2007年9月 3日

[追記あり]センちゃんとお別れするのがいやでたまりません。

12時にトモダチが来て、ゴハンを食べた後
アイちゃんが埋まってたプランターの土と
センちゃんが大好きだったカナリーシードの種をまいて
芽が出はじめた土を使って、プランターに埋葬することになりました。

今、ひざの上にセンちゃんが入った箱を置いて書いています。

正直、昨日は冷静だった。
魂が追いついてなかったのだと思います。

今朝起きたら、酷い状態でした。
体はどんよりしているし、頭はどんよりしているし。

昨晩はセンちゃんと一緒に寝ました。
ハコを枕元において、ハコをさわりながら寝ました。

急激に悲しみと寂寞感が予想以上の大きさで襲ってきました。

うん。11年一緒に居たんだから、多分これが正常。

でも、遺体は朽ちてしまうものだから、
埋葬せねばなりません。
センちゃんの毛はフワフワのままです。
特に首の辺りの毛が、愛していたセンちゃんそのものです。
冷たいことを除けば生きている時と本当に変わらない。

それでも、肉体は土に還さねばならんのです。

正直つらいです。
でも、埋葬します。

埋葬する前に、またカゴの中にちょっと入れてやろうと思います。

思えば、入院する日まで、このカゴの中でしっかり止まり木につかまって
病院に連絡がつく前に、ちょっと布を掛けて寝かしておいたのですが
いつもの一番高い止まり木の寝るポジションで就寝していたのでした。

あのカゴをいつ片付けるべきか、
埋葬の際、号泣してしまうだろう。
色々混乱しています。

だけど、これを癒せるのは恐らく時間と私だけ。
センちゃんには頼ることが出来ません。
センちゃんは、まだ側にいるだろうけど、センちゃんは私に何をしてあげることも出来ません。

だから、私が、受け止めなければ。

埋葬したら、続きを書くかもしれません。

-------
[埋葬後追記:2007/9/3 17:01]
ここから先のリンクは昨日家に帰ってきてから、今日の埋葬までの記録写真です。
殆ど遺体になったセンちゃんが含まれています。
私はきれいだと思って掲載しますが、中には不愉快に思われる方もいらっしゃるかと思います。
そういう方は見ないでください。

昨日、帰ってきたばかりのセンちゃん。


カゴに入れて安心した様子のセンちゃん。

昨日一緒にいてくれた友人は、8時過ぎまで一緒にいてくれました。
その後、あの悪夢の外壁塗装中毒の時に一ヶ月センちゃんを預かってくれた友人が
訪れ、23時過ぎまで一緒にいてくれました。
センちゃん、お通夜に訪問客だなんて、人気者だな。

今日正午過ぎ、埋葬の前に。
センちゃんの好きだったキャットボールと太るのであんまり食べれなかったシードを添えて。

この時、埋葬は13時にしよう、と決めました。
埋葬は日の高い時間にするものでしょう?みんなそうしてる。
多分、日が落ちてくると、この世とあの世が混ざってしまうからでしょう。
その後の私は時計を頻繁に見つつ、カウントダウンさながら
センちゃんを撫でまくり、さわりまくり、感触を一生覚えておこうと必死でした。

最期のお別れ。
センちゃんの毛は最期までフワフワで気持ちよかった。
持った感触はもっと軽くなっていると思っていたのですが、
生きている時と同じずっしり感がありました。
センちゃんは、新宿の高島屋で「ずっしりですよ(健康ですよ)」のお墨付きで我が家にやってきた。
そして、最期もずっしりのまま逝くなんて。
ほんと、孝行息子(ダンナ?)だよ。

土の上で眠るセンちゃん。
アイちゃんを埋葬して5年半が経った土は、やはり偉大で、
アイちゃんをきれいに土に返してくれていました。
その土の上にセンちゃんを安置。

大好きなものに囲まれるセンちゃん。
これでおなかも空かないでしょう。キャットボールを振り回して遊んでくれるでしょう。
千羽鶴は、昨日の朝、大阪に住む友人が届けてくれたものです。
これも一緒に埋めてあげると寂しくないね、センちゃん。

