2004年9月19日

今更のように

最近MixiというSNSに入ったのは数日前のエントリーでも言ったけど
このMixi、コミュニティの数が半端じゃない。
取りあえず、かの巨大掲示板の如く「何でもある」状態で
なけりゃ「作ればいい」状態なのである。

んで、コミュニケーション目的はもとより
自分の趣味を強調する意味でもコミュニティに入りまくるのですが(オレだけ?)
コレが結構「私って何が好きだったっけ・・??」という
自分への問い掛けとなり、「おおそうだ、こんなのも好きだったんだ」と
見つめなおすキッカケになっております。

自分へ改めてお問い合わせしないと判らない趣味なんざ放っておけばよい、
とも思うんですが
かつて熱烈に支持していた作家とか作品とかを
ポツポツ思い出すのも楽しいものです。

んで、昨日辺りから検索し参加したコミュニティに
・原マスミ
・ニック・パーク
・ピングー
・ポピーザぱフォーマ
等がありまして
原マスミなんか「よくコミュニティがあったな・・・」と思うんですが
ケラ&ザ・シンセイサイザーズより参加人数が多くて
ちょっとアレな気分になったりしてます。

ま、それは置いといて。
この中に「ポピーザぱフォーマ」という
キッズステーションで放映されているCGアニメーションがあるんですが
コレ、見たことない方に是非薦めたいなぁと思ってこの記事を書き始めたわけなんですが
導入まで長い長い。>オレ

一本5分弱程度のアニメなんですが
・残虐(?)シーンテンコ盛り
・主人公(ポピー)の性格が悪い
・非常にドライ
・よく登場人物が死ぬ
・セリフが一切ない(最終回のみ一部あり)
が特徴で
先ほど数本見返してみたけどやっぱ破壊的です。
よくキッズステーションで放映してる(した)なぁと思うんですが
放映時間がどう考えても子供向けではなく
(まー、こんなの子供に見せたら確かにトラウマになります。)
製作者の増田龍治さんもインタビューで
「ポピーは子供向けですか?大人向けですか?」と聞かれ
「大人げない人向けです」と答えたぐらい。
増田さんが作った作品には他に「ガラクタ通りのステイン」があるんですが
こちらはポピーよりもウェットです。
感情があり、ロマンチック。CGの出来もポピーより格段にいいです。

元々「ポピーとは違う意味で視聴者を裏切りたい」とのコンセプトで作られてますので
比べるのは筋違いなのですが
破壊力、と言う意味で言えば圧倒的にポピーに軍配が上がります。

製作されたのは数年前なので
まさに「今更」な紹介になりますが
もし未見の方がいらっしゃれば、是非見てみて下さい。
今年の春からレンタルもはじめたので、ツタヤとかに行くとあるかも。

あ、でも好き嫌いがモロに分かれる作品でもあるので
もし合わなくても怒らないでネ。
後、子供には見せないでネ。


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Posted by otama at 22:11

2004年9月13日

らもさんのエピソード

9/11のらも肌で語られたらもさんのエピソードで
印象深かったものをいくつか。

・お金にキレイな人だった
 通常、日本では「お友達価格」と言うのがあって、
 友達を安く使うのが常だが、らもさんはソレをとても嫌っていた。
 「友達だからこそ、高くて割のいい仕事を回すのが当たり前なんちゃうか」
 だから、らもさんの本で対談した人たちは
 全て印税契約を結んでおり、増版や文庫化の度に印税を受け取るそうだ。

・弱者にやさしい人だった
 具体的なエピソードは語られなかったが、
 その場にいる、一番弱い(とらもさんが判断した)人を
 表面に出ないような方法でいつも庇っていたそうだ。

・最近はいつも護身用ナイフを携帯していた
 携帯し、みんなに自慢して回るのだが、
 腰につけていたその携帯ナイフを出すのに5分ぐらい掛かり、
 「出す間に3回は刺されてますよ。」と言うツッコミを各所から受けていたそうだ。

・坂道が苦手
 渋谷は坂道が多いから最近行かないようにしている、と語っていたそうだ。
 とにかくよく転ぶ大人だったようで、
 最後もこけて亡くなりましたね。

・若手にはいつも奢っていた
 あんまりいつも奢られるので、
 ある時、松尾貴史さんは隙を見て奢ったらしいが、
 その帰りに道端で「今日はごちそうさまでした」と土下座された。
 「そんな仕返しされるなら、もう二度と奢らない」と心に誓ったそうだ。

