2007年8月14日

ノービジョン

下北の駅再開発に関するシンポジウムに行ってきた。

SHIMOKITA VOICE

下北に大きな道路がデーンと出来て、
それによってスズナリがなくなるよ!とザックリした話は聞いていた。
予備知識、以上。

メンツとして、ケラと宮沢章夫に惹かれて行ったわけですが。

流山児祥をはじめて見たのですが、あんなにヤクザっぽいミテクレだとは思わず、名前とミテクレのギャップに一人受ける。
ケラは、なんとSexPistolsのシャツを新調しての参戦。
あの人の中で「ちゃんとした場所」=「ピストルズ」と言う事で決定らしい。
しかも、新調ですよ。(多分。だってあのシャツはじめてみた)
人前に出るときは、衣装かピストルズ。
いや、むしろ衣装がピストルズ。

どうにも動かしがたい決定事項のようだ。

シンポジウムの内容といえば、ビジョンのない、投げっ放しな感じ。
流山児さんは素直な人だなぁ。ああいう人可愛い。
ケラと宮沢さんは冷静に客観視。
っていうか、アレだけの面子を集めておいて酷い内容。

そりゃ私だって再開発したってイイ事がないのは百も承知だがアレはないよ。
「演劇の皆さん、何とかしてください」つったってよ。
シミンウンドウってやっぱりろくなモンじゃない。

シンポジウムのタイトルは「演劇は下北沢に何をのぞむのか?」だったが
「下北沢再開発反対の人々は演劇人に何かをして欲しいんだが、何をするかは演劇人が考えて」と言う内容であった。

最後に「観客の皆さんからパネリスト(演劇人の人々)へ何か質問は?」のコーナーがあったのだが、質問をするのは観客席にいた関係者ばかりで、しかも質問ではなく「オレの主張を聞け」といった按配のコーナーであった。

一番最後に発言したドイツの人の意見は面白かった。
「一度”逆ストライキ”的なもの(演劇を一切やらない2ヶ月)などをやって街がどのように変わるかをやってみたらいい」と言うものでした。
観点は面白くはあったものの、正直日本の文化度で言ってしまうと恐らく「あら、演劇なくてもOKじゃん」となって終わりかな、と。

無気力無関心ではないのだけれど、正直演劇人が何をすべきか、どう協力して欲しいのか、どう協力すれば効果的か、のビジョン自体が何もない、ノープランなシンポジウムでしたので、署名はせずに帰ってきました。
さて、私が出来ることは一体なんでしょう。

都知事選、あんな結果で終わったしな。(泣)

----------
歯医者に行ってきた。
歩いて2分程度の歯医者さんではじめて行ったのですが
すごくいい歯医者さんでしたよ。当たりでしたよ。待ち時間も短い。(オレにとってコレ重要)

正直、長年の放置などが祟って結構酷い歯の状態なので歯医者が怖くてたまらない。
と言う事を正直に申し述べましたところ
「やってみて途中で「ダメだ、怖い」と思ったらキリがいいトコで止めればいいじゃん」とまで言ってくれる歯医者さん。
取れたトコは3回ぐらい根の治療をして被せれば治るという。
取れたのは上の歯だけど、下の方もだいぶアレなので
この際頑張って通うことにしますよ。

治療台で待っている間、リラックスのためにDVDを流しているんですが
動物ドキュメントもので、接着剤が乾く間5分ぐらい待ってないといけなかったんですが
わざわざ「くまちゃん辺りがいいかな」とシロクマ部分までDVDをスライドしてくれたよ。
本当に可愛くて「あう」とか怪しい声を漏らす人となってしまいました。

動物のDVDで大喜び。

オレは子供か。


このエントリーをはてなブックマークに追加
Posted by otama at 17:56
TrackBack
このエントリーのトラックバックURL:

コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?