2004年6月 6日

インターネット

について書こうかとか思ったけど
もうテレビでも今散々色んな人が言ってるし、
私がこんなスミッコでわざわざ書く事もないか、とか色々迷いながら書きはじめてみる。

私がネットをはじめたキッカケは一体なんだったのか
今はもう覚えてないけど、
まぁ、はじまりはパソコン通信でした。
買ったばかりのAmiga2000と言うパソコンに2400bpsのモデムを繋いで
平仮名でNIFTYに接続したりしてました。

その場にいながらにして日本中の人と知り合いになれる、というのは
当時とても刺激的で
フリーのチャットとかはやってないけど、フォーラムの定例チャットにはよく顔を出し、
NIFTYの使用料と電話代合わせて多分2万円ぐらいは毎月使ってた気がする。

色んなヒトと知り合いになったし
そこから仕事に広がって行った事もあった。
当時から、掲示板の中では議論や罵り合いもあった。
荒らし、ってのもあったように記憶してる。

私は、昔から「何となく好きだ」「感覚的に嫌いだ」という感じでものを考えるお馬鹿さんで、
しかもハッキリと言えるポリシーがないため
理論的に喝破されやすいのを自分で十分わかっていたので
喧嘩に口を出すことはしなかったな。ボロが出るから。

それは今でもあんまり変わらないので
ほぼトラブルに巻き込まれたことはないです。

まーしかし、あれだな。
私にとってネットはどちらかというと
「前からの知り合いと連絡を取るためのツール」ではなく
「ネットで知り合った人とのコミュニケーションツール」として使ってきた気がする。
パソコン通信のそもそもがそういう場所だったからね。
フォーラム、という共通の趣味について語り合う場があり、
チャットだってあった。シークレットモードってのもついてて
密談なんかもし放題だったし、ネットナンパも当時から猛威を振るってましたし。

ま、最近は新しい知り合いってのは出来ないけどねー。
「AO」って言うゲームのβ版の時に、IRCに人を集めたりしたのが最後ぐらいかな>ネット友達
振り返って考えると、NIFTYの時とUOの時が一番知り合い増えた。
アンジェリーク系ン時か。

AOの時の人たちは今でもIRCを毎日立ち上げているので
結構密な感じで随分長い付き合いをさせてもらっている。
OFFも数回やってるし気の置けない仲、って感じかな。
おかげさんで、休日に家から出たりしなくてもさしてコミュニケーション不足は感じなかったりする。
ああ、プチコモリじゃん、オレ。
その辺りが、私のネット世界と現実世界の曖昧な線かなぁ。

結局今でも付き合ってる人と、もう疎遠になってしまった人、疎遠どころか連絡も取れなくなってしまった人、といろいろですが
やっぱ圧倒的に連絡が取れなくなっちゃった人が多いね。
ネットだと自然消滅、ネット上から完全失踪ってのも可能だからね。
意識的にせよ、無意識にせよ。
(ま、すぐにバレル場合もあるみたいだけどW)

まぁ、どちらにしろ
お互いにリアルな情報(年齢や住んでいる場所や仕事や性別)をよく知らないからこそ
叩いたり荒らしたりが出来るわけで
立場が悪くなれば失踪モードに入ればいいわけで、
そういうところがネットの都合のよい所だと思っていたので(失踪したことはないですけどねW)
なんか、そういうコミュニケーションをリアル友人との間でやってしまうってのが私には全くわからない。
やっぱ子供ならではの浅はかさ、という感じなんだろうか。
そんな簡単な話なんだろうか。
バトルロワイヤルは本当に関係あるんだろうか。
そう。コロンバイン高校の件の二人がマリリン・マンソンを聞いていたから
事件の発端がアメリカのマスコミによってマリリン・マンソンの曲にあったかのように決め付けられたように。
事件の朝、コロンバイン高校の二人がやっていたのはボウリングだったという。
じゃあ、何故マスコミはボウリングが原因だったと言わなかったのか。
そうマイケル・ムーアは映画の中で言っていた。
本当にバトルロワイヤルやインターネットは関係あるのだろうか。

今日、何年かぶりに、疎遠だった人にメールを送ってみたけれど
返事は来るでしょうか。でも、メールアドレスは変わってなくてよかったなぁと思った。
それが確認できただけでも出してよかったなぁって思った。

コミュニケーションツールは、人を好きになるために使いたい。


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Posted by otama at 23:11
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