9/11の感想になりますが
松尾貴史さんの「らもさんの真似」は本当に似ていました。
もう、いたこのくちよせ状態でした。
各氏のライブも楽しかったですが
やっぱりトークショーが一番面白かったなぁ。
らもさんの遺言が効いたのか、湿っぽくはならなかったですが
ダ・ヴィンチの担当の方は相当思い入れが強かったのか
やはり、最後の挨拶では涙声で挨拶されてました。

らもさんの「いいんだぜ」を免罪符にして
これからも生きれる限り生きていこう、と思いました。

しっかし、本当に奇特なオッチャンやったな。
私は一回だけ、生らもさんを青山円形劇場の喫煙室で見かけたことがある。
声を掛けて握手してもらったのか、
それとも、そのまま「見ないフリ」をしてしまったのかはもう覚えてないが
髪の毛が腰まであってその髪の毛がキューティクルツヤツヤだったのを覚えている。
もう10年以上前のこと。


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Posted by otama at 23:00

2004年9月12日

らも肌 最終回 IN 新宿ロフトプラスワン

全18回(2ヶ月に1回のペース)中、
らもさん抜きだったのがコレで4回目だそうで。
丁度3年間続けられたトークショー、昨日が最終回でした。

らも肌 最終回
会場:新宿ロフトプラスワン
日時:2004/9/11 18:30 スタート
出演:大村アトム・鮫肌文殊・ガンジー石原・松尾貴史・ 藤谷文子・大槻ケンヂ
主催:ダ・ヴィンチ

今回は最終回のため、来るもの拒まずのポリシーで行なわれたので
会場は立ち見も含めてギッシリ状態でした。

進行役は大村アトムさん
以下、イベント内容。

ガンジー石原(ギター弾き語り)
・ほたるサン
・人間は蚊取線香
・だらだらんらん
鮫肌文殊With捕虜収容所より、ギター・トマトのヒト
・第二次性徴期の歌(クリスマスソング)
・東京 is Burnning
・チンコマンコ音頭(コールアンドレスポンスあり)
松尾貴史・大村アトム(途中より、ガンジー・鮫肌が加わる)
らもさんに関するトーク。

<<休憩>>
・映画「お父さんのバックドロップ」予告編放映
・上記映画主演の宇梶剛士氏の挨拶
・過去らも肌の抜粋ビデオ
  ガンジー石原の回
  井筒監督の回
  本上まなみの回
  中畑貴志の回
<<休憩終わり>>

藤谷文子
・全ての聖夜の鎖 朗読
大槻ケンヂ
・妖怪にご用心
・プカプカ
・I SHALL BE RELEASED(中島らも歌詞バージョン)
・やつらの足音のバラード

主催者ダ・ヴィンチの挨拶

中島らも「いいんだぜ(歌)」ビデオ

本当にもういなくなっちゃったんだ、という思いと、
松尾さんが言ってた「実はまだ生きてはるらしいですよ」と言う言葉を信じたい気持ちが交錯。
最後のらもさんの「いいんだぜ」と言う曲が胸を刺した。

らもさんは
君がいい奴で、
だからダメな奴で、
自分が何をしたいのか全然わからなくても
「いいんだぜ?」と歌ってくれた。

だから私も言う。
君がらりりでも
ブロン中毒でも
アル中でも
大麻で捕まっちゃっても
生きてても
死んでても
いいんだぜ?らもさん。

帰りにらもさんが書いた「いいんだぜ」のコード付き歌詞のコピーが
来場者全員に配られた。
会場には奥さんが来てて、
私は全く面識がなかったんだけれど、思わず握手を求めてしまった。
握手しながら、奥さんに会えてよかったなぁ、と思った。

さー、まだらもさんの本で読んでない本結構あるぞ。
最後の方に書いた奴で出版がこれからの本もあるし。

読み終わったとしても
書いたものは残るから
だからまだまだ終わらない。


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2004年6月23日

木更津キャッツアイ日本シリーズを見た

特典映像はまだ見てないけど。
まぁ、どうせ5人が主人公だから
ぶっさん、バンビ、ぶっさん、バンビ、アニ・マスター・ウッチー、ぶっさん、ぶっさん、バンビ、バンビって感じで
私の愛しのデブちゃんは殆ど特典には入ってないだろうけど。

