2009年7月 5日

蒸すわー

家でグッタリのんびり。

アンダーグラウンド2を読んで善と悪について考える。
善と悪。
善意からの攻撃というのはやはり怖いなぁと。
ベースに「善(正義)」があるから揺るぎないし躊躇いがない。
でも、その正義なんて、見る方向によって変わっていくものなのに。

それはいつも考えていたことだった。

だから、私はある時期から「善悪(または正誤)」で判断せず
「自分が好きか嫌いか」で判断するようになった。
「その考えは間違っている」ではなく「その考えは好きではない」とすると
なんだか自分の中でスッキリもするし、なによりヒステリックにならずにすむ。

圧倒的に正しく清らかな存在などはなく、
清濁はだいたい併せ呑んでいくのが世の中なんだなと
だから、会社に失望することがあったり、色んな矛盾もあるけれど
それは会社が利益を追求する存在だから、当たり前なのだな、と思う。
その中でまだマシだと思うところで働いていけたらいいかな、と。

なんか、まとまらないけれど、ずっとそう考えていたけれど、
まぁ、その考え方はまず外れてなかったな、とそう思えたから
読んでよかったよ、アンダーグラウンドシリーズ。

今更だけどw


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Posted by otama at 20:14
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コメント

あんまり意識してなかったけれども、善悪や正誤で判断せず、好き嫌いで判断するは同感ですね。
意識していたのは論理的に考え、感情的に(好き嫌いで)決断するってことです。

Posted by: よしだ(44) at 2009/07/06 00:42

「正義」って、ちょっと危険ですよね。
結構、悲惨な出来事って
「正義」の旗印の下に行われてきたりしてる気がします。

 <「その考えは好きではない」
私も、ほとんど同じですけど、
「私はそういう趣味ではない」という発想をするようにしています。

あと、自分自身が「正義」に とりつかれないように
なるべく いつも、
「自分の考えは間違っているのかもしれない」
ということを心の隅に置いておくように心掛けているつもりです。


otamaさんに おすすめの本です↓

●「がっかり力」 本田透 (アフタヌーン新書 001)

 カリカリせずに、「がっかり」を!という本です。
 あまり期待して読むと、がっかりな内容ですが(笑)
 こういう発想は好きです。


●「日本列島プチ改造論」パオロ ・マッツァリーノ
   大和書房 単行本(ソフトカバー)

 「正しい世の中」より「おもしろい世の中」を!!という本です。
 なかなか面白いです。
 

Posted by: ホリ at 2009/07/06 20:58

>よしださん
理論的に考えるあたりは男性だなぁって思う。
私は全部勘と好き嫌いで押し通す(ようなきがする)

>ホリさん
正義に取り付かれないようにするのは私も考えてます。
が、「がっかり力」というタイトルは
ココ数年「ガッカリに際限なし」と色々職場でガッカリさせられ続けた環境上
もうガッカリはおなか一杯でござるw

Posted by: otama at 2009/07/07 23:00
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