ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?
作:エドワード・オルビー 演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 翻訳:徐 賀世子
出演: 大竹しのぶ 稲垣吾郎 ともさかりえ 段田安則
2006/6/26 ソワレ
於:シアター・コクーン
前に頭で絶妙に視界をさえぎるおばさんがいた。
携帯の電源を切らずにバイブってる奴がいた。
それ以外は概ね良好。
寝たらどうしよう、と心配していた私でありましたが、
いやどうして、非常に面白い芝居でございました。
段田安則、大竹しのぶ、うますぎ。
特に段田さん、すげぇ。
狂気、ヤナ感じ満載の会話劇。
マーサ(大竹しのぶ)主体に動くのかと思いきや、ジョージ(段田安則)がメインで動く
イヤな感じのゲームの数々。
愛なのか、憎悪なのか、現実なのか、妄想なのか。
叩きのめされた最後に、多分、希望。
ヒリヒリと緊張感がある芝居でした。
見に行ってよかった。
その昔、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」で爆睡をこいた私だったので
翻訳劇はコワイコワイだったわけですが、やっぱ演出ってスゴイね。
拍手、拍手、拍手。
・見かけた有名人
手塚とおる
長塚圭史
ジャニタレ2匹(名前しらん)
手塚さんとすれ違ってラッキーでした。
後、皆さん。芝居を見るときはケータイの電源は切りましょう。
バイブって意外と響くから!
着メロは論外。
以上。
また明日☆
あーー、
行ってらしたんですね。
配役を見るとたしかに「うますぎて申し訳ない」って
面子ですな。
これでケラさん演出ともなれば。
ちなみに私は学校の授業の一環で
「ヴァージニア・ウルフなんて。。。」の映画版を
観ましたが、しっかり爆睡しました。
(大竹しのぶの役はエリザベス・テーラー、
の、濃い顔だけは覚えてる)
だって英語なんだもーん。
>行くぞ29番さん
脚本は2004年にオルビーの手により新たに改訂された脚本を
「ザ・シンプソンズ」の翻訳を手がけた人が翻訳したそうで、
所謂「古典」ッぽい感じはほぼなかったですねー。
どきつい罵り合いと悪趣味なゲーム。
なんか、乾ききってないかさぶたを剥がすような芝居でした。
映画はただひたすら重いらしいですねー。
こっちは結構笑いどころもあって。
ってか、字幕なし英語の映画だったら1分で寝る自信ありのオレでした。
だがしかし、字幕があっても映画は結構寝るオレでした。