ココから先感想になります。
まだ見てなくてネタバレが嫌な人(いるのか!)はヨマナイデネ。

今回の目玉は、オジー(古田新太)のオールヌードであろう。(そうかな・・・)
モザイクが思い切り入ってるのを見て爆笑してしまった。
まったくもって、古田新太っていいよなぁと思ってしまった。

いや、裸がいいってわけじゃないんですよ。

劇団☆新感線の舞台でも、股間に何かをつけ続けてもう何年になることか、と言うぐらい
股間に色んなものをつけ続けてきた男であるんだけど、つけなくても取れる笑い。
まぁ、モザイクがついていたけど。

なんだっけ。確か「踊れ!インド屋敷」だったかな。
世直し天狗と名乗り、股間に天狗の面をつけただけの殆どマッパで出てきた時があったけど
あの時の爆笑アゲインと言う感じであった。

映画の話に戻る。
オジーが「夜だよ〜〜!」と叫んだ時はメンバーより先に「オジーだ!・゜・(ノД`)・゜・」と叫んだ私。
だから話がああいう風に流れて、オジーが後半出てこなくなってしまった後は
映画への執着がガンガン薄れて行ってしまいました。

特に、あの南の島のくだりは長かった。夢落ちになるのか、とハラハラしましたが。
とりあえず夢落ちじゃなくてヨカッタ。

が、オジーの中の人がとにかくガッカリ。
中途半端だ。ホント中途半端。
薄々はわかってたけど、笑えない。チクショウ。別の人選はなかったものか。

とりあえず、買って損したとは思わなかったけど
オジーはあの時本当に死んじゃったんだな、とシミジミ悲しくなりました。
もう出てこないね、オジー。

まぁ、クドカンも
「オジーを復活さすには、あの手しかなかった。卑怯だとは自分でも思ったが」と言っていたので
とりあえず許す。けど、中の人しょぼすぎ。

が、未来のキャッツアイメンバーは豪華だったな。
特にバンビの未来の姿は笑った。浮かれた演技してた。

この映画見て、「いいなぁ」と思ったのは酒井若菜でした。
モー子可愛い。
後、「小さな布袋」、すごくヨカッタ。

満足度としては80%程度かな。


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2004年6月21日

き〜さ〜ら〜づ♪ららららららら〜

と言うわけで、
友達と行こうといいつつ、映画館へ行けなかった
木更津キャッツアイ・日本シリーズのDVDをアマゾンでポチっとしてしまいました。
もうすぐ無職になるのに、私ものん気なもんだわ、と少々思いつつ・・・。
今月の23日にはグループ魂の新譜も出るというのに。(予約済み)

しかし、グループ魂までCCCDになってたらどうしようと少々ドキドキしたが、
ヨカッタ。ミディはまだCCCDではないようだ。
とにかくCCCDには気をつけないと。ウッカリ買ってしまわぬように。

明日には木更津キャッツアイ日本シリーズが届くはずだ。
(今日発送したよ♪メールが届いていたから)
届いて、見てから記事書けよって話もあるだろうが
昼間に「発送したよ♪メール」を見てからずーっと
頭の中に「木更津キャッツアイのテーマ」がグルグルしてるんだもの。

と、こうやって書いていると「もしかしてジャニオタですか?」という疑惑も湧くかもしらんが、
ジャニオタじゃないです。
が、ある意味わかりやすーい「芝居ミーハー」ではあると思います。
まぁ、ひらったく言えばジャニオタと多分あんまり根本は変わりません。

根本は変わりませんが、「キャーキャー」言う相手のルックスは雲泥の差があります。
そう。所謂デブのオヤジにキャーキャー言うわけです。
こちらから(乙葉のオマケな感じの)デブのオヤジの動画がご覧頂けます。

しかししかし、男優三名、
一体誰がどの役をやるのか。

普通に考えると、江田は古田新太って感じだけど
それじゃ「配役は本番までのお楽しみ♪」って言ってる意味ないしなぁ。
私の中では、生瀬と成志は似たようなテイストだから(卑怯テイスト)
ドッチが小説家になって、ドッチが江田の子分になってもアリかなぁとは思うけど、はてさてふふーん。

あーーー、いつのまにかまた「木更津キャッツアイ」から遠く離れ
鈍獣の話になってしまった。

が、実はあんまり離れてないのね、この二つの間は。
「クドカン脚本」で「古田新太が出てる」という
私の中ではカナリ太い共通点があるんですね。あるんですね。

あるんですよ!


