寄生獣を三回以上読み返した。
何故なんだろう。
まぁキッカケはちょっと前に見たマンガ夜話であることは確かなんだけれど。
こうやって、人の首が、パラサイトの首が、容赦なく飛ぶマンガを私はここ最近よく読んでたなぁ。
高橋留美子の人魚シリーズとか。
フィクションだけならよかったんだけれどねー。
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夜話の中で、岡田斗司夫が「寄生獣は第三巻までで大体の物語は起こってしまっている」と言ってて、読み返してみたらホントだった。
三巻までに、大体起きてしまってた。
が故に、残り七巻(全十巻)でどうなってたっけ、ってのが割と曖昧になってたので
そこを中心に読み、最初から読み、8巻辺りからまた読み、最初から読み、をずっと繰り返していたのだけれど。
ミギーかわいい。
孤独だけがくっきりと。これが死か。
と、シワシワっとなってくとことか、もう切ない。
アニメはまぁまぁ出来がよかったみたいだけれど、映画はどうだったんだろうなぁ。
実写は概ね蹂躙されることが多いから。。。
キャシャーンとか、デビルマンとか。。。
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あのオレンジの服を見た時に、ああ、この人達はもう助かるまい、と正直思ったのだけれど
やっぱり助からなかった。
それは「助かるまい。へっへっへ」と思っていたのではなく、ズーンと暗くなる「助かるまい・・・」だったのだけれど。
昨日見たイスイス団のNHKスペシャルでは、「殺人は日常的に行われている」とのことで、
人が死ぬ、人を殺すという事が日常的だとすると、それは感覚が麻痺してしまい、平気で殺しちゃう人たちなんだなぁと。
しかも聖戦ですから、罪悪感なんてかけらもないのでしょうし。
戦争が身近にあってしまうと、それはきっと誰でもそうなるだろう。
ホンの数十年前の日本だってそうだった。
敵を竹槍で、みたいな教育が実際に行われていたし。
宗教が絡んでるのが余計ややこしいな、と。
大義名分があるし、洗脳もやりやすい。
ああ、今後が難しい、と本当に思うのです。
相手は国じゃないので余計に。