2004年10月24日

BSマンガ夜話−はみだしっ子−

ここ最近、過去のBSマンガ夜話を見たりしてるんだけど
ゲストがアホだったり、的外れだったりすると
もう、イライラしてしまって
タイムマシンを操って殴りこみに行きたくなる。

一昨日、「はみだしっ子」のマンガ夜話を見た。(1997年放送)
ゲストが清水みち子と鷺沢萠だったのだが
ゲストを見た瞬間に期待したのは清水みち子の方だったんだけど
実際にちゃんと語れていたのは鷺沢萠の方だった。

清水みち子の方は「当時身近になかった外国(ヨーロッパ)目の前に現れた感じがして
そこがよかった」との感想だったが
その感想は少々はわかる気がするものの、
「ヨーロッパを感じさせる作品は萩尾望都のトーマやポーがあっただろ」と。

鷺沢萠は小学生の頃に兄弟ではまりまくったとの事で
「今読むとすごく恥ずかしいし、はまっていた、と言う過去は隠したい、人には言えない」
と、繰り返し言っていた。

BSマンガ夜話を見た後、読み返してみたがものすごく暗い。
愛されなかった子供たちの自己陶酔の入った暗く青臭いセリフが満載だ。
字がイッパイで内容は困難。
思春期のあるタイプの女子にはたまらないだろう。
私も「はまる」まではいかなかったが途中までは割と面白く読んでいた。
(途中からは字が多すぎ、能書きが多すぎ、暗すぎ、で挫折)

そういう自分を告白し、「恥ずかしい」と言った鷺沢さんに興味を持ち
どんな作品を書いている人なのだろうか、と検索してみたら、
今年の4月に亡くなっていた・・・。
死因は自殺だったそうだ。
遺書等はなく、とっさの自殺だったらしい。

うーむ、コレはちょっとショックだったなー。
別にBSマンガ夜話に出てたのは7年前だし、
たまたま私が見たのが2004年だっただけなんですが。

だから、別にはみだしっ子読んでたから、と強引に結びつける気はないし
それはあまりにも短絡だろう、とは思うけど、
でも、でも。。。。

と、思わせる力が確実に「はみだしっ子」にはあるのだな。
負の引力、とでも言いましょうか。

ともあれ、半年遅れになりますが
鷺沢萠さんのご冥福をお祈り致します。


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Posted by otama at 22:14
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