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2004年6月 3日

華氏911、アメリカでの公開先決定!

華氏911、アメリカでの公開先決定!だそうで(6/25公開)、
日本でも公開が早まったそうですよ。

今年の夏公開だそうで、あんまり時差なく見れそう。

が、また公開がまた「恵比寿ガーデンシネマ」だそうで
前回のボウリングフォーコロンバインの悪夢
(午後1時に劇場に行ったのにスゴイ行列が出来ており
入れるのは7時の回だと言われ、すごすご帰った)が蘇るよ。。。
まぁ、暫らく待てば他の映画館でもやるようになりそうだけど。

今回こそは絶対にスクリーンで見るぞ!
前回は行きたい行きたいと思ってて結局映画館では見れなかった。

一人でも行くわよ・・・(なんだかちょっと悲しいけど)
因みにココから予告編が見れるようです。
(今見ようとしたら、接続中のまま待機になってしまったので
まだ見てません)

あー、因みに
Enterからサイトの中に入って、
昨年のオスカーのムーア監督のスピーチ見ようとしたら
phpエラーが出てました。(W

No such file or directory in /usr/local/apache/htdocs/moore/special/oscar.php on line 3
三行目に何か問題があるッポ♪


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Posted by otama at 23:22 | トラックバック (0)

2004年5月20日

華氏911

マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画
華氏911がカンヌで異例の25分間スタンディングオベーションだったそうな。

前作(なのかな)の
「ボウリング・フォー・コロンバイン」
恵比寿単館上映時期にはりきって恵比寿へ向かったら
午後1時に映画館到着なのに、次に入れるのは午後7時の回です、とかシレっと言われて、
悲しい気持ちで新宿に戻りゲーセンで憂さを晴らした、と言う記憶が先行してしまうが
出来としてはすごく考えさせられる内容であった。

っていうか、
こういう無茶するヒトって基本的に好きなんだな。
自分が気が弱く、穏便に済ませてしまいがちな性格なもんで
こういうヒト見るとスカッとするのでしょう。
こんな風に、思うさま生きてみたい、暴れてみたい、って感じで。
二つ選択肢があったら取りあえずは反体制につきたがる、みたいな。

単なるアマノジャクってことですな、多分。
ノンポリシーだし。

しかし、松尾スズキがこんなの書いてたなんて知らなかった。

やっぱ松尾スズキ好き♪


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Posted by otama at 23:26

2004年4月16日

劇団演技者。の「鏡餅」

今週の火曜深夜から1ヶ月、
フジの劇団演技者。
ケラが役者として登場している。

タイトルは
アンラッキー・デイズ 〜ナツメの妄想〜

そして役どころは、なんとタイトルに出てくる「ナツメ」役。
あら、いいじゃなーい?

実を言うと直前まで忘れてたのであるが
危ないところで思い出し、録画成功。

んで、見た。

この手の「舞台の芝居ッポイテレビ」ってのは
概ね上滑りばっかりしてて見るのがツライものだが(例:HR)
ご多分に漏れず、深夜枠という予算の低さもあり
(稽古時間の少なさと言うのも大きいだろう)
寒めの作りだった。

しかし、役者のケラってあんまり見たことなかったけど
以前、彼のエッセイの中かなんかで
「役者になりたいと思っていたけど、ある日突然舞台の上で
"どう動いていいかわからない自分を発見して"向いてないと思って止めた」というような事を書いていたが
止めて正解だったかも知れず。
セリフ結構カミカミ。コレも稽古時間を考えるとしょうがないかもしれないが。
まぁ、私は趣味がアレで
動いているケラを見るだけで幸せになれる割と珍しいタイプのヒトなので
録画、永久保存、と言う流れは変わらないのですが。

ってか、何回見ても丸いよ、ケラ。
毎回見るたびにビックリする。丸くて。
更に丸さが増していたような気もする。

また衣装が白のブカブカ上下で
髪型がホッペの丸さがモロに出る「小BACK-TICK」状態だったもんで
もう、おモチかと思いました。鏡餅。

モチでもイイんだけどね。モチ好きだし。
モチ、いいじゃない。むしろ、モチじゃないと。
モチであるべきとさえ思うね。

嘘です。
太りすぎは体によくないので、
豚丼なんか食ってないでもちょっとヘルシーなもん食ってください。
お願いシマス。。。


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