のだめの大川弁はやはり博多弁に近いので、大体意味がわかるんだけれど、どこで切るのかわからない言葉とかもあったんだけれど、のだめを読み返してみて、「ああ、そういう意味か」と今回わかった(とおもう)言葉があったので、それの解説など。(要らんっつーに)
のだめで一番大川弁が出てくるのが9巻のコンクールに破れた後に大川に帰って引きこもるとこだと思うんだけど、私がずっとわからなかったのは、以下のせりふ。
うまかごとし とっやっかー(漫画の中での改行ママ)
これは、のだめの弟、よっくんが餃子を焼いたとき、周りがほめてる時に出た言葉で、訳として「おいしそう」と出てた。
うまかごとしって何??とずーーっと思ってたんだけど。
これは「うまかごと しとっやっかー」ですねぇ。
まぁ、博多じゃ言わないけど。
博多で言うなら、「うまかごと しとうやんか」とかですかね?やんかって言いましたっけ?
うまかごと、っていうのは、「上手に」という意味で、
おいしそう、っていうより、「上手にできてる」という感じですかねぇ。
おそらく。
まぁ、でも、うまかごと しとうやん、っていうより「よーできとうばい」とか言っちゃう気が。
大川って佐賀に超近いので、佐賀弁も混じってるんでしょうね。
佐賀弁がどういう言葉かいまいちわからないけれど。。
同じ福岡でも、北九州だとまた違うし、筑豊とかだと、言ってることわかんなかったりするので、いろいろですが。
とはいえ、のだめの大川弁は、九州の人間としては、かなりリアルです。
リアルですが、著者が九州の人じゃないので(リアルのだめ監修でしょうが)一文字足らないよね、これじゃそういう意味にはならないよね、っていうか、電話で聞いたのかしら、っていう部分もたまにあったりします。
ってなことを何故急に日記に書くのか、といえば、
ネタがないから、ってことと、今日久しぶりに義姉と電話で話して博多弁を使ったってことと、のだめを読み返したってことの三本柱がそろってしまったから。
まぁ、博多弁はなんのかんの言っても私のお国言葉ですから。
ソウルフードはとんこつラーメンですから。