ヤフオクで頑張ってゲットした鈍獣をやっと見てきた。
やーやー、6月に見た「ちゃんと痩せた古田新太」を保持していると思い込んで見たら
いやー、お肉復活しつつありましたがな。
やっぱハードな芝居続けないとダメなのねぇ。
体はまだ切れてたみたいだけど、多分摂取カロリーが使ってるカロリーをオーバーしてるのねぇ。
悲しいサガなのねぇ。
もう痩せた古田は見れないのねぇ。・゜・(ノД`)・゜・
ってなことで以下鈍獣の感想になるので
未見の方で見たくない方は見ないで下さいネ。(お構いなしに書きます)
やー、面白かったです。
今のところ今年見た芝居の中でナンバーワン。
今回の芝居では、私的には生瀬がよかった。
配役は
古田・・・・江田
生瀬・・・・岡本
池田・・・・凸川
私の古田新太配役予想は当たっていたが
パンフを読むと「予想外の配役をした」みたいな事が書いてあって
「普通に考えると江田は古田」と言い切っていた私は「普通じゃなかったのかな・・・」と
少々ショックではありました。
少しづつずれていく狂気がよくにじみ出ていて
「スッキリサッパリ観劇後感が爽快!」と言う感じじゃなくて
後味が悪さがよかった。
歯切れの悪さ、後味の悪さ、あくまでも鈍い、鈍い男たちの話。
ほぼワンシチュエーションの中でのピントのズレた狂気にドキドキした。
殺した「はず」の凸川は殺される度にエレベーターから
「もう、(店)終わった・・・??一杯飲ませてよ」と現れる。
殺しても死なない。ゾンビの如く何度も。
休憩前までは「成志、今回もチャラい芝居やってんなぁ・・・」と思ったけど
後半には俄然よくなって、最後のセリフでさらっていった。
一番怖かったのは、線路の成志と生瀬の二人きりになってからの生瀬。
足撃って逃げれなくしてから「凸やん、逃げて」
このシーンで、私はナイロンのフローズン・ビーチの
犬山が松永を窓から突き落とした後の
「チーちゃん、アタシヤッタよ!!チーちゃん!(フニクリフニクラ大音量)」のときに感じた狂気の怖さを思い出した。
あんときも怖かったんだよなー。
今回は前情報入れたくなくて、2chの該当スレッドも見ないようにしてたんだけど、
帰ってきて見てみたら評判悪いでやんの(W
まー、成志はマジで吐瀉してるし(しかも2回も)
前の方で見ると結構あのシーンは「ウゲゲ」と思うかも。
後の方の席(K列)で幸いだったかもしれぬ。
キヨスクのところは「ミッチリ感」がスゲーよかった。
あんなミッチリなキヨスクで買い物したくねー。
っていうか、「ホストクラブ」が舞台っていう設定が
どこにも生かされてなかった。(W
壁の古田の「オレ様写真」は面白かったけど。
女優に関しては特に感想ナシっていうか、感想のいいようがない。
どーでもいい。邪魔になんなきゃ誰でもよかったんじゃない?みたいな。
乙葉はダメ。っていうか、全員イマイチ。(スンマセン。元々女優には点数カライです、私。)
それを補って余りある男優陣に乾杯。
ヤフオクしてまで見に行った価値は充分ありました。
大満足。見れてよかった。
昨日の鈍獣のロビーのテレビに映し出されていて
衝動買いしてしまった「レッツゴー!忍法帖」のDVDを2回も見てしまった。(主音声と副音声)
多分5時間ぐらい掛かったと思う。
我ながら暇人っていうか、お疲れ様っていうか。
オポンチ路線もやっぱり楽しいなぁ。
阿部サダヲはやっぱ可愛い。
阿部一族(破壊の項参照)が出るのもわかる。
DVDをみた人ならわかると思うんだけど
舞台上の阿部サダヲ及び副音声でネタにされていた
「すごく笑う”お母さん”(池田成志ファンらしい)」
実は昨日の鈍獣で私の横に座ってたんだよね。
開演してすぐ「うわ、笑い屋みたいに笑う人だ・・・」と思っていたら
DVDのネタにされてるし
本当に私オンリーのみのタイムリーさ。
新感線に来てて、鈍獣に来てたってことは
古田のファンかなぁ、と思っていたら
副音声で「池田成志のファンらしいですよ」と
どこから仕入れたのかわからない情報を古田新太が言っていた。
ホントかよ。
今回の演目は生(2/21)で見てるし
如何せんオポンチだし新感線なので(お約束ばっか)
改めての感想等はほぼないに等しいんですが
忍法使うシーンで安っぽいCGが付け加えてあって
それがナカナカ新鮮でした。
ああいう使い方はありかも。
カメラ的には「もっと全体を見せて欲しい」と思う部分も多々あったけど
新感線ファンなら買いだろうな、と思った。
後、舞台上でも古田新太からダメ出しを食らっていた
「新感線の永遠の若手」タイソン氏は
副音声の中でも更にキツイダメ出しを食らっており、ちょっと泣けた。
まぁ、でも伝わらないんだからしょうがないか。