これがセンちゃんのお墓。(遺体はないよ)
大好きだったカナリーシードを撒いて、これまた大好きだった豆苗を添えてみました。
お線香2本は、私と友人が立てたもの。

埋葬の時は、号泣するかと思いましたが、
今日今現在の時点で一番つらかったのは朝起きたときだったかな。
トモダチに電話をかけ、はじめてワンワン泣いた気がします。

土に埋める時はもっと引き裂かれる思いがするかと想像してましたが
やはり人の気持ちは幾ら自分でも想像外へ運ぶようで。

それと言うのも土の上に置いたセンちゃんがとても美しく見えたのです。
そして、色とりどりのものや好物に囲まれたセンちゃんは本当にきれいで安らかでした。

それを見て安心したのかもしれないです。

午前中、「もうセンちゃんは助けてくれない」と書きましたが、
なんとなんと、うちの孝行息子は、最期の最期まで、私をヘルプしてくれたのでした。

今、一人と一羽(我が家の三男坊ヨーソロー)で過ごしていますが
正直、まだヨーちゃんのことを本格的に構ってあげることは出来そうもありません。
(勿論、餌やり、水やりなどの基本的なお世話はしますし、声も掛けてます)
しかし、これが2羽じゃなくて、一羽だったら。
家の中に鳥の声が全くなくなってしまっていたとしたら。
そうなってしまっていたら、私はこのようなブログを書けたかどうか。
ありがとう、ヨーちゃん。

仲良くやっていこうね。センちゃんを安心させるためにも。

さて、やはり空いたカゴが一番心にくる。
振り返るとセンちゃんがゴハン食べたりしてるような気がする。
これにも慣れていくのだろうか。

センちゃん、本当にうちに来てくれてありがとう。
11年間の中で、離れて暮らしたのって、私の入院、彼の入院、数回の旅行で
日数にして1ヶ月なかったのではないでしょうか。
それだけ濃密に濃密に過ごしました。
沢山の時間を過ごしたね。
沢山お話をしたね。
私が仕事に行っている間の出来事を(多分)ぶちぶちと報告してくれたね。

ようやく、暑かった夏が終わるよ、センちゃん。
この夏がこれほど猛暑じゃなかったら、センちゃんはもっと長生きしたかな、と思うと
地球温暖化がとても憎く感じます。

でも、全てを計算しつくしたように、
私が寂しくないように、私が困らないように、逝ってくれたセンちゃん。
本当に、心から、キミを愛しているよ。

11年、丸11年、本当にありがとう。
鳥と人間でしたが、(注:この先キチガイ発言します)私はセンちゃんと親子でもあったのかもですが、夫婦でもあったのじゃないかな、と思います。
間違いなく、パートナーでありました。

これからもめそめそするかもですが、まぁ、しょうがねぇな、と思ってやってください。


このエントリーをはてなブックマークに追加
Posted by otama at 11:34
TrackBack
このエントリーのトラックバックURL:

コメント

otamaさん、お辛いですね。
たくさん泣いて、たくさん混乱してください。
それだけ大切で愛しい存在だったのですから。
そして、少しだけでもお体おいといくださいね。

センちゃん、おつかれさまでした。
今まで誰かの大切な存在が旅立つときにそうしてきたように
センちゃんにも涙と笑顔の拍手でお見送りさせていただきますね。

Posted by: CAbee at 2007/09/03 13:37

otamaさん。辛いね。寂しいね。
今朝一番に昨日の記事を見てセンちゃんが旅立ったことを知り、
otamaさんとセンちゃんにかける言葉も出てこなくてそのままPCを閉じてしまったんですが
今この記事を見てやっぱり涙が止まりません。
私でさえそうなんですから11年も一緒に過ごしたotamaさんの混乱、すごくすごくわかります。
どうか気負うことなく気持ちのままにセンちゃんを送ってあげれますように。

センちゃん。いままで本当にありがとうね。
センちゃんとセンちゃんのことが好きで好きでたまらないotamaさんに出会えたおかげで
私もどんちゃんをお迎えして楽しい日々を送ることが出来たの。
だからどこのお家のインコちゃんよりもセンちゃんは私にとっても特別な存在でした。
虹の橋にいったらウチのどんちゃんとも遊んでやってね。
センちゃんのご冥福をお祈りいたします。

Posted by: のろ at 2007/09/03 15:50

混乱してる気持ちわかるよ。
見かけは何も変わらないのに冷たくて硬くなってるの。
何で何でって。また柔らかくなってよって。
あたしもコレ読みながら泣いてます。混乱してます。
センちゃんが土にかえるのなんかやだぁ。
でもotamaちゃんが土にかえるのをセンちゃんも
さえずりながらまっとうよ。
土の中で会えるのはずっと先がいいっていいようよ。
踏ん張ろうよ。アタシにもできるかわからんけど。

