2011年4月 1日

ひとりでできるもん!(ウブド一人点検隊)~その4~

世の中、エイプリール・フールでかまびすしいですが、はてなナウ(ナノブログ)は秀逸だったな。
プログラムもちゃんとしてたしw

3/25 後半

さて、アキコさんの所を出て、車に乗り込み、この村でランチにしようか、と「おなかがすいたよ」とガイドのワヤンさんに言ってみたところ。

「では、そろそろシドゥメンを出ますか?」と。

え・・・??今日一日シドゥメンで、夕日をシドゥメンで見てから帰る予定じゃなかったの?

・・・ガイドに全然話通ってませんでした。

ワヤンさんは、この村には詳しくなかったようでした。
村のお寺に行ってみたい、と主張をしてみたものの、「お寺だったら、もっと大きくてきれいなお寺があるから」と軽くスルーされる。

まぁ、田舎だし、見るものもない、ってのあるだろうし、レストランもよく知らないようだし、主張するのが面倒になって、成り行き任せ、ガイド任せにすることに。

で、一応景色のよいところで写真をさくっと撮影。

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闘鶏用の鶏。バリでは、闘鶏が盛んだとのこと。

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闘鶏じゃない用の鶏w

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風光明媚なシドゥメン村

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一泊2500円のロスメン。シャワー・トイレ付(シャワー・トイレは屋外w 多分お湯は出なさそう)

そして、お昼は「バビ・グリン」を食べさせてあげる、とのことで、シドゥメンを後にしました。

アヒル(予定)よ、さようなら。。。

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バリの古いタイプの橋と、その下を流れる川。

そして、車は走りに走り、ギャニャールの市場に到着。

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うーん、ローカルぅ。

ココは夜はナイトパサールになるとのこと。

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ココでメシ。おなか、大丈夫かな、私!

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コレが夢にみた(見てないけど。。)ローカルメシ。バビ・グリンは豚の丸焼きをご飯に混ぜて食べるのです。
すげー辛そうな青唐辛子のサンバルみたいなのが添えてありましたが、よけて食いました。が、私にとってはとても辛かった・・・。

豚の皮は、想像だと「サクサク」でしたが、実際は「バリバリ」という感じ・・・。豚肉は、とろけそうにやわらかい。うまい。バリの食事は本当に口に合います。
水込みで300円ぐらい。屋台にしてはぼられたか、と思いますが、多分写真撮影など込みの観光値段なのでしょう。

そして、次は、「お寺に行きましょう」とのことで、さらに車は走る。

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↑道で見かけた、おもちゃをムチャクチャに積んだバイク。。。

そして車はタンパックシリングのティルタ・エンプル寺院というところに到着。

さー、今まで経験のなかった「観光」の始まりでぇす!
まず、入り口で30円か300円かを支払い、腰に布製のベルト(スレンダン)を巻いて中に入ります。
ワヤンさんが黄色をチョイスしてくれました。

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ご神木です。

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沐浴場の前にはお供えがたくさん。
ココで、持ってたブレスを浄化(w)

沐浴の水の出口には、意味があるそうで、一番左は、使っちゃいけない(神様のため?)とか、色々な意味がある、とのこと。
でも、観光客が思い切り使ってましたけどね。

ワヤンさんは、瞑想の勉強もしたことがある、とのことで、色々と興味深い話をしてくれました。
瞑想の勉強の一環で断食もしたそうですが、最初9日間の断食、7日間の断食、4日間の断食、と3回の断食があるそうです。
数字の意味は、9は、真ん中にシワ神(シヴァ神)で1、そして東西南北(45度づつの8方向)で9人の神様の意味。
7は、一週間の7の意味。
そして、4ですが、バリは自分が生まれた時に3人の兄弟と一緒に生まれてくる、という考えだそうで、自分+三兄弟で4、という意味。
神様のため(9)世界のため(7)自分のため(4)ということ。(多分)

面白い・・・・。

日本のことをお祈りしたい、と言ったら、お祈りの場所に連れて行ってくれて、「ココでお祈りするといい。座ってさえいれば、流儀は日本の流儀でかまわない」と。

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この場所の前で日本の被災者について、原発について、早くいいようになりますように、と一生懸命お祈り。

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こんこんと湧き出る原水。この水は霊峰アグン山に降った水が湧き出ているそうな。ここからさっきの沐浴場に水が引かれています。
この泉には伝説がある、ということですごく長々と説明してくれましたが、長すぎて忘れました。
その伝説が元で、タンパックシリング(曲がった足)という地名がついた、って事だけおぼえてらぁ。

それだけかよ。。。おれ。。。

この原水は、とても澄んでいて、ツバメが飛びながら水を飲んでいました。

いいお寺でした。

そして、後で知ったのですが(勉強不足・・)お寺に入るときは、必ずサルン(腰に巻く布)か、最低でもスレンダンを着用して入らなければならない、とのこと。
だから、シドゥメンで村のお寺に行ったとしても、私は結局入れなかったのです。

さて、次は、とのことで、テララガンの棚田を見に。

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まぁ、こんな感じw

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テララガンにいた犬こ。

そして、一路ウブドへ。

デルタ・デワタに寄って、大量に石鹸を買い、夕食の菓子パン(昨日はブンクスしましたが、おなかが重かったので、夜はパンでいいや、っていう結論に自分の中で達しました)を買って、ホテルへ送ってもらい、今日はおしまい。

