9/11のらも肌で語られたらもさんのエピソードで
印象深かったものをいくつか。
・お金にキレイな人だった
通常、日本では「お友達価格」と言うのがあって、
友達を安く使うのが常だが、らもさんはソレをとても嫌っていた。
「友達だからこそ、高くて割のいい仕事を回すのが当たり前なんちゃうか」
だから、らもさんの本で対談した人たちは
全て印税契約を結んでおり、増版や文庫化の度に印税を受け取るそうだ。
・弱者にやさしい人だった
具体的なエピソードは語られなかったが、
その場にいる、一番弱い(とらもさんが判断した)人を
表面に出ないような方法でいつも庇っていたそうだ。
・最近はいつも護身用ナイフを携帯していた
携帯し、みんなに自慢して回るのだが、
腰につけていたその携帯ナイフを出すのに5分ぐらい掛かり、
「出す間に3回は刺されてますよ。」と言うツッコミを各所から受けていたそうだ。
・坂道が苦手
渋谷は坂道が多いから最近行かないようにしている、と語っていたそうだ。
とにかくよく転ぶ大人だったようで、
最後もこけて亡くなりましたね。
・若手にはいつも奢っていた
あんまりいつも奢られるので、
ある時、松尾貴史さんは隙を見て奢ったらしいが、
その帰りに道端で「今日はごちそうさまでした」と土下座された。
「そんな仕返しされるなら、もう二度と奢らない」と心に誓ったそうだ。
9/11の感想になりますが
松尾貴史さんの「らもさんの真似」は本当に似ていました。
もう、いたこのくちよせ状態でした。
各氏のライブも楽しかったですが
やっぱりトークショーが一番面白かったなぁ。
らもさんの遺言が効いたのか、湿っぽくはならなかったですが
ダ・ヴィンチの担当の方は相当思い入れが強かったのか
やはり、最後の挨拶では涙声で挨拶されてました。
らもさんの「いいんだぜ」を免罪符にして
これからも生きれる限り生きていこう、と思いました。
しっかし、本当に奇特なオッチャンやったな。
私は一回だけ、生らもさんを青山円形劇場の喫煙室で見かけたことがある。
声を掛けて握手してもらったのか、
それとも、そのまま「見ないフリ」をしてしまったのかはもう覚えてないが
髪の毛が腰まであってその髪の毛がキューティクルツヤツヤだったのを覚えている。
もう10年以上前のこと。