドの中だったと思うんだけど。

そして真夜中にホテル(というかコテージ?)に到着。
みんなもう寝静まってる様子。
ホテルの人に部屋に案内してもらって、到着。

ちょっと休んでから、シャワーを浴びることにしたんだけどすげー寒いの。
で、お湯が出るまでに超時間が掛かる。(笑)
シャワーカーテンなどもないので、立って浴びることも出来ないお風呂だったので
体の汗をざっと流す程度で風呂を後にする。

で、シャワー出た後、グッタリとタバコなどを吸っていたら、
トモダチが「今鶏が鳴いたよ?」と。
今何時だよ、っつーことで時計を見たら4時半であった。。。

そりゃ、ニワトリも鳴くでしょうよ。

あわわ。やばいよやばいよってコトでバタバタと寝ることに。

流石に疲れもあってか、あっという間に寝入りました。

寝しなに「ああ・・・明日(っていうか今日)の朝飯のオーダーしてない・・・」と思いつつ・・・。

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今朝、「お、風邪が快方に向かっている」と実感。
熱も昼過ぎには平熱になった。
まだ、本調子ではないけど、この土日で体調は整いそう。

ご心配おかけしましたのこと。
---
ヒラサワのP-MODEL30周年、ソロ20周年の企画、「還弦主義8760時間」がやたら面白い。
5本のイントロダクションムービーを皮切りに
過去の曲をストリングスでリアレンジすると言う企画。

ファン投票も一応用意されているんだけど、結果的には「オレが決める」といういつもの骨太方針。
既にファーストからはアートブラインドが平沢の手でチョイスされ、実作業に入っている。
とてもアートブラインドに聞こえない・・・。
リアルタイムにTwitterなどで報告されているので、興味がある方は是非どうぞ。

凝集する過去 還弦主義8760時間
イントロダクションムービーはこちらから。

リアルタイムでの長期にわたる企画は初参加なので、ワクワクしています。

ライブも来年の2月末に行うそうですし!(ノンタラだと思う)

っていうか、このおじさんは、いつも本当に面白いこと考えるなぁ、、と思う。


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2009年10月 2日

バリ・ウブド 3泊5日の個人的点検隊 〜飛行機の中

さて、午前11時に飛び立つ予定だった飛行機が成田を飛び立ったのは20時。

飛行機はほぼ満席。
3人席の私たちの横に座ったのは、欧米な感じの若めの男性。

座るや否や、靴を脱ぐ彼。
靴の中は素足。

お前は石田純一?

そして、そういうシチュエーションだと、想像つくでしょうが
ものすごく足が・・・臭うの。欧米人の足は。

彼の隣だった私は、飛行時間の半分程度はにおいに悩まされることに。。
私の友達は後ろの人が席をバンバン蹴る人だったらしく。
前途多難はまだまだ続くぜ、みたいな。

そして、お約束の「機内寝り」が出来ない私。
薬を投入すりゃよかったのかもだけれど、
薬は宿に到着してからにしたい。

隣の足臭欧米人は遠慮えしゃくなく、寄りかかるはぶつかるわ、
ほぼ全く寝れず、臭く、全てを呪う私であった。

夜中の2時過ぎ(バリ時間)にデンパサール空港に到着。
税関やらイミグレーションやらを通り、10ドルのビザ代を支払い、
喫煙所にまっしぐら。

二人で喫煙してたら、そこにフラリと入ってきたのは、先ほど私の隣だった足臭欧米人!

思い切って「疲れたねー」と英語だか日本語だかで話しかけてみた。
日本からの飛行機で来たから日本語は出来るのかなって思ってたんだけど
日本語はわからない、ということで、カタコトの英語で聞き出せたのは
オーストラリアから来た(か帰る)トコ。
これから更に2回飛行機を乗り換えるコト。

あっらー、大変だわ、この人。
これから先まだこの地獄が続くのね。

皆さん、彼の足の臭さには原因がありました!
そうですとも。全ての足が臭い人にはきっと原因が!

でも、空港のトイレとかでタオル絞って足ぐらい拭いた方がいいかもしれん、と思った。

タバコを二本吸い、オーストラリアの彼を頑張って、と見送り
外に迎えに来ているはずの現地ガイドを探す。

「タビコーボー??(旅行会社の名前)」「otamaさん??(ホントは本名)」

目印だったタグを見つけて声を掛けてくれる彼。

一緒に車まで向かったのだが、喫煙室でタバコを吸ってた私らをあざ笑うかのように
通路の両端に3メートル置きぐらいに灰皿が並んでた。

南国って、まだ自由でイイトコだなぁ。

ってことで、また明日!

---
っていうか、風邪ひどくなりました。。

明日明後日で、完治を目指したい。


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2009年10月 1日

バリ・ウブド 3泊5日の個人的点検隊 〜プロローグ

9/26 早朝4時半に起き、5時半過ぎに家を出た。

日暮里6時40分ごろの待ち合わせだったから。
早朝の日暮里でトモダチとニッコリとオハヨウの挨拶。

コレはいい旅になる!嬉しい!

結構はしゃいだ私であった。

スカイライナーで成田へ余裕の到着。
余裕の団体受付で飛行機の航空チケットを貰う。
のだが、最近の航空チケットって、「プリントアウトしたただの紙(A4)」なのね。
「この紙がチケットになります」って言われて3回ぐらい聞きなおした。

うーん。こんなA4の紙を大事にせよ、と言われてもありがたみが、、、と思いつつ
大事なもの入れにしまう私たち。

「もうすぐCカウンターで搭乗手続きが始まりますから」と言われ、Cカウンターに向かう。
サーフボードを持った人が多いね。などと喋りながら行列に加わる。
タラタラと進む列を徐々に前進していくと、トモダチが「ねー、なんかデンパサール行きが遅れて20時発って今書いてあったよ」と電光掲示板を指差す。
「いやいや、私たちの飛行機は11時発だから、20時はいくらなんでも・・。きっと他の飛行機だよ」と否定する私。

かくして、順番が来てカウンターに行った私たちは「飛行機は機材の遅れで20時発となります」という見間違えで欲しかった掲示板と同じことを言われるのであった。

っていうか、9時間待てってか。
到着は夜中の2時半だかになるとのこと。

飛行場のカウンターのおねぇさんは何も悪くないのだけれど
「じゃー、ソレまでどうしろと?」とちょっと声が荒がる私であった。

荒がるっていう活用はねぇけど、荒がったの。

で、13時チェックインの18時チェックアウトでホテルを用意するとのこと。
11時に迎えのバスに乗って、ホテルで昼食を取って13時に部屋へ、というタイムスケジュールのようだがカウンターでの時間は大体9時過ぎぐらい。
2時間は適当に時間を潰してくれよベイビー、ということみたい。

では。適当にお茶を!と空港でお茶。
実は成田で働いている友達がいて、都合がよければ会わないか、という連絡が来たのですが
フライトスケジュールを告げると「残念ながら会えないね」ということになってたけど
もしかして会い放題じゃね?と思い連絡してみる。

放題ではなかったが、トモダチの休憩時間に一緒にお茶を飲むことが出来た。

で、まぁ11時にはホテルに向かい、ちょっと待った後バイキング形式の昼食を取り
ホテルで休んだりした後、空港に向かい。

飛行機が離陸したのは、キッチリ定刻の9時間遅れの20時でござんしたよ、と。

プロローグ、ここまで。

明日からは飛行機の中〜バリ編の始まり始まり〜〜


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