2015年3月22日

Thereminiを触ってみた

今日は私の師匠のお誘いで、Thereminiを触ってみよう会(なんだそりゃ)に行ってきた。

Thereminiとは。
Moogから出た新型テルミンで、特徴としては、「音をずれなくする」というピッチコントロール機能が売りになってます。(多分)

さわってみた感触としては、ピッチコントロール機能は、オタマトーンみたいなムードでしたが、指板などがないので、コントロールはむしろ難しい感じです。
普通の(と敢えていう)テルミンをさわったことがない人であれば、面白い弾き方とか考えつくのかもしれない。

完全デジタルで、テルミンと言うより、むしろシンセサイザーに近い感じでした。
USBやCV OUT(なんでもアナログシンセと繋ぐポートらしい)で外部とつなげてインターフェイスとしても利用出来るんだけれど、音と音の間がどうも等間隔ではなく、また、実際に弾いてみるとアクションと実際に音が出るまでにほんの少しラグがあって、慣れるのに時間が掛かりそう。

私的な印象としては、これは今まで「演奏出来るテルミン」として売っていたものとは全然別物で、むしろイシバシテルミンの高級版と考えた方がいいのじゃないか、と思った。

キャリブレーション、という、今までで言うチューニング的な事をやらねばなのですが、それがナカナカに小難しく(でも、覚えれば大丈夫だけど、今までより面倒)、しかしながらプリセット音は32だったかな、なんというんだろう。あれです。「バンド演奏時に必ず期待されるノイズとしてのテルミン。しかもエフェクター要らず」が欲しい人にはとってもいいと思う。
これオススメ。

持ち運びも便利だし、軽いし、スピーカーついてるし、マトリョミンほどではないけど、手軽に持ち運べるから、弾いた時の音の幅(物理的な方)がもっとイーサウェブに近ければ、色々出来て面白いのになぁ。

正直おそらく普通に演奏には使えないと思う。

でも面白いモノだとは思う。

これはこれでアリか。

デジタルなだけあって、ファームアップは結構行われてるらしく、改善もしているらしい。
その辺も面白いよね。


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Posted by otama at 23:01
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