Posted by: angie at 2007/09/03 17:56

センちゃん、とてもきれいです。
気持ちよく眠っていますね。
きっとotamaさんの愛に包まれてるからですね。

Posted by: ニガコ at 2007/09/03 18:19

追記読んでワンワン泣いてしまいました。
今は泣いとこう。
晴れたらセンちゃんのお星様が見える。

Posted by: angie at 2007/09/03 19:46

センちゃんとお別れじゃないと思いますよ。
センちゃんはそこにいます。
otamaさんの心、
otamaさんを見守るひとたちの中に
センちゃんは生きています。

ちょうど私の亡き父や猫が
私の中にいるように。

otamaさん、うんと泣いてうんと笑ってください。
センちゃんはあなたが何をしても見守ってくれています。

Posted by: 行くぞ29番 at 2007/09/03 22:53

センちゃんがとてもきれいで
なんだか嬉しかったです。
千羽鶴も、ありがとう。
一緒に埋葬していただけるなんて
申し訳ないくらいありがたいです。
センちゃんの亡くなった時に
なぜかわたしが東京にいたと
いうことが、呼んでくれたのかなって
思います。何もできないけれど
「がんばらないで」って言いたい。ね。

Posted by: みよこ at 2007/09/03 23:12

気持ちばかりですが、センちゃんのお墓の写真に合掌させていただきました。ありがとうございます。

センちゃんは間違いなく、otamaさんの家族でした。愛する者との別れはどんな形でも簡単に整理のつく気持ちではないから、しばらくは気持ちの上で、色々と辛いかと思います。でも、センちゃんは小鳥の天国から、otamaさんの悲しみが癒えて、また元の様な日々を送れるように、その後もずっと見守ってくれていると思いますよ。

しばらくは無理はなさらず、お友達とゆっくりお過ごしください。

Posted by: みしぇ〜 at 2007/09/03 23:58

とってもきれいでかわいいです。昨日チーのお墓で月に一度の「月供養祭」の日なので
センちゃんにもと思い「お経」読んでいただきました。

Posted by: としぞう at 2007/09/04 01:06

合掌。

Posted by: 鰤 at 2007/09/04 02:54

センちゃん、きれいなお顔だね。
きっと眠るように安らかに逝ったんだね。
身体は土に還るけど魂はそのままだよね。
頭ではいろんなことわかってても、それを受け入れるのは
大変だと思う。11年も一緒だったんだもの。
でもきっと賢いセンちゃんのこと、otamaちゃんについての
アレコレさまざまな申し送りをヨーちゃんにしていったのではないだろうか。
ヨーちゃん、otamaちゃんを頼むよ!
そしてセンちゃん、お疲れさま。少しだけおやすみなさい。またね。

Posted by: ペン at 2007/09/04 10:22

センちゃんおつかれさま。そっちはもう暑くないですか。
たくさん好きなものを食べてゆっくり休んでください。

心配だろうけど、お母さん(アンド妻)のotamaちゃんには
力になってくれるお友だちがいるから安心してください。
ときどき一緒に泣いちゃってるかもしれないけど、大丈夫。
うちのミーとパインちゃんに会ったらよろしくね。

Posted by: なお at 2007/09/04 21:34

otamaさんのセンちゃんに対する愛を
とても感じる写真でした。

Posted by: 土方 at 2007/09/04 22:20

。・゚・(ノA`)・゚・。
センちゃあああああああんっおつかれさまあああああああっ

おたま様との出会いのネトゲで
お互いに鳥好きって(ごめん、アタシは食べるほうだったケド)分かって
おたまちゃんはよくセンちゃんの話を本当の「親ばか」のように話してくれました。
たまにBlogは覗いてたけど・・・
ほんとにっほっんとに久々に見に来たら・・・・・ 。・゚・(ノA`)・゚・。

まだその辺にセンちゃんの魂が彷徨ってたとして
めそめそ泣いてるおたまちゃん見たら・・・・行くべくとこにいけないかもよ?
酷かもしれないけど、たくさんの楽しい思い出に浸りながら
笑顔で送り出してあげてください。
あとヨーちゃんのことも大切にねー 。・゚・(ノA`)・゚・。<名前がイイ!(謎

Posted by: おかゆ at 2007/09/04 23:16

はじめまして。
昨夜、我が家のインコが他界しました。年内最後の衝撃でした。
そして 「インコ 埋葬」と検索して こちらにたどり着きました。
うちのは、センちゃんと同じ色のインコでした。 綺麗ですよね、首の周りの毛もふわふわ・・・
わかりますー。
別れるの、ほんとつらいです。 でも、「土に返さなくては」というのを読み、
埋葬の準備を始めました。
では (*^_^*)

