2004年9月13日

らもさんのエピソード

9/11のらも肌で語られたらもさんのエピソードで
印象深かったものをいくつか。

・お金にキレイな人だった
 通常、日本では「お友達価格」と言うのがあって、
 友達を安く使うのが常だが、らもさんはソレをとても嫌っていた。
 「友達だからこそ、高くて割のいい仕事を回すのが当たり前なんちゃうか」
 だから、らもさんの本で対談した人たちは
 全て印税契約を結んでおり、増版や文庫化の度に印税を受け取るそうだ。

・弱者にやさしい人だった
 具体的なエピソードは語られなかったが、
 その場にいる、一番弱い(とらもさんが判断した)人を
 表面に出ないような方法でいつも庇っていたそうだ。

・最近はいつも護身用ナイフを携帯していた
 携帯し、みんなに自慢して回るのだが、
 腰につけていたその携帯ナイフを出すのに5分ぐらい掛かり、
 「出す間に3回は刺されてますよ。」と言うツッコミを各所から受けていたそうだ。

・坂道が苦手
 渋谷は坂道が多いから最近行かないようにしている、と語っていたそうだ。
 とにかくよく転ぶ大人だったようで、
 最後もこけて亡くなりましたね。

・若手にはいつも奢っていた
 あんまりいつも奢られるので、
 ある時、松尾貴史さんは隙を見て奢ったらしいが、
 その帰りに道端で「今日はごちそうさまでした」と土下座された。
 「そんな仕返しされるなら、もう二度と奢らない」と心に誓ったそうだ。

9/11の感想になりますが
松尾貴史さんの「らもさんの真似」は本当に似ていました。
もう、いたこのくちよせ状態でした。
各氏のライブも楽しかったですが
やっぱりトークショーが一番面白かったなぁ。
らもさんの遺言が効いたのか、湿っぽくはならなかったですが
ダ・ヴィンチの担当の方は相当思い入れが強かったのか
やはり、最後の挨拶では涙声で挨拶されてました。

らもさんの「いいんだぜ」を免罪符にして
これからも生きれる限り生きていこう、と思いました。

しっかし、本当に奇特なオッチャンやったな。
私は一回だけ、生らもさんを青山円形劇場の喫煙室で見かけたことがある。
声を掛けて握手してもらったのか、
それとも、そのまま「見ないフリ」をしてしまったのかはもう覚えてないが
髪の毛が腰まであってその髪の毛がキューティクルツヤツヤだったのを覚えている。
もう10年以上前のこと。


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Posted by otama at 23:00
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