ジェネリック医薬品と新薬、どっちを使う?【スラッシュドットJ】
と言う興味深いトピックがあがっておりました。
テレビCMやテレビ番組で「ジェネリック医薬品は効き目も変わらないし、オトクよ!」的な宣伝が始まって結構経ちますが、患者の意思で選択可能となったようです。
ところが、記事に対するコメントなどを読むと、
薬剤のデータシートを見ると血中半減期は先発品と比べて、3分の1から、3倍程度までに開きがあります。
つまり、先発品が1日1回服用の場合、後発品では3回飲まないとダメな場合と1日1回でも過剰になる場合が
有ります。つまり、主成分は同じ(はず?)でも薬剤に加工する段階でのノウハウで全く違う薬剤に
なってしまいます。そのノウハウで30年以上も後発品を寄せ付けないメーカもあります。
と言う意見があり、
また、薬剤師さんの投稿で
と言う意見もある。
どうやらCMが言うように「全く同じなのです!」とはいかないのが現実のよう。
だが、テレビ的には「先発品は高いばっかり。ジェネリックの存在を知らないのは詐欺にあってるようなもの」的あおりが多い気がしますよ。
後発品(ジェネリック)の方が優れている薬もあるらしいので
一概には言えないとは思うけど、「何でもジェネリック!」というのは医療費を下げたいばっかりのお国の都合に騙されてるんじゃねぇの?と言う見方も出来るかも。
まさに ケース バイ ケース。
鵜呑みにしないよーにしましょ。
そうだそうだ!と飛びつきやすい言葉には
ホントにそうか?と考えるのを阻止するモノがありますねー。
考えないほうが楽だからね。
と、飛びつきがちな自分に言い聞かせてます。
Posted by: なお at 2007/05/21 22:15スラッシュドットの例えは言い得て妙ですね。
ジェネリックは先発品(オリジナル)と同じ品質、効果を保証するものではありません。
が、国は医療費を抑制するため、何が何でもジェネリックを推進するようですね。
ジェネリックを基準価格にして、オリジナルを選択した場合は差額を自己負担にするそうです。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070513AT3S0201J12052007.html
そもそも日本の医療費は年間40兆円、パチンコ産業と同程度。
GDP比で言うとOECD加盟国30カ国中17位、先進国中最下位、米国の10分の1。
老人人口の増加とともに医療ニーズは激増しているんですが、世界の趨勢に逆行して医療費を圧縮し続けています。
もうこれ以上削るところなんて残っていないんですけどね。
>なおちゃん
そう。考えないのは楽だから、そっちに流れるよう、ゆとりやったんじゃね?と穿ちたくなる。
コントロール簡単ですからな。
お互い気をつけましょう。
>カオルさん
むげ。差額を自己負担って、かなり無理なくね?
世の中、何が行われているか、すべての把握は難しいとはいえ
そんなことが行われようとしている、ってのを知らない自分が情けない。
医療費を削減して、爆弾とか作るつもりなんでしょうか?核入りの。
Posted by: otama at 2007/05/22 00:36実はある薬に対して進められたのだが(じぇねりっくな奴)、怪しいので辞めましたノシ
Posted by: リルカ at 2007/05/22 07:01アタシは薬代だけで週に5000円をかる〜く越えてしまうので、
考えざるを得ません。ジェネリック。
でもやっぱ新薬の方が当然すぐれてるだろーなーと思うと、
踏み切れません。
でも1ヶ月1万円を越えるのって辛いわ。
訂正:1ヶ月だったら2万超じゃん!!
ひえーアタシそんなに払ってたのー。
こんにちは。ご無沙汰しております。
先発品メーカに勤務している嫁に言わせると、
後発品なんて怖くて使えないそうですよ。
治験なんかも、後発品は先発品に比べて、色んな意味で緩いし、
中身も違ったりするので、同じものと考えて使っちゃうと危ないカモ!
我が家はアンチ・ジェネリック!
Posted by: Jes at 2007/05/22 08:50otamaさん
医療費問題を分かりやすくまとめたパンフレットがあります。
ジェネリック強行推進もここで書かれている政策の延長上にあります。
兵庫県保険医協会が作ったもので、オリックスの宮内氏や経団連の御手洗氏の名前なんかも書いちゃっています。
http://hodanren.doc-net.or.jp/kenkou/isi-fusoku.pdf
>リルカんヌさん
痛み止めでジェネリック使ったコトはある。
使うにしても、評判がいいヤツを名指しでいきたいですよね。
>アンジー
ジェネリック出すにも薬剤師の手数料が掛かるので
単純に半額、とはいかないようですが。
メンタル系の薬は特にさじ加減が微妙なものが多い気がするので
ジェネリックはその辺どうなんでしょう、と疑問を持たざるを得ないですな。
>Jesタン
お久しぶり。元気そうで何より。
そういえば奥様はその手のお仕事でしたわね。
現場からの声ありがとうございます。
中身が違うっていうのが、「宣伝に偽りあり」の最たるものと思うんですよね。
私も「ちょっとなー」と躊躇います。
痛み止めぐらいだったら常用じゃないから、痛みさえ止まれば、と思うんですがね。
>カオルさん
パンフレット拝見しました。
例に挙げられている国がイギリスやらなんやら、と
イギリスは確か税金がバカ高いけど「ゆりかごから墓場まで」の国だったと
記憶しておりますので、医療費0円を簡単に自国に置き換えるわけには
いかんだろう、とは思いますが、それにしても医療費を削りたい一心の
強攻策には、ちょっときな臭いものを感じてしまいます。
そこ削って、どこに注力したいの?と。
わしゃアンチ薬派じゃ。そもそも薬は身体に悪いってば。なるべくね。
病気は気合で治す派ですが、症状が緩和されないので、けっこう大変です。でも、エイズになるまでは自分の免疫力を信じてます。免疫力と一心同体、死なばもろともです。(当たり前だ)
>こまるちゃん
あたしゃ、薬大好き、ケミカルらりほー派。(笑)
薬は適量を適度に使う分にはイイと思うじょ。