2005年4月19日

奥山 貴宏氏に冥福を。

一昨年の年末だったか。
ジェネレーション・ジャングルに出ていた奥山氏をその時初めて知った。

その番組のその日のテーマは
「自殺を肯定出来るか否か」
その中でリーサルウェポンの如き使われ方で登場をしたのが奥山氏だった。
31歳で「命の期限を切られた」男。
その事実は、やはり最終兵器のような重みを持って迫ってきた。

HPで闘病記(一般に言われているものとは手触りが違ったが)があると聞き、
検索エンジンで探して読みに行った。

余命宣告をされた若いガン患者のそれは
驚くほどドライであった。
事実を淡々と語る日記。
病状を深刻に語るわけでもなく、本当に淡々と。
後は、ゲームやら本やら仕事やらの話。
家の裏に建築中の家の話。その他色々。

それから約1年4ヶ月。

彼の最後の言葉は死の数時間前だったという。

死にたくないな。
書店で会いたい。
本屋でセットで買ってくれ。

正直に言うと、大ファンだったわけではない。
本も実際買ってはいない。
が、その強さにいつも力を貰っていた。

果たして自分は余命宣告をされた後も
こんなに強くこんなに軽やかに生きていけるだろうか。

いや、恐らく軽やかだったのは「Blog上だけ」のだったであろう。
だとして、こんなに淡々と振る舞えるだろうか。

自分には多分無理。
もっとわめくだろう。もっと同情を引こうとするだろう。
不安を撒き散らすだろう。

「いつ死んでもいい」
そう言っていた彼が最後に残した言葉。
「死にたくないな」

彼のBlogが更新される事はもうない。

大ファンではなかったけれど、いつも気にしていたよ。
ありがとう、お疲れさま。

※4/20追記
故人の名前を間違っておりました。
修正させて頂きました。申し訳ありませんでした。


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Posted by otama at 22:10
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