電王戦FINALの第五局。
なんだかんだ、電王戦は毎回楽しみにしてて
今年は最初は今一歩(私の気分的に)盛り上がらなかったんだけれど
第一局で斉藤五段のかっこよさにしびれ、
第二局では、永瀬の決意と冷静さに完全にやられ、今回も全局最前列で見つめる、と言うことをやってしまった。
とは言え、ずーーーーーっと見てたわけではなく、合間にIngress散歩を挟んだり、用事があったり、まぁ色々。
で、昨日も夕方からライブを見に行く予定をうっかり入れてしまったのだけれど、それまでは見るぞ、みたいな覚悟で、最前列をゲット。
戦局が膠着したらIngress散歩にでも行くかー、みたいな感じで。
対局始まって50分ぐらい経ったので、歯を磨いて口をゆすぎに行って帰ってきたら、なんかあっくんが勝ってて(21手で阿久津八段の勝ちとなりました、と読み上げの人が言っているのを聞いた)、ニコファーレはどよめく、誰も現状をつかめない、ということになっていた。
まぁ、結局、AWAKEの読みの浅さをついて(イベントでアマが100万取った手)角を打ったところで、AWAKEの開発者が投了を告げ、勝ってしまったという。
今までの大体の経験で早くても終局は夕方、ヘタすると22時とかだったので、そりゃもう、色々色々大騒ぎだった。
豪華解説陣(森内九段、藤井九段)も、どうすりゃいいの、的な。
わたし的には、「ライブゆっくり楽しめる、かも」的な。
AWAKEの開発者曰く「アマチュアが使ったハメ手で勝つプロ美しくない、プンプン、投了!」みたいな感じだったぽい。
終局直後のインタビューでは、カメラを一切見ないでそのようなことを言っていた。
その後12時前に一旦休憩に入り、15時から阿久津八段と永瀬さんで局面を指しついでエキシビジョンマッチをやったのだけれど、急な用事が入りこれは見れなかった。
夕方からの記者会見は帰ってからタイムシフトで見たのだけれど、AWAKEの開発者は、ずーーーっと(4回ぐらい)何を聞かれても「アマチュアのハメ手が、ハメ手が」と言っていた。
私はあなたの態度が美しくないと思うよ。
切れなかったあっくん偉かった。
そして、永瀬の時もそうだったけれど、そういう選択をした阿久津八段はえらいよ。
どうせ、負けても「真剣じゃなかった」とか「甘かった」とか言われるんだから、勝ったほうがいいって。
プロだもん。そりゃ勝つ方法選ぶさ。
ってか、あれはハメ手じゃねーし。
だから胸張って欲しい。
しかし、今回の電王戦は本当に色々起きたなぁ。
波瀾万丈だったよ。
ドワンゴ的には、電王戦系は、新たな形で続けていきたい、今日それを発表したかったが、諸事情で出来なかったが、と言う話であった。(カワンゴ談)
ともあれ、ニコ生で面白い企画またやって欲しいです。
ニコ生と将棋の相性は本当にいいので。
だってテレビとかじゃ無理じゃん。タイトル戦の中継生放送とか。
ああいうのなかったら、私もこんなに見る将になってなかったと思う。
色々と、後味が良いという終わり方にはならなかったけれど、面白かったよ。
わたし的には、永瀬という逸材を知れた(それ以前は千日手を良く指す人ぐらいの認識だったw)ので、それでいい。
好きな棋士が増えていくのは幸せである。
私は将棋の棋士が好きです。