数日前に吉本隆明の番組を見た。
思想やら哲学やらにトンと無縁で、名前は知ってても何を考えていたのか良く知らない人。
良く知らないけど、なんか正しいこと言ってそうなおじいさん。
無教養の私にとって、吉本隆明とはそんな感じの人だった。
しかも、リューメイとずっと思っていた。
タカアキなんですって。
でも、お年を召した、というか、学生運動華やかなりし頃の信奉者(という言い方がいいのかどうかちょっとわかんないけど)はリューメイさん呼びしてたな。
ってことは別にリューメイでもいいのか。
ジョニー・ロットンとジョン・ライドンの差みたいなモノと捉えてよろしいか。
何故番組を見たかと言うと、ミチロウが出るから、と言うややミーハーな理由。
吉本隆明がどういう人だったのか知りたかったってのもあった。
で、番組で見る限り。
あ、わかりやすい。
っていうか、大勢がそういう意見の時に、少数側として「こういう見方もある」と提言するように心がけていた、というのが、実に自分に心地よかった、というか。
あ、20歳ぐらいの時に何故読まなかった、オレ。
という感想であった。
で、ほぼ日で、吉本隆明の講演の無料開放が始まっていたので、会社の行き帰りにちょっと聞いてみる事に。
今日は(まだ半分ぐらいだけれど)「子どもの哲学」と言うのを聞いてみている。
テキストも付いているので、結構集中して聞けます。
全部聞かないと、アレコレ言えないし、全部聞いても私の事だからアレコレ言葉に出来ない可能性のほうが高いですが、面白いです。
興味深いというか。
っていうか、ホントは吉本隆明あんまり知らないっていうのも、ホント無教養晒すみたいでヤなんだけれど、無教養だから仕方ないよね。
私には本当に何一つ教養がないな、と思う今日このごろです。
年取って知ることいっぱい。
幸せー。(半分ほんと)