2005年6月26日

とんでもテレビ

と学会、というのをご存知だろうか。
有名なのでご存知の方も多いと思う。

 トンデモ本とは、著者の意図とはちがった見方で読んでみたらとても面白い本のことです。UFO、ノストラダムス、ユダヤの陰謀などなど、さまざまなテーマで大真面目にボケをかましてくる素晴らしい本たち。

「トンデモ本」を集めて楽しむ読書集団が「と学会」である。

昨日、何気にザッピングしてたら10チャンネル(テレビ朝日)で
ジュラシックコード〜人類700万年・封印された脳内恐竜の謎〜
という番組をやっていた。
ナビゲーターが筧利夫だったので見てみることに。

や、この番組が「トンデモ本」ならぬ「とんでもテレビ」だったのですよ。

脳の一部「脳幹」が「本能が支配する「爬虫類時代の脳」」と定義づけ
ジュラシックコードをキーワードに歴史を紐解いていくのだが
コレがもうなんかトンデモなかった。

やれ「岩の頂上にある修道院が脳みその形に似てはいないだろうか?」だの
「中世の禁欲的な暮らしは新皮質による脳の抑制に似てはいないだろうか?」だの
挙句の果てにダヴィンチが書いた「モナ・リザ」の「微笑」は
中世の禁欲的な時代に別れを告げるサインだったの「かもしれない」だの。

最初の方はそこそこ真面目に見ていたのだが
「霊長類(サル)になってから欲望が抑制出来るようになった」と
バナナを食べようとするサルに「待て」と言ったら待てる例を出し
「そんなの犬でも「待て」は出来るだろ」と疑問を抱き、
「修道院が脳みそに似てる」のくだりで吹いてしまい
その後も続くトンデモ理論に別の意味で釘付けになってしまい、結局最後まで見てしまった。

戦争やら何やらが起きる時の説明をする時に
「またジュラシックコードが暴れ出したのだ」とかなんとかナレーションが流れて
そのたびにいちいちCGの恐竜が殺しあうムービーが流れたりしてとっても陳腐。
そもそも「恐竜の脳」だの「ジュラシックコード」だのを引っ張り出してくる意味がわからない。
やってることは、単なる「今までの人類の歴史を振り返ってみよう!」でした。

そうやって色んな歴史の闘争の繰り返しを散々「ジュラシックコード」のせいにした挙句
唐突に「人類の進化はジュラシックコードがあったからこそだったのだ!」
結論付けて終わる、と言う開いた口がふさがらない感じの終わり方。

おかげさんで、9時から見ようと思っていた「記憶のチカラ」が類似品に見えてしまい
その手の番組に食傷してしまったワタクシは
「海猿」の方を見てしまいました。

海猿は予定調和っぽかったけどまぁまぁ面白かったデス。
ドラマも見てしまいそうデス。

しかし、ジュラシックコード。
キャノンもよくあんな番組作ったもんだな。
後、筧さん、仕事選んでください。

やー、流石テレビ朝日。
色んな意味で面白かったけど、もうオナカイッパイ。
暫らくあの手の番組はイイや。


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Posted by otama at 22:39
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コメント

まじめな番組だと思ってた。
そんな内容だったとは。
otamaさんと一緒に
otamaさんの突っ込みを聞きながら
見てみたい。
きっと最初から最後まで笑えるに違いない。

Posted by: 土方 at 2005/06/27 11:13

otamaさんとテレビを見るオフ。
や ら な い か ?

Posted by: へなっ at 2005/06/27 21:46

ははははははははは・・・
いいねぇ。
「かも知れない」っての私大好きです。

Posted by: angie at 2005/06/28 08:00

>土方さん
そう。私も真面目モードから切り替えるのにちょっと時間が掛かりました。
ってか、「えー」「うそーん」「んなばかなー」の連発でしたよ。
「次はこうなると予想!」「あ、あたった」みたいな安易な番組でした。(笑)
でも、見てるときは結構イライラしてしまったなぁ。
こう、なんつーか「時間を無駄に使わされてる俺」感がムンムンと(W

>へなっさま
みんなに披露したいPVが一本だけあるんだなぁ。
いつの日か披露出来るときが来るといいなぁ。
でも、私の解説付きじゃないと多分面白くないんだなぁ。

>アンジー
「かもしれない」だらけでしたよ。(泣)
なんか、その後の唐沢を結構楽しみにしてたので
シオシオにされて、その恨みの方が高かった(笑)

Posted by: otama at 2005/06/28 23:30

キャノンスペシャルジュラッシクパークテレビ番組録画をお譲り下さい。VHS,DVDでお送り下さい。1万円位でお譲り頂ければ幸甚に存じます。

Posted by: 文野晴彦 at 2006/01/21 00:55
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