Posted by: 清水 遼 at 2008/01/01 06:02

>清水 遼さん
はじめまして。
清水さんも、琥懍ちゃんを亡くされたのですね。
さぞ、おつらいことでしょう。
家族ですもんね。

埋葬は無事お済になりましたでしょうか。
私の記録が、清水さんの少しでもの助けになったなら幸いです。

首の周りの毛って、ホントふわふわですよね。

4ヶ月丁度が経ち、実はまだ平気じゃなかったことに気が付く時があります。
清水さんも、無理をなさらずに。

Posted by: otama at 2008/01/02 23:21

こんばんは、また来ました。 レスありがとうございます。(*- -)(*_ _)ペコリ
琥懍!オオーw(*゜o゜*)w HP見に来てくださったんですね。

埋葬は、元旦の仕事の昼休みに 現場の近くのヨーカドーに
「ハーブの土」っていうのと 深いプランターを買いに行き、
帰ってきてから、埋葬いたしました。 勿論、お別れするのがイヤでイヤでたまらなかったんですが
いっぱい泣いて いっぱいほお擦りをして いっぱいお別れを言って、土に返しました。
otamaさんが、私の尻を叩いてくださったといっても過言ではないです。
オラオラ(# ̄  ̄)σ))>_<)/イテテ…

でも、プランター埋葬っていうのは、考えつかなかったです。
この辺は土といったら 中学の敷地とかだし。(°∀°;;)
一緒に飼っていたインコが去年亡くなったとき、私は愛知県に働きに行っていたので
札幌で息子が世話してくれていたんですが、中学の敷地の雪掘って 土掘って、埋葬してくれたんです。

プランター埋葬だと、いつも近くに居られるような気がしていいですね。
あの、質問なんですが、虫がわいてきたりは しないですか?

Posted by: 清水 遼 at 2008/01/07 18:59

あっ、そうだ、事後報告で申し訳ないのですが・・・
otamaさんの日記の一部を、私のHPの日記内に 転載させていただいてしまいました。
「本当に、心から、キミを愛しているよ。」
というところです。
すみませんペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ

もし、( ´ω`X( ´ω`X<ダメダーメ でしたら、削除しますので、遠慮なくおっしゃってください・・・。

Posted by: 清水 遼 at 2008/01/07 19:07

>清水さん
ちょっと病気しててレス遅くなってすみません。
プランター埋葬は賛否両論なのですが
私はアパート暮らしなので、引越しの時も一緒にいれる方がいいなぁと思い
プランターにしました。
変な虫とかは沸かないですよ。
ただ、土を混ぜたりすることがやはりあまり出来ないので
土に空気を送り込んだりは中々出来ないですね。

後、一部転載の件ですが、全然平気です。
センちゃんと琥懍ちゃん、アッチの世界で仲良く遊んでるといいな。

Posted by: otama at 2008/01/10 00:30

承諾ありがとうございます! 虫は 湧かないんですね、よかった、よかった。
センちゃんとうちのインコ、仲良しになってるといいなー、これも何かの縁ですから。(^ー^* )フフ♪

9/30の日記で、
実は、まだ全然ダメで
急に泣いてしまう時もあります。
というのがありますが、すごく わかります! 私も、鳥かご見たりしちゃうと 完全に泣きます。
仕事中でも、ふとした拍子に涙が出てきたり・・・しません?

琥懍を亡くした次の日にネッ友さんから教えてもらった
「インコの手紙」っていうFLASHを見て、泣きまくりです・・・。
otamaさんには、ヨーちゃんがいるから、お部屋の中に鳥の鳴き声があるからいいなー。。

Posted by: 清水 遼 at 2008/01/14 00:26

>清水さん
4ヶ月が経過し、突然溢れることは少なくなってますが
まだまだ思い出すと、ね・・・。

ヨーちゃんには本当に助けられてます。
鳥の声があるのとないのとでは、やっぱり差があると思います。

突然静かになってしまっていたら、私はここまで正常を保てたかどうか、怪しいです。

Posted by: otama at 2008/01/14 02:36

この日の日記を読み返させていただきました。
涙がボロボロ出てきて止まりません。 
ヨーちゃん、「これからもotamaさんの心の支えになってあげてね。」

Posted by: 清水 遼 at 2008/04/24 22:45

>清水 遼 さん
ヨーちゃん、毎日絶好調です。(笑)
最近やっとお話を聞くことが出来るようになってきたかな?どうかな?

清水さんも珠霞ちゃんとずっと仲良く暮らせますよう。

Posted by: otama at 2008/04/24 23:26
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?