一体どうなんでしょう

真夜中の弥次さん喜多さん

連休初日。
一昨日、友人に別件で電話した際に
見に行くことがスルスルと決まった「真夜中の弥次さん喜多さん」

見てきました。
泣きました。

12時に新宿で待ち合わせして
映画館に行って、混み具合をチェック。
チケットを買った後、時間があったのでお茶して
上演開始時間の30分前に映画館へ。
既に70人程がひしめき合うロビー。
早めに来てよかった〜♪と思いつつ席に着く。

さ、こん位書いとけばネタバレ見たくないヒトも回避出来るかな？
って事で以下ネタバレ。
この映画は何を言ってもネタバレになるンだよね。
まだ未見で楽しみにしているヒトは絶対見ないでくだせぇ。

私は「ホモの二人のお伊勢参り」位しか前情報を入れずに行ったんですが
私にとっては正解だったようです。
喜多さんがヤクチュウ、と言う設定も知らなかった為
初っ端から驚きの連続でした。

あんなに可愛らしく見える「ホモのカップル」ってーのは今までなかった。
「超ラブラブ」とは聞いてたけど、ホントまごうかたなきラブラブっぷりでした。
特に七之助、素晴らしい。うますぎ。
OLに混ざるトコとか、ギャルに混ざるトコとか、二人でスキップみたいなのを踏むトコとか、
もう可愛さ爆発です。

話自体は結構重くて暗い。
女房がいる弥次さんだが、喜多さんとホモ仲になってしまっている。
喜多さんはヤクチュウで借金まみれ。
「リヤルがわからねぇ」と細い目線でつぶやく喜多さんを連れて
てめぇ探しのお伊勢参りに出掛ける二人。
実は女房を弾みで殺してしまっていた弥次さんと
旅の途中で弥次さんを弾みで殺してしまう喜多さん。
喜多さんとまだ旅を続けたいと三途の川から戻ろうとする弥次さん。

幻覚と現実（リヤル）の境目を取っ払って
笑いとシリアスを行ったり来たり。
スピード感があり、細かいくすぐりもあり、
中だれもなく、最後まで一直線でした。

自分内衝撃大賞は、古田新太に差し上げます。
ってか、あのルックスは凄すぎる。
照れてはにかんだような表情と驚きの髪型。
弥次さん喜び組みに混ざってはしゃぐ古田。
オイラびっくりでしたよ。マジでたまらん。
今でも思い出し笑いしてしまいます。
古田新太ブラボー。
出演は超ピンポイントだったけど。（W

最終兵器だったのは荒川良々の使われ方。
後半はもう良々フェスティバルッス。
あんなにフィーチャーされていいのか？良々！って感じで。
が、しかし巨大化良々にウッカリと涙するオレがいたりもしました。
もう、良々おなかイッパイなのですが
今夜のタイガーアンドドラゴンでもまたフィーチャーされるみたい。

後、見所は「ゾウ様」のまゆ毛と、やっぱひげのおいらんですかね？
阿部サダヲの金歯もチェックだ！
小池栄子もよかったよー。
なんかたくさん見所があったんだけど、忘れてしまっている俺の脳みそブラボー。

や、でも見といてよかった。超満足。

帰りにTUTAYAへ「ひげのおいらん」のDVDを買いに行く頃には
あの道路は「天国」になっていて、
友人と「お伊勢たん参りだ、お伊勢たん参りだ！」と浮かれてしまいました。
っつー事で、新宿で見て正解でした。

そうそう。TUTAYAでDVD買ったら「お面」がついてきたのですが
それが結構衝撃的で（赤くてでかくておいらん）
「デカ！何かスゲェの付いて来ちゃったよ」とか友達とボソボソ話してたら
TUTAYAのレジの女の子から
「そんな反応なさるお客さまは初めてです（W」とか言われちゃいました。
「みなさん、それなりに納得してる」らしいんですが
貰ったヒト、本当に納得してます？（W

って事で、弥次喜多はDVD出たら即買いッス。
笑いの部分も暗い部分も含めて面白かった。
見てない方、絶対見たほうがいいッス。

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