結果的には、アヒル成分はあんまりありませんでしたが、観光っぽい観光が出来てよかったなぁ、と。成り行き任せも、いいもんじゃわい。

後は、ゆっくり風呂に入ったり、ベランダでマトリョミン弾いたり、音楽聴いたり、フロント横のインターネットに入り浸ったり、そんな感じでした。

あ、インターネットで思い出した。

基本的に、チェンダナリゾートの人は放っておいてくれてラクなんですが、この日のフロントにいた男の人(日本語がちょっと出来る。昔APA?にいたそうです)が、インターネット室で人がインターネットやってるときに、超話しかけてきて、うざかったwww

そして今夜もエアコンをつけず、窓を開けて自然の風で眠りにつくのです。

っていうか、明け方は超寒くなるので、ベッドの枕元には必ず長袖のTシャツを置いて寝てました。(寝るときは、暑いのでノースリーブ)。

さて、旅は明日も続くぞ。

そして、夜は必ず結構うるさいぞw

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今日は病院に行った後、池袋の明日館にマトリョミンライブを見に。

マンダリンエレクトロンが出すというテルミンもさりげなくお披露目されていました。
ボタンがたくさん!

そして、マトリョーシカ型のスピーカーも新製品として並んでいました。

コレが面白いのは、新型のマトリョミンとつなぐと、水平アンテナ(音量)の役目も果たすようになる、という。

新型のマトリョミンは置いたままで弾けますので、テルミン風に弾けるということです。(マトリョミン二個並んでいる風体で・・・・)

テルミンほどの音量幅は残念ながらないのですが、画期的、且つ、見た目の間抜けさがアップです。。。。w

マトリョミンユニット「マーブル」(今日は6人編成)の演奏はやはり聴き応えがあります。すばらしいです。

いつかあんな風に弾けるといいなぁ、とあこがれつつ。。。
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そして、明日(4/2)、バリでは、日本の今回の地震津波原発の一連の災害に向けて、お祈りがささげられます。
帰りの車でガイドさんが教えてくれたんですが、そのとき聞いたのより、ずっと大きい規模のようです。

「4月2日(土)午後4時から、バリ島最南端、海に面した大きなヒンズー寺院、ウルワツ寺院で、バリ島をあげての祈りの儀式が執り行われます。マンク・パステカ州知事の呼びかけで、最高位の僧侶プダンダが50人、一般僧侶のプマンクが180人、州知事はじめ各県知事、州・県の幹部、在デンパサール日本総領事館、バリ日本人会など数百人が参加して、祈りが捧げられます。

マンク州知事は、かつてバリで起こった爆弾テロ事件の際、対処にあたった人で、日本人が援助に力を貸してくれたこと、その後の自然災害への援助も含めて、日ごろから日本に恩義を感じているといっておられ、今回の行動になったようです。

またテロ事件の後、日本の真言宗の僧侶が大勢、バリを訪れ、ブサキ寺院などで復興・平和への祈りを捧げてくれたことも、心に残っていたようです。高野山真言宗管長に手紙を書き、同じ時間に祈りを捧げましょうとも呼びかけているそうです。

ちょうど高野山から、先のバリ訪問の際、団長をつとめた田中住職が今回、バリ滞在中で、一緒にウルワツ寺院で祈られるそうです。(以下略)」
"ウブド極楽生活" より引用

ガイドさんに聞いたときもすごくうれしかったのですが、こんなに大人数で祈ってくれるとは。。。

とてもありがたいことだと思います。

バリの人たち、本当にありがとう。

私も5時(バリ時間4時)に一緒に祈りたいと思います。


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Posted by otama at 23:14
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コメント

なんてきれいな景色だこと!!
私が20年前にバリに行った時は、全然観光も散策もしなかったので惜しかったなぁ…と。
地元の食べ物食べたかった。

しかし、外国でも日本のことはすごく心配してくれてるよね。
何でも台湾じゃ寄付が100億円越したとか。
ありがたいことです。

Posted by: angie at 2011/04/02 03:29

この風景って、映画「ブラック・レイン」後半の、逃げる松田優作を追つめる云々、のシーンで出てきたヤツまさにどんぴしゃり、という気がしますた。

「いやいやあれは、そう見えても全編日本ロケで、あの田畑は実は藤井寺郊外で(←何だその具体的な地名は)」と説いたヤツの胸元につきつけてやりたいような思いにすら駆られる。うむ。

地球の裏側から、祈る人たちの側におりますよ。在外邦人の居ても立ってもいられなさってのは、もしかしたら独特なのかも知らん。オレがこんなものに率先して巻き込まれてNPOが出来ちゃってたりするのよ。それでそのことを伝えたかったりするのよ。

ともあれ、旅行、やっぱ楽しそうで何よりである。

Posted by: ぼの at 2011/04/02 04:40

>アンジー
20年前行ってたのね。そして散策しなかったのね。。
海辺だったのかな?

私は海があまり好きではないので、海のほうは行った事がないんですよねw

台湾の寄付はすごいですよね。
対中国政策のせいか、日本は台湾に冷たくしているというのに、申し訳ない感じです。

>ぼのちゃん
ブラックレイン見てないからわかんないけど、まぁアジアの田んぼなんてどれも似た感じではありますがw

在外の日本人の方々は、胸が割れるほど心配だと思います。

末永く東北をサポートしてあげてください。

都民からのお願いですmm

Posted by: otama at 2011/04/02 20:05
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