結局、森下九段のVSツツカナリベンジマッチは
朝の5時頃に「指し掛け」(後日続きから対局再開)になったようです。
ふひー。
ちょっと「寝てよかった」と思った私でした。
しかしながら、色々言う人もいるけれど、森下さん凄かった。
少なくとも私が寝る頃(午前三時過ぎだったかな)までは、集中を切らすことなく考えまくってた。
去年春の電王戦の時も思ったんですけど、
森下九段はいい将棋を指して、終盤近くまで(うろ覚え)互角でいったんですけど、
やっぱりミスが出てしまい、負けてしまったんですね。
今まで電王戦で負けた棋士たちは、終局後かなりお通夜なムードになってたんですけど、
森下さんは終始明るく、本当に楽しかったみたいでした。
終局後すぐに「盤駒あり、秒読み(というか分読み)10分とかがあれば絶対負けない。」と豪語してしまい、それなりに「うわ」とムードにはなったんですが、
そこは割と天然な森下さん、周囲の空気は関係なく本当に楽しそうで、将棋の内容(を語れるほどではないし、全然わかんないんですけど、でも)的にも本当に熱戦で、私はこの時の電王戦ですっかりファンになりました。
佐藤康光九段だったかな、「棋士って本当に将棋好きですねぇ」としみじみおっしゃってたのが印象的でした。
「だってホラ、何時間も経ってるのに、嬉々として盤面に向かって検討してる」と。
誰だってそうだけど、つまらなそうにしてるより、楽しそうにしてた方が見てても楽しい。
今回指し掛けな結果となりましたが、盤面は後手(森下九段)優勢で、先手(ツツカナ)は割と為す術がなさ気な感じですし、森下さんは春に言ったことをほぼ証明出来たのではないかと思ってます。
漢、森下。
ますます森下九段が好きになりました。
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さて、元旦の私の最大のお楽しみとなっている「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」。
これは衛星中継で世界同時に放送されているのです。
主にシュトラウス一家の明るく楽しいワルツやポルカが演奏されます。
今年の指揮者はズービン・メータ。
今まで5回ニューイヤーコンサートで振ってるみたいですねー。
私はこの楽しみ(ニューイヤーコンサート)を知ったのが最近なのでアレなんですが、
今年は面白いタイトルの曲が多かったような。
加速度ワルツ
電磁気ポルカ
爆発ポルカ
学生ポルカ
シャンペン・ギャロップ
明るくて楽しくて幸せな、新年にはもってこいのコンサート。
指揮者も演奏者もお客さんもみーーんなニコニコしてます。
シュトラウスのワルツやポルカにはその力がありますね。
ニッコニコ。
ラデツキーマーチで「ヨシ、今年も頑張るぞ」と思ったかどうかは内緒ですけど。
今年のラデツキーマーチは、「二階のオーディエンス、イェーイ」みたいな、コールアンドレスポンスっぽいパフォーマンスもあって、中々素敵でした。
普段は手拍子しない部分でも、手拍子煽ってました。
あーーー、死ぬまでに一回生で見たいです。(無理でしょうが)
クラシックは本当に無知な私ですが、これだけは本当に好きです。
早く来年にならないかしら。(嘘